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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 大分(おおいた)駅2013年11月29日訪問Googleマップ「大分駅」
JR-Kyushu Oita Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急「ソニック」で約2時間、日豊・久大・豊肥の3路線が交わる鉄道結節点。大分市は九州東部で瀬戸内海に面した人口約48万人の城下町で、県庁所在地であり新産業都市指定の工業都市。駅弁は改札外高架下商業施設の一角で惣菜のように販売される。1911(明治44)年11月1日開業、大分県大分市要町。

JR九州 別府(べっぷ)駅2021年1月30日訪問Googleマップ「別府駅」
JR-Kyushu Beppu Station

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急「ソニック」で約2時間、すべての列車が停車する、別府温泉の玄関口。別府市は大分県中央部で別府湾に面した、人口約12万人の温泉町で、国内最大規模の温泉を抱える観光都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が2007年11月に撤退、後に地元の鶏飯屋が立ち売りを始めたが、現在はなくなっている模様。1911(明治44)年11月1日開業、大分県別府市駅前町。

駅弁屋の中津風唐揚げ弁当(880円)2020年1月25日に京都駅の駅弁売店で購入
Ekibenya no Nakatsu-Fu Karaage Bento

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2018(平成30)年の秋に新大阪駅で発売か。鹿児島県の松栄軒の駅弁は、大分駅でも販売されているというから、これは大分駅の駅弁でもあるのだろうか。白御飯を錦糸卵や刻み海苔、駅弁にしては大きめの鶏唐揚や煮玉子で覆い、高菜と柴漬けを添える。唐揚げ弁当は駅弁には多くないが、これは衣が色も厚みも薄く、唐揚げというよりは竜田揚のような軽さを持つ。衣でなく肉に味を付けることが、中津からあげの特徴だという。大分県中津市には不思議と鶏唐揚屋が多かったそうで、21世紀になってからこれを「中津からあげ」と名付け、宣伝されるようになった。

販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

とり天にぎり寿し(1,200円)2021年1月30に別府駅の売店「別府銘品蔵」で購入
Toriten Nigirizushi

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2014(平成26)年と思われる調製元の大分駅への進出と同時に発売か。2017(平成29)年4月におかず付きへリニューアル。酢飯に鶏肉の天ぷらを合わせて海苔で巻く、とり天にぎり寿しを6個並べ、鶏肉団子と玉子焼、たらフライ、ししとう揚げ、玉子焼、サツマイモといった揚げ物を添える。中身が鶏だらけで、揚げ物と焼き物でできている、芯のある内容。見た目で油の重たさを感じそうでも、味はその範囲で意外にさわやか。

販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
有限会社 寿し由 大分県大分市豊海4丁目1番1号 大分市公設卸売市場 097(513)5612

【終売】とり天にぎり寿し(756円)2014年11月3日に大分駅の駅弁売り場で購入
Toriten Nigirizushi (end of sales)

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上記の駅弁「とり天にぎり寿し」の、2014(平成26)年の発売時の姿。当時はとり天にぎり寿しのみを6個詰める、よりシンプルな内容だった。2017(平成29)年4月におかず付きで1,080円の商品へリニューアル。

※2021年3月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
※2020年6月補訂:値上げを追記
販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
有限会社 寿し由 大分県大分市豊海4丁目1番1号 大分市公設卸売市場 097(513)5612

【終売】大分名物豊後牛温たまのせ(1,029円)2014年11月3日に大分駅の駅弁売り場で購入
Toriten Nigirizushi (end of sales)

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この調製元の弁当が大分駅に置かれ始めた2012(平成24)年前後の発売か。不思議と白飯の半分だけ牛焼肉で覆い、温泉卵を載せ、漬物を添えた牛丼弁当。肉が豊後牛で、ネギやタマネギが適度に混じり、駅弁の名物にはならなかったが、おいしい牛肉弁当だった。収穫報告がまったく聞かれないため、現存を含め詳細は不詳。2016年頃までには駅から撤退したのではないかと思う。

※2020年6月補訂:終売を追記
販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
有限会社 まるみや 大分県大分市新川2丁目1−3 097(536)3348

【終売】ケコちゃんカップ(300円)2012年2月25日に別府駅の改札外コンコース台売りで購入
Keko-chan Cup (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

大分限定の名物「とり天」の、駅で買えたパッケージ。小鳥かニワトリを描いた赤い紙製カップの中に、鶏肉に小麦粉ベースと思われる衣を厚めに付けた小柄な天ぷらがゴロゴロと詰まり、ポン酢の袋が添えられる。味は見た目に違いかなりあっさりしており、とてもお手軽なファストフード。

調製元は別府駅の高架下にふたつの直営店舗を持つ大分市のとり天屋さん。2006(平成18)年9月に約30年ぶりとなる別府駅のホーム上の駅弁の立ち売りを始めたことでも知られる。これは1年も続かなかったようだが、その後も線路の真下でとり天や鶏唐揚やこれらが入った弁当を販売した。この店舗は2013年3月限りで閉店したそうな。「ケコちゃん」とはカップに描かれる調製元のマスコットキャラクター。

※2020年6月補訂:閉店と終売を追記
販売駅
日豊本線 別府(べっぷ)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町
調製元
株式会社 学食 大分県大分市賀来北2丁目13−3 097(549)0188

【終売】豊のしゃも弁当(1,000円)2009年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Toyo no Shamo Bento (end of sales)

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おそらく2007(平成19)年10月までに発売された、大分駅弁の後継業者の新作。駅でもスーパーでもよく見るタイプの、トレーを接着した長方形の容器に透明なふたをして、墨絵の風景画に駅弁の名前を書いたデザインな掛紙をかける。中身は茶飯の上に「豊のしゃも」を使用したという鶏そぼろと玉子そぼろを混ぜて敷き詰め、高菜と生姜を添えるもの。水気豊かな柔らかさ。現地版は2種のそぼろが混合せずに対角線で分かれ、付合せも一部異なる模様。調製元は2013年までに駅から撤退か。

「豊のしゃも」とは、大分県畜産試験場でシャモと九州ロードを掛け合わせて1987(昭和62)年に登場したブランド地鶏。名付け親はあの平松大分県知事(当時)で、1997(平成9)年の本格販売から10年以上経っても品種改良継続中とか。行政や地元紙や食べた人はおいしいおいしいと吹聴するものの、知名度はまだ足りない。駅弁としては、催事では「豊後牛めし」に完敗している印象だが、現地では負けず劣らぬ人気だそうな。

※2020年6月補訂:終売を追記
販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 BIOTIC JAPAN(ビオティックジャパン)大分県豊後大野市三重町川辺804番地 0974(24)5556

【終売】豊後牛めし(1,000円)2008年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
Bungo Gyumeshi (end of sales)

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2007(平成19)年10月までに発売された、大分駅弁の後継業者の新作。駅でもスーパーでもよく見るタイプの、トレーを接着した長方形の容器に透明なふたをして、墨絵の風景画に駅弁の名前を独特の書体で大書きした、あまり見ないタイプのデザインな掛紙をかける。中身は駅弁の名前どおりの牛めしで、ワイルドに刻んだ甘辛な牛肉と糸こんにゃくで御飯を覆う。厚め固め濃いめの風味が個性的。調製元は2013年までに駅から撤退か。

戦前からの大分の駅弁屋で、国鉄時代は日豊本線沿線に支店を展開し各地で個性的な駅弁を出していた梅の家が、2007(平成19)年11月に駅弁から撤退したことで、大分県から国鉄時代からの、あるいは20世紀からの駅弁屋が消滅した。2008(平成20)年5月現在では、牛めしやしゃも弁当のここが大分駅で、とり天弁当の学食が別府駅で、高菜の巻寿司や弁当の寶屋(たからや)が日田駅で、それぞれ駅弁を守っていた。

※2020年6月補訂:終売を追記
販売駅
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 BIOTIC JAPAN(ビオティックジャパン)大分県豊後大野市三重町川辺804番地 0974(24)5556

【終売】卵とり地鶏弁当(1,050円)2005年9月10日に別府駅の改札外高架下商店街で購入
Tamagotorijidori Bento (end of sales)

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2002(平成14)年5月の登場、というより旧来の駅弁「地鶏弁当」のリニューアルか。大分駅弁らしい大きめ長めな長方形経木枠の容器に木目調ボール紙のフタをして、地鶏弁当の文字だけ変えた昭和レトロな絵柄の掛紙で包み、2本のゴムで十字にしばる。

中身は鶏御飯に鶏照焼と錦糸卵などを載せ、薩摩芋などの天ぷらや椎茸などの煮物などを添え、デザートはかぼすゼリー。内容の割に高価と思えるが、それに見合う鶏や具の品質を備えると思うし、掛紙も中身も風味もまさに駅弁風なのがうれしい。

卵とり地鶏とは変な名前だが、大分県中津市耶馬溪町の下郷農協で有精卵を一年間生み続けた産卵用地鶏を食肉用に飼育し直したから、この名前で良いらしい。つまり若鶏ではないのだが、そう言われると円熟の風味がしたような。

大分の駅弁屋さんはかつて佐伯駅にも支店があり、日本最初のきじ肉駅弁を販売していたが、現在は延岡とともに撤退してしまった。

この駅弁は、2007(平成19)年11月の駅弁業者撤退により終売となったと思われる。

※2008年1月補訂:業者撤退を追記
販売駅
日豊本線 別府(べっぷ)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町
日豊本線 大分(おおいた)駅 1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町
調製元
株式会社 梅の家 大分県大分市末広町1−2−27 097(535)1011