banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

富士山麓電気鉄道 河口湖(かわぐちこ)駅 Fujikyu Railway Kawaguchiko Station
2010(平成22)年6月訪問 GoogleMap「河口湖駅」

駅名標 駅舎 駅構内

JR新宿駅から中央本線特急列車と富士急行線を乗り継いで約2時間。駅名のとおり河口湖から徒歩約10分の位置にある富士急行線の終着駅で、富士山五合目や新宿方面など各地へのバス路線が集まる、観光地の交通結節点である。駅弁が2010年3月に生まれたが、2度の撤退で今は何もない。1950(昭和25)年8月24日開業、山梨県南都留郡富士河口湖町船津。

【終売】富士山炭火焼肉弁当(1,050円)Fujisan Yakiniku Bento (end of sales)
2017年1月14日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 14, 2017

掛紙 中身
掛紙 掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年10月15日の発売か。調製元はJR小淵沢駅の駅弁屋。従前から河口湖駅のエキナカのカフェの店頭で実施されていた、小淵沢駅弁の主張販売の取扱商品に加わったのではないかと思う。水色のパッケージには、大月駅と河口湖駅を結ぶ富士急行の観光列車「フジサン特急」のイラストや停車駅付き路線図などが描かれる。

中身は、白御飯を牛肉煮、錦糸卵、シイタケ煮、ニンジン煮、山菜、ダイコン桜漬けで覆うもの。食べる部分だけ見れば、肉の味は良くても量が少なくて淋しい、三流の牛肉駅弁。肉と具を仕切るバランの形状がお見事で、これは外国人に人気の観光地にふさわしい。2017年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
富士急行 河口湖(かわぐちこ)駅 1950(昭和25)年8月24日開業 山梨県南都留郡富士河口湖町船津
調製元
株式会社 丸政 山梨県北杜市小淵沢町996 0551(36)2521

【終売】甲州名物豚味噌焼き弁当(830円)Koshu Meibutsu Buta Misoyaki Bento (end of sales)
2014年7月18日に河口湖駅のカフェで購入 Jul. 18, 2014

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年3月21日の河口湖駅構内イベント「春の富士急のりものフェスタ」で売られた、富士急行線内では初めての駅弁。ボール紙でできた長方形の箱に透明なふたをして、駅弁の名前やおしながきなどを書いたモノクロの掛紙を巻く。

中身はミルキークイーンの白御飯の上にフジザクラポークの味噌焼きを貼り、河口湖産の赤玉卵を使った玉子焼を収め、鳴沢菜のなたわり漬けを添えるもの。山梨県産の食材をふんだんに使ったという。見栄えにこそ工業製品の雰囲気があるが、分量も常温での味もやや上品な感じ。

掛紙には「富士登山電車」の文字とマークがある。京王電鉄から買ってきた中古車を、デザイナーを入れて徹底的に車内を改造し、2009年8月に登場した観光列車。車内で駅弁の販売はないが、床や椅子や窓枠に明るい木材を使用した車内、アテンダントの乗務、車窓案内や下吉田駅での観光停車など、富士山麓の鉄道移動を彩る仕掛けが詰まる。

価格は2010年の発売時で800円、2014年4月の消費税率改定で830円。2017年時点で富士急行の公式サイトには掲載され続けているが、販売を終えているようで、予約でも買えない。2018年から2019年までは、買えた日もあったらしい。

※2021年3月補訂:現況を追記
※2017年7月補訂:終売を追記
※2017年3月補訂:写真を更新
※2015年1月補訂:値上げを追記
販売駅
富士急行 河口湖(かわぐちこ)駅 1950(昭和25)年8月24日開業 山梨県南都留郡富士河口湖町船津
調製元
株式会社 フジヤマ・クオリティ 山梨県南都留郡富士河口湖町船津3624 連絡先の記載なし

【掛紙】甲州名物豚味噌焼き弁当(800円)Koshu Meibutsu Buta Misoyaki Bento
2010年6月18日に河口湖駅のカフェで購入 Jul. 18, 2010

掛紙 中身

2010(平成22)年6月18日に購入した、河口湖駅弁の掛紙。絵柄も中身も、上記の2014年のものと変わらないが、調製元の社名が変わった。

販売駅
富士急行 河口湖(かわぐちこ)駅 1950(昭和25)年8月24日開業 山梨県南都留郡富士河口湖町船津
調製元
株式会社 ピカ 山梨県南都留郡富士河口湖町船津3624 連絡先の記載なし

【終売】ふじさん弁当(500円)Fujisan Bento (end of sales)
2017年5月13日に「富士登山電車」の車内で予約購入 May 13, 2017

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

富士急行の観光列車「富士山ビュー特急」の運転開始に合わせて、2016(平成28)年4月23日に発売か。駅ではなく、同列車と「富士登山電車」の車内でのみ売られるお弁当。紅白のおむすびと、焼サバとかまぼこと玉子焼と筑前煮を、竹皮で包み、富士山ビュー特急のイラストを描いた掛紙を巻く。

掛紙には商品名として「こむすび弁当」の名称が見える。日本の味覚が詰まった和風のお弁当とのことで、観光列車のイメージに合わせ、掛紙の絵柄はその列車のデザイナーによるもの。食事のためというよりは、そんな雰囲気を味わう軽食。なお、2017年6月23日からしばらくの間、販売を休止すると発表されている。2018年に終売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
調製元
おむすびろまん 山梨県大月市大月2−13−11 連絡先の記載なし
販売元
富士急行 株式会社 交通事業部 山梨県富士吉田市新西原5−2−1 0555(22)7106