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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 福知山(ふくちやま)駅 JR-West Fukuchiyama Station
2024(令和6)年3月訪問 GoogleMap「福知山駅」

駅名標 駅舎 駅構内

大阪駅から特急列車「こうのとり」で約1時間半。福知山市は京都府の北部で盆地に位置する、人口約7万人の城下町。戦国時代に明智光秀が築いた城が江戸時代に主に朽木氏の城下町となり、明治時代に鉄道が通じ陸軍が駐屯、第二次大戦後は工業団地を造成し、その期間を通して交通の要衝として人と物が交わる。駅弁は第二次大戦前からの駅弁屋が2002年に撤退、以後は豊岡駅の駅弁が売られたが廃業、その後はイベントでまれに売られることがある。1904(明治37)年11月3日開業、京都府福知山市天田。

【終売】大丹波光秀栗めし(1,200円)Ootanba Mitsuhide Kurimeshi (end of sales)
2020年1月25日に城崎温泉駅の売店で購入 Jan. 25, 2020

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

第29回福知山マラソンの開催に合わせ、2019(令和元)年11月23日に福知山駅に臨時売店を設けて発売。今の福知山駅では駅弁が売られないため、この駅弁がどこの駅のものか分からない。黄色いスリーブには福知山城と、京都府亀岡にある明智光秀像が描かれる。丹波国の大丹波エリアと明智光秀を表現したという中身は、赤飯にクリを載せ、鶏照焼、かぼちゃコロッケ、黒豆、ゆでキャベツ、ちまき餅、クルミなどのおかず。まともでしっかりした駅弁。2020年3月頃までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
株式会社 淡路屋 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3−6−18 078(431)1682

【終売】春日局お福弁当(920円)Kasuganotsubone Ofuku Bento (end of sales)
 

1989(平成元)年のNHK大河ドラマ「春日局」の放映を記念して、同年に発売した幕の内弁当風の駅弁。「お福」とは春日局の幼名とのこと。正方形の容器を対角線で仕切り、しめじの炊き込み御飯が半分、さらに3分割して鳥の唐揚・卵焼き・煮物・ふきや高野豆腐などが入る。骨付きの唐揚げは駅弁には珍しい。2002年9月15日限りで駅弁業者が撤退したため終売となった。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】幕の内弁当(価格不明)Makunouchi Bento
調製年月日不詳 1994

掛紙

入手状況から1994(平成6)年頃のものと思われる、昔の福知山駅弁の掛紙。属地的な情報が何もない掛紙に見えて、上部には明智光秀の家紋が青く入っており、ここで福知山とのつながりを取ることができる。明智光秀は織田信長を殺した日本史上の悪役として、小学生高学年以上の多くの日本人に認識されていると思うが、福知山では治水事業による城下町や農地の開発で街を発展させた功労者として、江戸時代から市民の信望を集めている。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】幕の内弁当(800円)Makunouchi Bento
1993年9月26日調製 Sep. 26, 1993

掛紙

入手状況から1993(平成5)年9月26日16時の調製と思われる、昔の福知山駅弁の掛紙の一部。上記の1994年頃のものと同じ。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】山陰名物かにずし(900円)San-in Meibutsu Kanizushi
1993年9月26日調製 Sep. 26, 1993

掛紙

入手状況から1993(平成5)年9月26日15時の調製と思われる、昔の福知山駅弁の掛紙の一部。京都府内や兵庫県内の山陰本線では、不思議と各駅や各社で同じような中身の駅弁が販売されていたことが、当時の写真からうかがえる。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】由良川名産 鮎寿し(価格不明)Yuragawa Meisan Ayuzushi
調製年月日不詳 1990's

掛紙

1990年代頃のものと思われる、昔の福知山駅弁の掛紙。山陰本線の京都から城崎までとその周辺では、駅弁販売駅ごとに容器と中身がそっくりな鮎姿寿司駅弁が売られていたが、嗜好の変化や駅弁屋の撤退で、今は紹介例も購入報告もほとんど見ない。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】折詰御料理(価格不明)Orizume Oryori
調製年月日不詳 1977

掛紙

入手状況から1977(昭和52)年頃のものと思われる、昔の福知山駅弁の掛紙。あるいはその紙質とデザインから、駅弁業者が調製する仕出し弁当向けの掛紙かもしれない。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1−2 0773(22)4052

【掛紙】特製幕の内弁当(300円)Tokusei Makunouchi Bento
調製年月日不詳 1970's

掛紙

1970年代の5月7日10時の調製と思われる、昔の福知山駅弁の掛紙。収集者は1970(昭和45)年7月10日の調製とみなし、調製印に数字を書き加えたが、書式上無理がある。1970(昭和45)年8月から1975(昭和50)年10月まで舞鶴港〜敦賀港〜小樽港の日本海航路に就航した「すずらん丸」を描くため、その期間のものか。北近畿の観光名所と国鉄路線図を過不足なく描くほか、福知山駅の駅弁が「幕の内弁当」「うなぎめし」「鮎ずし」「栗めし」であることがわかる。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 京都府福知山市末広町1の2 0773(22)4052

【掛紙】御弁當(100円)Obento
調製年月日不詳 1950's

掛紙

1950年代、昭和30年代の、8月18日11時の調製と思われる、昔の福知山駅弁の掛紙。城と家紋と、福知山音頭の踊り手を描いているように見えるが、城と家紋は福知山のものとは微妙に異なるように思える。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
福知山駅弁 有限会社 福知山駅 1152番

【掛紙】上等御辨當(30銭)Joto Obento
1931年2月1日調製 Feb. 1, 1931

掛紙

1931(昭和6)年2月1日の調製と思われる、昔の福知山駅弁のとても小さな掛紙。あるいは6月2日1時の調製だろうか。「亀の家」とは現在でいうどこの業者なのだろう。

販売駅
山陰本線 福知山(ふくちやま)駅 1904(明治37)年11月3日開業 京都府福知山市天田
調製元
亀の家 所在地の記載なし 連絡先の記載なし