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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

駅弁資料館談話室へ2005年9月1日から15日までに投稿された記事です。

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月曜日の収穫  投稿者: まっこうくじら(館長)
投稿日:2005年 9月13日(火)01時14分3秒

こんばんは、まっこうくじらです。最終日昨日の収穫です。

●2005年9月12日(月)
福岡県・天神バスターミナル「バス弁(竹)」(600円)
福岡県・福岡空港「鰻ちらし」(1,000円)
福岡県・福岡空港「九州和牛霜降肉 牛めし」(1,000円)
福岡県・福岡空港「特選博多一番どりかしわめし弁当」(450円)
鹿児島県・鹿児島空港(華ごよみ)(820円)
鹿児島県・鹿児島空港(お料理弁当)(820円)

再びドリームにちりんで博多へ。
鹿児島から宮崎までは高速バスでつなぎましたが、
1993年製の車両が悪いのか1981年製の道路が悪いのか、
ゆらゆらではなくガタガタという感じのすごい振動。
自身の体のほうも夜行三連泊で疲れが見え始めました。

地下鉄一日乗車券での七隈線往復で九州鉄道全線を再び完乗し、
戻った天神で再度バス弁に挑戦、
今度は4種中最高額品を除く3種があり、別パッケージを収穫。
中身は鶏飯に煮物と焼魚と唐揚と明太子、前日より安いのに美味で、
少々の地域色もあるので駅弁大会に来るのならこれがいいかと。

さらに一日乗車券で箱崎宮など沿線を散策し、福岡空港へ。
運悪く搭乗便が場末の扱いの第1ターミナル出発で、
空弁は安全検査場外がゼロ、場内に3種と安値棒寿司5種のみ。
「割烹味美」調製の小柄な極彩色正方形発泡材容器の千円空弁は、
それぞれ少量のひつまぶし風鰻丼と半熟黄身付牛丼で、
パッケージと店員の対応が素っ気ないことを気にしなければ
高価ですが良い品質と風味を感じます。

これらの半額以下の鶏飯は「フクチョウ」製。
当館収蔵のプレナス製博多駅弁の調製元も今は全部こちらの模様。
これはいわば掛紙付きコンビニ弁当で、品質や風味もそれなりですが、
こんな空弁が存在すること自体が多様性の現れかと。

鹿児島空港は約一時間の滞在。昨年末訪問時と同じく相変わらず空弁はなく、
汎用総菜紙箱入りの弁当を買いましたが、外観も内容も分量も空弁失格。
JAL系売店もANA系売店も利用者数も中長距離路線もあるのに
空弁がサッパリなのは、強力な参入規制でもあるのでしょうか。

次の遠征はたぶん来月末の天橋立。
その頃になるとスーパーから駅弁大会のチラシが舞い込むと思います。
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日曜日の収穫  投稿者: まっこうくじら(館長)
投稿日:2005年 9月12日(月)21時45分54秒

こんばんは、まっこうくじらです。引き続き翌日の収穫です。

●2005年9月11日(日)
熊本県・肥薩線人吉駅「山麓おむすび」(370円)
鹿児島県・肥薩線吉松駅「御弁当」(630円)
鹿児島県・鹿児島本線川内駅「さつま味弁」(500円)
鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「さつまの旅路」(850円)

ガラガラのドリームにちりんで博多へ。
南宮崎駅前夜発のはずが大雨遅延で当日未明発に変更、
その場合に前日までの乗り放題切符が使えるかで議論になりますが、
無案内で利用OKという常識的な取り扱いでした。
仮にNGでも2枚目の九遊きっぷがあったのですが。(^_^;

日豊本線田野〜都城間不通代行バス無の情報で旅程を練り直し、
当初予定の早岐や佐世保を捨てて人吉や吉松を選択したため、
まずはリレーつばめとくまがわ号で人吉へ。
しかし立売の姿はなく、駅舎内売店も定番の3種のみ、
駅前の調製所もまるで総菜売り場で、なんとか1種だけ収穫。
当館に日本暇人協会会長さん(当時)の写真だけ収蔵していますが、
鎮座する握り飯は直径10センチ、高さ5センチくらいか、
実物がこんなに巨大だとは思わず、びっくりしました。

団体客で大騒ぎのいさぶろう号で吉松へ。
当館等での情報どおり、1・2番ホームの売店が開き立売もあり。
しかし駅弁はいずれも630円の幕の内1種だけのようですし、
はやとの風号3分接続がいさぶろう号4分遅延でさらに慌ただしく、
売店も立売も今回の販売は空振りだった模様。
団体さんは屋根が付いた保存SLの脇にできた観光売店を物色し、
かつての駅弁調製所のあたりに停めた観光バスで去っていきました。

こちらは列車を1本落とし、立売で駅弁を、売店でお茶を購入。
ホカホカ御飯と冷蔵おかずの組み合わせは前回訪問時と同じで、
価格は下がり内容は少変化、風味よりは風情で食べる駅弁かと。
枠が発泡材で底が経木という珍しい容器で御飯の風味は良好。
しかし急行廃止から特急新設までの4年半をよく耐えたもので、
人吉と嘉例川ともども肥薩線の駅弁の灯を守っていければ。

ディーゼル鈍行と電車鈍行と新幹線を乗り継いで川内へ。
改札外待合室の一角のコンビニ型キヨスクで最後の一個を収穫。
他にべっぴんさん・うなぎ弁当・つばめ弁当も扱うようで
見本のシートがありました。べっぴんさんは鹿児島中央駅にもあり。
新水俣で食べた川内最安駅弁は、おかずいらずのじゃこめしに
薩摩揚や鯖竜田揚やカレーコロッケなどが付くお買い得品。
木枠の容器に掛紙をかけて五百円で提供とはなかなかのもの。

次は出水。改札外待合室の売店に加えその向かいの物産館にも
えびと鮎の掲示だけで実物はなし。かごんま黒豚弁当は掲示もなし。
九州新幹線開業時の報道どおり、旧JR駅舎に駅弁屋が入居した、
というより、新幹線とおれんじ鉄道がそれぞれ新駅舎を建てて
廃用となった旧JR駅舎を乗っ取った感じの建物は、
旧コンコースと旧待合室は無改装ですすけており、少々不気味。
そもそも新幹線駅構内を除き付近に人気(ひとけ)がありません。

さらに新水俣。前2駅と同じスタイルの改札外待合室併設売店に、
かつて水俣駅売店で見た弁当と同じ調製元の総菜が多数。
ひとつでも掛紙があれば、駅弁として喜んで収穫するのに。
最後の新八代は、このしろ寿司があり鮎屋三代は売り切れ、
加えて名前だけ「はも重」(1,050円)の掲示がありました。
今後の駅弁大会で買える気がして、収穫は見送り。

鹿児島中央駅に戻りコンコースの駅弁屋に向かうも、
18時台は店仕舞いの時間なのか、まともな商品はなし、
新幹線改札内の焼酎バーにいた駅弁っぽい弁当を収穫しました。
中身は3個ずつの豚の太巻き、鳥の細巻き、きびなごのばってら、
いずれも具が少ないのは上品なのかケチったのか。
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土曜日の収穫  投稿者: まっこうくじら(館長)
投稿日:2005年 9月12日(月)21時42分18秒

こんばんは、まっこうくじらです。久しぶりの収穫報告です。
0泊4日の日程で九州に行きました。

●2005年9月10日(土)
福岡県・天神バスターミナル「バス弁(松)」(800円)
大分県・日豊本線別府駅「大分の味物語」(980円)
大分県・日豊本線別府駅「卵とり地鶏弁当」(1,050円)
大分県・日豊本線別府駅「豊後あじ寿司」(800円)
大分県・日豊本線佐伯駅「柿の葉寿司」(1,470円)

前夜の新宿からほぼ満席の高速バス「はかた号」で九州へ。
日本最長距離の路線バスは、どうも日本一切符の買いにくいバスのようで、
予約窓口をたらい回され、切符購入可能時間がえらく短かく、
旅行会社もバス会社間の板挟みとなり、予約購入完了に2日3時間がかり。
最近の運行開始ではないのにやけに手際が悪いと思ったら、
バス1台の乗客は見事に九州風の中年女性で染まっており、
リピーターしか使わない路線だからOKなのでしょう。

新宿の高速バスターミナルに駅弁風の弁当はなし。
終点の天神バスターミナルで噂のバス弁を探索し、乗車口の売店の店頭で難なく発見。
外箱で2種、中身で2種で合計4種があるようですが、
外箱1種が売り切れとあり、もう一種で安いほうを購入。
ボール紙パッケージの西鉄ロゴと「バス弁」の文字にそそられますが、
9分割の中身の品質はそうでもないような。せめてウンチクがあれば。

今回の九州遠征は、引退間近なYS11の最初で最後の搭乗と、
九州新幹線・七隈線・ラクテンチケーブルの乗車が目的ですので、
その合間に駅弁を拾います。まずはソニック号で別府へ。
最近改装の別府駅では、改札から右斜前方の売店で梅の家の駅弁を、
左斜前方の売店で他社の駅弁を扱う模様。今回は右で三種を収穫。

大分の味物語は、先日の九州駅弁コンテスト「私のレシピ」最優秀作品の商品化。
大分の駅弁はランキング惨敗だからココに持ってきたのかどうか。(^_^;
中身の見栄えや盛り付けにもう一工夫欲しい気はしましたが、
普通の駅弁や弁当に見られない味や形のおかずを楽しめるもの。
一方で「一村一品大分の味」のサブタイトルが付いた鶏飯は、
掛紙も中身も風味も駅弁風。価格に目をつぶれば良い駅弁です。

鯵寿司は駅弁大会や駅弁紹介で見る棒寿司ではなく、
生姜を盛りシソの葉を挟んだ酢締め鯵の握り寿司が8個、
底深容器で空間を広く取ったことで見栄え良く、味もOK。
味物語とこれは掛紙が桃色普通紙へのインクジェットプリンタ印字で、
あるにこしたことはありませんが、ちょっとさみしいような。

JR時刻表の駅弁販売駅の記号につられて佐伯で途中下車。
駅舎内待合室のキヨスクの腰高飲料ケース1個が弁当用になっており、
中身の軽食類と熊本(!)調製の幕の内はスーパーの総菜風でしたが、
ボール紙容器の柿の葉寿司の調製元が佐伯市で、これを駅弁と見なします。
18時台の訪問で御飯を売るとは、それなりの需要があるのでしょう。
腹具合が良く当日中に消費すると、鯖や鮭の脂の乗りが良く、
飯も酢も塩も最適で、12個1,470円の高価も納得のような。

さらに途中下車の延岡では、駅舎内コンビニの掲示のみを確認。
体裁は不明ですが鮎ずし2種・柿の葉寿司2種・鯖寿司・幕の内と
駅弁消滅駅らしからぬ商品数があるようです。
ここでも佐伯でも南宮崎でも売店に「車内販売なし」旨の掲示があり、
車販の撤退と引き換えに沿線の駅弁が充実したのかもしれません。
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台風で180度変わった旅 その3(完結)  投稿者: 山本町駅(瀬戸鷹)
投稿日:2005年 9月11日(日)15時00分16秒

3日目は阿蘇を目指すこととし、9時前のキハ200の普通に乗車。1番ホームの「音羽家」さんの売店で、(12)(13)をゲット。「あさりめし」とかはやはりこの時期はないようで、外箱とかを見て、この2品以外、「買ってみようかな・・」という気が起きなかったのが正直なところ。早速(12)から賞味してみると、長崎の同名のシロモノと同じように、比較的安価な割に、様々なおかずを楽しめるのが嬉しいところ。ただ、「熊本と中華料理」がピンと来ない感じがする・・と言うのは、当方の知識不足なのでしょうか?

結構車内は混んでいましたが、<あそBoy>を待ち受ける人が沿線にチラホラ見え出した立野で一斉に下車。3段目の場所ではすでに大勢の人が待ち受けていました。定刻に阿蘇へ着き、駅から3分ほど歩いた場所の市営温泉で一浴び。時間が勿体無いとは思いつつも、ここでSLを待ち受けることに。混乱を予想してか、熊本支社の社員が立ち入り禁止区域を作ったりと、徐々にSLを待ち受ける準備が進んでおりました。

11時くらいになって、地元の方が「SL引退を記念した弁当」の販売を始めましたが、恐らく現在では販売を終了したと思われるので、詳細は控えることとします。「先日はものすごく余った」とボヤいておりましたが、今日は30個完売だったようで何より。一過性が強いこういった類のシロモノには、あまり手を出さない主義なのですが、「地元の経済効果」を考えて1つ、相伴させていただきました。

<あそBoy>は引退が信じられないくらいよく整備された状態でしたが、恐らく見えない場所での疲れは相当のものなのでしょう。さすがに待ち構える人は多かったものの、他所で見られるような「どけ!」「ジャマや!」・・といった罵声とは無縁で、比較的平和裏に撮影できました。「ボ〜〜〜、ピヨォ〜〜ッ」という長い汽笛を発して、宮地へ発車していきました。

疲れがたまって普通に乗る気がなくなり、<九州横断特急>と<リレーつばめ>を乗り継いで大牟田へ向かうこととし、指定席のオール込み¥3,870を、「ナイスゴーイングカード」で¥2,340に割り引かせた私は、「JR九州の敵」でしょうか。しかもこの区間は距離が「99.0キロ」と微妙なところで、乗車券は銀水まで買う・・・というとこまでやってのけては・・。

しかし「指定席」は正解で、「<あそBoy>のギャラリーは予想していたが、まさかこれほどとは・・」と客室乗務員がコメントするほど、<九州横断特急>の自由席は立客多数の満員。熊本で1時間インターバルを置いて乗り継いだ<リレーつばめ>も、自由席はほぼ満員でした。

<九州横断特急>の車内で(13)を賞味し、阿蘇山などへのピクニック向けのおにぎり弁当に、掛け紙をかけたような感じでしたが、この数日間はさぞかし売れたことでしょう。少しの工夫で普段見逃しがちな駅弁が「名物弁当」に化けるのは、工夫のしどころというところでしょうか。熊本駅では16時ちょうどの<はやぶさ>を見ましたが、根強い利用客はあるものの、51分後の<リレーつばめ>に乗って博多へ向かえば、東京行<のぞみ>につながってその日の内に東京へ着いてしまう現実は、厳しいものがありますね。

<リレーつばめ>のワゴンサービスには、大牟田の「たいらぎ・・」のほか、新八代の「鮎屋三代」も積み込まれており、「ほほぉ、<リレーつばめ>にも搭載しだしたか」という感じ。それだけ人気のある証拠、ということでしょう。大牟田で快速<三井グリーンランド>に乗り換えましたが、それらしき目的客はあまりいないように見え、チョット行く末が心配です。「本当にここに新幹線の駅がいるの?」と自分でさえ感じさせた船小屋を過ぎ、鳥栖で下車。

家族などへの土産用に、真空パックの大・小を買って、博多へ。友人と一目会って駅前のネットカフェで休憩し、<ムーンライト九州>へ。翌朝の岡山で小腹が空いたので小のしゅうまいを開けました。パッケージにも書いてはいたものの、店員さんに「本当にこのままでの食べられるのですか?」と一応確認しており、「ええ、このままでも食べられますよ」とキッパリだったので、賞味。

少し冷えは気になったものの、ぶっちゃけ「このまま食べるのが一番うまうのではないか?」と思わせるほどで、これから鳥栖を通ったら、かならず土産に抑えておきたい・・と感じさせました。こうして、今回の旅は幕を下ろしました。
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台風で180度変わった旅 その2  投稿者: 山本町駅(瀬戸鷹)
投稿日:2005年 9月11日(日)14時24分36秒

続きです。

6時50分の普通も817系で快適。「幹線の中のローカル線」、その色合いが特に感じられる区間を行きますが、先日の台風の影響が心配になっており、正直1週間違っていたらどんな旅に・・とう思いで、パソコンを打っております。被災された皆さんにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い線路の復旧を祈っております。

都城で通勤・通学客がかなり降り、残ったそれらしき人は西都城で下車。今時の普通としては珍しく、ここで27分の「バカ停」をさいわい、駅前の「せとやま弁当」さんお店舗へ。ここでは2004年に「売り切れ」を経験したので、念のために予約をしておきましたが、開店直後とあってかちゃんと店頭に商品が並べられており、無事にゲット。当初は3品目予約していたのですが、店頭のメニューに(10)があり、「ええと、『盆地の牛めし』ってあるんですか?8時30分の電車に乗りますが」と聞くと、「はい、ありますよ。すぐ作ります」とのことで、「注文生産」でゲット。

電話予約でツッコむべきだったと思いましたが、昨年の11月頃から販売が再開されていたようで何より。滅多に行く機会がない駅の駅弁を確実にゲットでき、大きな収穫と相成りました。最初はここで追い抜かれる後発の<きりしま>で入る計画で、7時を過ぎるので宮崎の駅弁を購入できる・・と考えていたのですが、なぜかそれだけの投資をためらいました。

その結果、宮崎の駅弁は購入できなかったものの、もし<きりしま>で着いていたら時間的に、ましてや「デッキ渡し」とかだったら、時間的にも環境的にも(10)の入手はできなかったので、この列車の「バカ停に助けられた」という感じです。

早速(7)から賞味。正直、北九州地区の「かしわめし」の評判ばかりが高い割に、どうしてここの評判があまり聞かれないのだろう・・と思うほど、ぶっ飛ぶうまさがありました。スライス状に並べられたかしわは、そぼろでは体感できない弾力と風味を味わえますし、炊き込み御飯の調整法も、普通のかしわめしとは一味変えてありますし。(10)の「盆地の牛めし」も全く期待を裏切らないシロモノで、この手の商品で¥900を割るというコストパフォーマンスは素晴らしいですね。

(8)と(9)は少しずれたタイミングで食しましたが、どちらも丹念な調整振りが伺うことができ、おいしくいただけます。(9)については最初、どこが「ゆかり」なんだろう・・?と思っていたのですが、おにぎり状のご飯がゆかりと青菜を混ぜているんですね。こういうご飯はあまり駅弁に使われるのを見たことがないですし、「幕の内」の代替にも充分活躍できそうです。少し工夫を凝らせば、「幕の内が名物駅弁に」・・という可能性を感じさせそうな一品でした。

「普段の」嘉例川駅の姿を見たくなり、昨日に続いて<はやとの風>で嘉例川へ。乗った理由はもう1つあり、今日は金曜日で(11)の現地での販売がないようなので、積み込みに期待したためです。乗ってすぐにレディにリクエストすると、直ちに渡され、¥1,050支払い。「10個限定」だったそうですが、予約や注文があったのか、嘉例川に着くまでにすでに4個さばけておりました。

嘉例川駅では、テレビとかで有名になった「F本駅長」さんが来駅を歓迎してくれ、観光客もチラホラ。F本駅長によると意外なことに、「矢岳越えなどを楽しむ人が、ここまでクルマで来て、クルマを置いてここから列車に乗るケースがみられる」と解説。予想通りの「田舎」、駅前には数件の家しかないのですが、小規模な「駅前商店街」(らしき)ものが構成されているところが面白く、ビックリしたのが駅の左側の「共同施設」に、簡易郵便局があったことで、1局増局。やはり駅前の物産館は「日曜日のみ」のようです。

次の吉松行で大隅横川へ向かい、古い駅舎を見学も、現地の小学生が「ここの柱、戦争の時のミサイルで、穴が貫通したんだって」と解説をかってくれ、「古い駅舎」という予習はしていても、現地に降り立ってみないとわからない現実を見ることは大切なことと思います。

折り返しの普通で隼人ヘ。車内は大幅に改造されていても、キハ58なのは嬉しいところ。隼人で乗り換えて鹿児島中央へ向かい、駅弁売店をそっとのぞくも、すでに4つ駅弁を食べて「わたなべ」さんの「うなぎ弁当」には手が出ず、JR系の駅弁は「どこにあるんやろ・・?」と言う感じでわからず、購入を見送り。さっきの電車の車窓に桜島が見えたら渡ってみたくなり、鹿児島交通のバスで港へ。

24時間運航の「櫻島フェリー」で渡ったものの、「歩ける場所に郵便局はない」とのことなので、同じ船でトンボ帰り。これだけのサービスレベルを誇るフェリーが鹿児島市の直営とはビックリで、クルマも一般客も、大勢の客で賑わっているのが印象的でした。

同じ鹿児島市の路面電車「ユートラム」で鹿中央へ戻り、いよいよ新幹線へ。「周遊きっぷ」を始め、安く乗る手段に乏しい九州新幹線ですが、「ナイスゴーイングカード」で30%引いてもらい、自由席へ。「50人くらいかな・・」と予想していた利用客は、4倍の200人以上乗っており、さすがに新幹線での器は大きくて空席多数だったものの、ほどほどに賑わっておりました。

たまたま1本しかないノンストップに乗りましたが、仮に川内・出水停車の列車でも、途中下車が出来にくい新幹線では、わざわざ降りて駅弁を物色する気にはなれなかったでしょう。新幹線には「ワゴンサービス」もなく、客室乗務員がわずかに<つばめ>グッズを持っているので、購入は可能でしたが、「新幹線でないと手に入らないグッズ」はないそうで、40分弱の間に車掌と検札を済ませたりして忙しいのを見ていると、新幹線の車内で無理に買う事はないようです。

新八代で実際に乗り換えると、新幹線の車両中央から、着いてから網棚から荷物を取り出し、ゆっくり歩いて1分12秒ほどで、最ピークを除けば、3分あれば余裕のようです。この時間は空いていたのですが、30分後の<リレーつばめ>では、新幹線が着くと同時に「席取り」のゴングが鳴って、自由席は満員に。

ワゴンサービスは鳥栖の「長崎街道・・」を持っていたものの、すでに購入済みだったので見送り、この日は熊本へ投宿しました。
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イベントのページ、更新のお知らせ  投稿者: 駅弁のあら竹 ぴーちゃん
投稿日:2005年 9月10日(土)20時25分57秒

まっこうくじらさん、みなさま、こんばんわ〜♪

本日、新しいコンテンツ「おかげさまで〜駅弁あら竹創業110周年記念企画〜」のページをアップいたしました.

http://www.ekiben-aratake.com/110shuunenn-bun.htm

まだまだ途中の段階ですが、とりあえず、今月14日からドライブインでスタートいたします「蒸気機関車C11312号機写真展」、「リニューアル箸袋 モー太郎のイラスト入りで新登場!」、「懐かしい昭和の名駅弁復活」の3つの企画をご紹介いたしました。

お客様に支えられての110年でございます。
110年分のご愛顧のお礼の気持ちで、この企画をさらに進めたいと思っておりますぴーちゃん。。。。。。

秋を向かえ、本年ももうすぐ駅弁大会の季節が参りますね。
昔ながらの姿勢をつらぬく頑固なあら竹は、本年も「元祖特選牛肉弁当」「モー太郎弁当」の2大看板でシーズンインいたします。
モー太郎のイラスト入り箸袋が、新作の目玉かなぁ〜〜〜(大笑い^^;;;;)

どちらさまも、変わらぬご贔屓のほど、ヨロシクよろしくお願い申し上げますm(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
http://www.ekiben-aratake.com
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9月分収穫報告@  投稿者: 駅弁デカ
投稿日:2005年 9月10日(土)09時05分23秒

館長さま、その他の常連の皆様、おはようございます。

先週末分の収穫報告です。
それなりに9コの収穫がありました。
消費した順に・・・

9月3日(土):
@.京都駅「平安弁当」¥1,000
A.敦賀駅「はも寿し」¥1,200
B.福井駅「越前雲丹めし」¥1,500
C.福井駅「福の井弁当」¥1,200
D.福井駅「ふくいのふくちりめし」¥1,200

9月4日(日):
E.敦賀駅「鯖街道 極上焼きさば寿し」¥1,500
F.静岡駅「幕の内お弁当」¥900
G.三島駅「清流うな重」¥1,500
H.三島駅「あき弁当」¥980

2日の「銀河」で出発。
山崎で「あかつき・彗星」「なは」を撮影後、京都に戻り@を購入。
鰆味噌漬、焼穴子、出し巻、枝豆しんじょうなどのおかずに俵型の白ご飯と五目御飯が入る
内容で、おかずとご飯の間に仕切りが無いのが珍しいと思いました。
夜の「彗星」までヒマなので、福井まで新作収穫へ足を伸ばしました。
途中の敦賀でAとEを購入。
お昼時の到着なので、何かあるだろうと思い無予約で行きましたが、お目当ての品が購入できました。
Aは、きくらげの佃煮が中に入る棒寿司で¥1,200の値段はちょっと高いかな??と思いました。
Eは、日持ちするので、翌日の行程を考慮し、朝食に回すことにしました。
BとDは前日にTEL予約しておきました。
Bはわっぱ型の容器に入り、ご飯の上に蒸し雲丹が敷き詰めてあり、真ん中にそら豆が丸く並べてあり
端には何故か梅干が入ってました。
味はいいのですが、¥1,500はちょっと取り過ぎかな?
Cは、リニューアルしていたので購入しました。
甘エビの大きな天ぷらが入っており、蓋を開けた瞬間、「これはいい!」と思いました。
他には、オクラの天ぷらとか鯖味噌漬けになます(だったかな?)などが入っていました。
Dは、Bと同じ容器に入り、ご飯の上にふぐのそぼろと天ぷらなどがのってました。
これも味はいいのですが、¥1,200取るのは「う〜ん・・・」と言ったところか。

翌朝は、朝食に前日購入のEを消費。
敦賀の極上シリーズ(?)の新作ですが、Aと同じようにきくらげの佃煮が中に入った棒寿司で結構食べ応えがありました。
前日と同じくブルトレを撮影後は、昼間の東海道を鈍行で上ると言う退屈この上ない行程で、
大阪・米原・浜松で駅弁売店を物色するも特に新作もなく(3週間前に通ったばなりなので、当たり前だが・・・)全てパス。
さすがに静岡まで来ると空腹に耐えられずFを購入しました。
以前と外箱の絵柄が変わっておらず、ちょっと古めかしい感じでした。
中身は、メンチコロッケ、エビフライ、鶏肉団子、卵焼きなど。
三島に新作の情報があったので下車してみると、お目当てのGの他に季節限定のHがあったので2品を購入。
Gは、見た目普通のうな重ですが、たれは後からかけるのではなく、焼いた時に味を滲みこませてるみたいでした。
¥1,500の高額な価格はどうかな?とちょっと思いました。
最近、うなぎも数が少なくなってるみたいなので、ある程度は仕方ないかもしれませんが・・・
Hは、9月〜11月までの秋限定のようで、鮭の入った酢飯に鯖の立田揚げ、筑前煮、桜海老炒煮などのおかずが2段に
なっていました。こちらの方は、お買い得品だと思います。

この前、ジャパンフーズシステムさんのページを見たら、駅弁の新作情報が更新されていました。
あまりの数の増え方に戦闘意欲を削がれる思いです・・・

今週は仕事に都合で外出しないので、収穫はありません。
その次の3連休も南東北なので、数量は期待できませんが、帰りがけの仙台といわきで幾つか引っかかれば、と思っています。
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韓国のお弁当について  投稿者: 通りがかりの韓国リピーター
投稿日:2005年 9月 7日(水)23時41分37秒

こんにちは。先日館長様宛てにホームページ内のフォームからメール送信したのですが、念のため(?)同様の書き込みをこちらにも書き込ませていただきます。

投稿者名にありますように、私は韓国のリピーターです。これまで20回ほど渡航、もっぱらセマウル号とムグンファ号、最近ではKTXを長距離移動の場合に利用しています。

さて、韓国のお弁当、それから広い目で見て各地の「お土産」の販売なのですが、これが全然地方によるバリエーションがないのです・・・たとえば、旅行のお土産のお菓子にしても、韓国鉄道のみならず、国内の高速道路のRAやPAにある売店でも、ご当地お土産というものが全然ありません。お菓子のお土産は確か天安(チョナン)のあたりが原産ときいている胡桃菓子(ホドゥクァジャ)のみというさびしい始末。それでもこれをお土産にもらったら、国内旅行してきた、ということになります^^;

さて、トシラクという言葉ですが、私が同年代の韓国人の友人(1960年代後半生まれ)に聞きましたところ、小さい頃は日本語そのままに「ベンット」と言っていたそうで、その後の日本語排斥(というか置き換え)の過程で「トシラク」という言葉が徹底されたのだそうです。余談ですが玉葱は今は「ヤンパ(洋パ=洋ネギ)」と呼ばれていますが、彼が小さい頃はそのまま「タマネギ」と呼ばれていたそうであります。

お菓子についてもご当地性が希薄でありますので、弁当についても、それほどどこそこ名産の何とか弁当・・・というのはないようです。私自身はソウル〜プサン間のセマウル号のビュッフェでの弁当や車内販売の弁当など食べたことがありますが、日本の漬物の代わりにキムチがついている程度で、そのほかは日本の普通の幕の内と大差なく、韓定食のようなものを期待すると肩透かしをくらいます。そのため、食を旅の楽しみの重要なポイントにお捕らえでしたら、弁当よりは現地で、駅から離れたところの名物食堂・人気食堂などに行ったほうが良いと思います。

弁当に凝る文化がないなぁ、というのは、1992年頃から急激に増えたコンビニでの弁当類の種類にも見られます。コンビニ弁当も・・・日本の弁当とどこが違うの?というくらいに当たり前の幕の内だったり、挙句の果てには日本風の手巻きおにぎりが「三角海苔巻き(サムガクキンパプ)」として人気を博しているような状態であります。

これには、食堂は遅くまで開いているもの、朝早くから開いているもの、という認識も拍車をかけているのではないかと思います。

以前はおばあさんがたが駅の入口そばで手作りのキムパプを売っている姿をずいぶん見かけましたが、最近は減りましたね。個人的にはおばあさん方のキムパプはいまひとつ苦手で(やはりすっぱくない海苔巻きは・・・)すが、忠武市に行った時に食べた忠武キムパプ・・・これは暖かいご飯で具抜きで作ったキムパプを、イカの唐辛子炒めで食べる感じ・・・はおいしかったです。

長くなりましたが、皆様の韓国での弁当状況認識のお役に立てば幸いです。
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台風で180度変わった旅  投稿者: 山本町駅(瀬戸鷹)
投稿日:2005年 9月 7日(水)22時58分21秒

こんにちは。先月の25日に千葉マリンスタジアムでロッテ−ソフトバンクを観戦しようと、きっぷを用意。関東へはしばらく訪問がないだけに、折角の機会、多くの駅弁に加え、つくばエクスプレスも料理・・ともくろんでおりました。ところが、台風の接近で「当初の目的を成し遂げられない公算が強い」という結論に至り、「どこか行ける場所はないか・・」と検討し、九州へ転進することとしました。

今回の収穫ですが・・・

 1.鹿児島本線:大牟田駅 「たいらぎ寿し」
 2.鹿児島本線:新八代駅 「鮎屋三代」
 3.鹿児島本線:新八代駅 「阿蘇赤うし弁当」
 4.肥 薩 線:人 吉駅 「鮎ずし」
 5.肥 薩 線:人 吉駅 「栗めし」
 6.肥 薩 線:吉 松駅 「幕の内」
 7.日 豊本線:西都城駅 「かしわめし」
 8.日 豊本線:西都城駅 「栗めし」
 9.日 豊本線:西都城駅 「ゆかりめし」
10.日 豊本線:西都城駅 「盆地の牛めし」
11.肥 薩 線:嘉例川駅 「百年の旅物語 かれい川」
12.鹿児島本線:熊 本駅 「中華弁当」
13.鹿児島本線:熊 本駅 「SL弁当」
14.鹿児島本線:鳥 栖駅 「焼麦」

24日の24時25分、岡山駅から<ムーンライト九州>に乗車。夏場は下関駅のホーム売店が開いておらず(昨年も報告しましたが、予約の対応は出来るかも知れませんが)、そのまま九州へ。博多駅もこれと言う未食品がなく、<リレーつばめ35号>へ。さすがにこの時間ではワゴンサービスも「つばめ弁当」しか持っていませんでしたが、¥350のサンドイッチがあったので購入。「駅弁」とは言えないシロモノですが、かつて朝方の近鉄特急でよく利用したサンドイッチを思わせるサービスで、大切にしたいですね。調整は「トランドール」がやっているようです。

車掌が来ないので探して乗車券と特急券代を払い、二日市で下車。博多では時刻表上1分で、違うホームでは乗り継げない熊本行普通に追いつくため乗った、と言うのが真相。熊本行は811系で、基山までかなり混雑したものの、鳥栖と久留米で落ち着きました。9時過ぎの大牟田では<リレーつばめ>をかわすべく7分停車とのことなので、1番線の売店で(1)を購入。名物の「たいらぎ」の歯ごたえと風味がよく、その割に比較的安いわけですが、こう言った「名物駅弁」がなかったら、ここでの駅弁は続いていなかったかも・・と、どことなく感じさせました。

この熊本行、南福岡と大牟田で<リレーつばめ>に抜かれるものの、退避はその2回だけと、結構胸のすく走りっぷり、乗り換えがない上に811系(4両)のため、快適に熊本入りできました。

引退が間近に迫った<あそBoy>は今日は1番線からとのことで、隣の中線でスタンバイ中。すでにホームは雨の中、黒山の人だかり状態でした。そのせいか1番ホームに、記念グッズなどの台売りが出ており、その脇になんと、新八代の駅弁が売られておりました。(3)はごく最近に出来た新作だそうで、私が好む肉系統の駅弁なだけに、大いに期待。

しかし「鮎は鮎屋」(おい)ではありませんが、あるキャンペーンで(2)がベスト評価を受けたのも納得・・と思わせるほど、ぶっ飛ぶうまさを堪能できました。甘露煮の鮎は柔らかくて食べにくさが全くなく、ご飯の風味もよく、どれをとっても「Vサイン」級のシロモノでした。当初は「話題作りの駅弁かな・・?」と感じていたのですが、実際に手にとって見ると「駅弁マーク」入りで、よほどシッカリした体制で作っているんだな・・と感じました。後で確認したら、「頼藤商店」さんが、中央会に加盟されていたようです。

その「鮎屋の作る肉駅弁」の実力はいかに・・?という(3)ですが、これも肉の弾力と風味、味付けも充分堪能できるのですが、ひょっとしたら加熱式の方がええのかも知れません。家で食べるのなら、レンジで温めることをオススメします。

10時過ぎの普通で八代、1分乗り換えで人吉へ。この列車は2番線でしたが、1番線に例の立ち売りさんの姿を見つけ、早速(4)と(5)を購入。観光目的の人も多かったのか、「雪崩現象」的に多くの人が駅弁を相伴しておりました。(4)のほうですが、さすがに後発の(2)に食感では劣りますが、「伝統の味」が健在・・と言いましょうか。尾びれとかが少し処理しにくいものの、「実力派」の味を堪能。(2)と比べて価格も安いですし、寿司を好むのならこっちが良いでしょうね。(5)も人吉らしい「素朴な味」を、気をあしらわず詰め込んでおり、腹持ちもよく、「1つしか買えない」のなら私だったら(5)ですかね。

今日は某サイトの情報によれば、立ち売りさんは定休日だったようですが、<いさぶろう3号>の指定券が手に入らないほど満員御礼で、団体客もあったようで、大量の駅弁が<いさぶろう>に積み込まれたようでした。これなら「休日出勤」(?)もうなずけます。

<いさぶろう>のフリースペースに立って景色を堪能し、吉松へ。反対のホームにキハ40が見えた瞬間、一目散に向かいました。ここにも「立ち売り」さんがおり、(6)を無事にゲット。14時過ぎではムリかな・・と思っていたのですが、「これが勝負だ!」という感じで、旅人に声を張り上げており、無事に完売したようです。

ホームの売店もキチンと開けており、人吉共々「いっちょ稼いでみようか」と、やる気になっているようでした。急行<えびの>が高速バスに敗れて元気のなかった界隈が、「逆転の発想」による観光開発で息を吹き返し、「昔懐かしい光景」を、人吉と吉松で見た感じがしました。

<はやとの風>で隼人へ向かうも、今日は木曜日で駅弁の販売はなし。その代わり行き違いで霧島温泉で7分停車したのをさいわい、駅のまん前にあった郵便局で旅行貯金ができて何より。国分に移動して途中下車、デジカメのデータをカメラ店で焼いてもらったら、まん前に地元資本のネットカフェがあったので、少し休憩。千葉マリンは予想通り、13時に中止決定だったそうで、行っていたらどうなったことやら (汗)。

急に決めた旅だったので、宿の予約をしておらず、昔だったらガイドブックなどを片手にホテルに電話をかけまくったり、旅行会社のクーポンだったのですが、携帯電話から「旅の窓口」にアクセスできるとは、便利な時代になったものです。いろいろ検討して宮崎に宿を取ることにし、南宮崎へ。475系の3両編成で、北九州地区以外では久しぶりの車掌乗務の普通で、どことなくホッとした気分で、ボックスシートに落ち着いておりました。

後々のことを考えていると、「宮崎空港線に乗っておくのが正解かも・・」と考えるも、すでに「空港行」の電車は終了していたので、¥1,750投資してタクシーで宮崎空港へ。乗るときに「飛行機の時間は関係ありませんが、20時10分までに空港駅へ行けるか?」と確認を取りましたが、たまに私みたいな人がいるのか、「列車に乗るの?南宮崎から乗ればいいじゃん」とは言いませんでした。タクシーは10分ほどで到着。

817系の延岡行に乗り込みますが、SNAの職員が羽田便の状況を説明。明日の便が機材のやりくりの関係で、欠航が出そう・・と言っておりました。こちらは順調に定刻に発車。田吉で「宮崎−宮崎空港」のサボを掲出した475系と行き違い、「上りの回送かな?」と思いましたが、宮崎駅の掲示で20時50分の福岡行のフライトに合わせた臨時列車だったと判明。タクシー代・・と言いたくなりますが、最新の時刻表を用意しなかったバチでもあり、またその列車で行くとホテルでの休息時間も短くなる・・という現実がありましたから、まあ投資効果はあったとしておきます。

今日はここまでとさせていただきます。
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日田の駅弁  投稿者: MR
投稿日:2005年 9月 6日(火)00時05分57秒

この間、日田駅へ何十年ぶりに寄った時、「謹製 お弁当」がまだ食べていないのを思い出し、買おうと駅弁売店がない。すぐ時刻表を見たら駅弁マークがない。帰ってこのサイトを見たら駅弁業者撤退のを知り、残念。 キヨスクで「鮎すし」を売っていたけれど駅弁ではないみたいで買わなかったのです。 前に日田駅へ行った時、「お好み栗めし」「鮎すし」「天領おべんとう」を優先購入したのでホッとしました。
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不思議と新作&マイナー物ラッシュ  投稿者: 砂丘の白兎
投稿日:2005年 9月 4日(日)23時41分33秒

館長様他、お久しぶりです。砂丘の白兎です。皆さんのフットワークを見る限り、すごいなぁの一言。あまり手持ちの無い私には到底無理な規模に圧倒されている、今日この頃の自分。

この2週間程の行き当たりばったりな18きっぷ旅行で入手した駅弁は次のとおり。
鳥取「鳥取牛弁当」,高松「讃岐コーチン釜めし」,徳島「寿司」,八代「阿蘇赤うし」,大分「豊後幕の内」,柏原「織田釜めし」,南海難波「難波驛弁」,神戸「但馬牛 神戸ビフテキ弁当」,「淡路島玉ねぎ坊主」
他にも高松と行橋でいくつか購入し食していますが、相当メジャーなので敢えて書きません。ここに来られる方は、私より詳しい方が多いですから。個人的には八代の牛と神戸の玉葱が秀逸でした。あと南海難波も。鳥取の牛は味がいい分量に不満。ほかほかシリーズ故に少なめになってしまうのは、悲しいところです。

残り僅かの夏の18きっぷシーズン、秋のぷち18きっぷ「鉄道の日記念乗り放題きっぷ」シーズンにお役にたてばと思い、投稿させてもらった次第です。
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ご無沙汰しております  投稿者: まっこうくじら(館長)
投稿日:2005年 9月 4日(日)18時58分44秒

まっこうくじらです。大変ご無沙汰しております。m(_._)m
当談話室はほぼ毎日見ていましたし、
18きっぷその他での遠征での収穫もあるのですが、
報告やコメントが遅れて申し訳ありません。
未収蔵写真も623枚ほど積み上げており、
来週以降年末までに徐々に減らしたいと思います。

>8/8・駅弁デカさん:
だいぶ前になりますが、収穫のご報告ありがとうございます。
松本駅弁は、個人的には鳥の油っぽさが好みなのですが、
たしかに一般受けや他駅比較となると弱いような。

>8/11・駅弁のあら竹 ぴーちゃん:
だいぶ前になりますが、情報のご提供ありがとうございます。
真夏の繁忙期の駅弁催事とは珍しいと思いますが、
リピーターの他に帰省客などで賑わう光景が目に浮かぶような。

>8/12・浪速の某さん:
京阪出町柳駅のご報告ありがとうございます。
一昨年の今頃にそこを通過しましたが全く気が付きませんでした。
そういう立地でコンビニ系弁当にならないのは少々不思議です。

>8/14・てーとくさん:
ご来館ありがとうございます。
ご紹介の「芭蕉気分」は一昨年の夏に新作として購入しており、
リニューアルされたか、「新作」のタグを取り忘れているのか。(^_^;
これも当館で収蔵しております。

宇都宮は駅改装によりNRE駅弁売店「駅弁屋旨囲門」
3号店ができてしまったそうで、
既存2業者の駅弁の先行きがやや案じられます。

>8/15・マロンさん:
いわき駅の状況報告ありがとうございます。
日立駅弁の主戦場はどうもいわき駅になったようで。
水戸の駅弁も水戸では注文しづらいとの声がよく聞かれますし、
意外に便利な販売スポットが登場した感じですね。

>8/17・丙種(以下略)さん:
仙台のご報告ありがとうございます。
羽田空弁で好評のランチボックスが駅弁にならないものかと思っていましたが、
そんな中身の組み合わせとなると微妙ですね。(^_^; ある意味、駅弁屋らしいかも。

>8/19・駅弁デカさん:
8月12日までの収穫報告ありがとうございます。
大分駅弁はこちらも未食品ばかりですので、
来週にできるだけたくさん買いたいと思います。
ここも、駅弁屋が閉店済だったり最後の一個だったり、
個人的に巡り合わせが悪い場所なんですが。(^_^;

>8/22・駅弁デカさん:
引き続き8月14日までの収穫報告ありがとうございます。
アサリもタコも夏場がダメという食材かな?と思いますし、
夏の繁忙期に熊本の主力駅弁が売られないのは変な感じで。
6月の駅弁番組で惜しくも日本一になり損ねた嘉例川駅弁は、
空路で入ると買いやすいのですが、鉄路では辛いですね。

>8/26・駅弁デカさん:
引き続き8月16日までの収穫報告ありがとうございます。
宮崎も一日1往復のにちりんシーガイアを除いて
全列車が大分・宮崎・鹿児島の3県で完結になりますから、
駅弁は街弁に変わらざるを得ないのでしょう。
あるいは宮崎空港を主戦場にするのかも。

>8/28・Seiko Trainさん:
収穫のご報告ありがとうございます。
香川も徳島も鉄道不要な先進の車社会になったようで。
高速道路が人並みに延びてきて、鉄道施設がなかなか貧弱なので、
ことさらそのコントラストが目立ってしまうような。
高松も徳島も駅は立派なので、街弁として頑張れるかどうか。

>8/30・駅弁デカさん:
引き続き8月末までの収穫報告ありがとうございます。
新聞とテレビばかり見てると分からない日本もあるものです。
しかし、車掌もスタッフも乗った一日1往復の観光SL列車でも
そんなことがあるのですね。御苦労様でした。

>9/1・丙種(以下略)さん:
仙台のご報告ありがとうございます。
同じ時期に民放各局の韓流ドラマ枠消滅のニュースが流れたような。(^_^;
報道によると駅弁に韓国鉄道公社が絡んでいるそうなので、
ひょっとすると韓国でも本格的な駅弁の登場が期待できるかも。

>9/2・MRさん:
ご来館とご報告ありがとうございます。
馬肉駅弁「うまい甲斐」は以前から小淵沢の駅弁のはずですので、
リニューアル品でしょうか。今日の小淵沢駅にもありました。

>9/4・御師匠さん:
近鉄駅弁のご報告ありがとうございます。
当館の駅弁販売駅情報に反映させていただきます。
五十鈴川駅では一昨年頃の正月に台売りでの駅弁販売を見ましたが、
売店が開いていたかどうかは覚えていません。
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近鉄販売駅の報告  投稿者: 御師匠
投稿日:2005年 9月 4日(日)02時44分59秒

館長様、皆様、お久しぶりです。遅くなりましたが8月に近鉄での駅弁販売状況を調べてまいりましたので御報告いたします。今回は「3・3・SUNフリー切符」を使い、8月17から19日に行ってまいりましたので、お盆明けの平日ながら、夏のシーズン中という時期で、他の曜日や時期はまた異なっていることもあるかと思います。また全駅の訪問は時間的に厳しいこともあり、主に伊勢方面の特急停車駅を見て参りました。

伊勢方面(近鉄観光伊勢調理所)
1、賢島駅 改札外売店;幕の内弁当¥850 海鮮幕の内¥1,000 特選牛肉弁当¥1,000 味がさね弁当¥1,000
2、鵜方駅 改札外コンコース内売店;幕の内弁当¥850 海鮮幕の内¥1,000 特選牛肉弁当¥1,000 味がさね弁当¥1,000 松花堂弁当「彩」¥880
3、志摩磯部駅 改札外待合室内売店;幕の内弁当¥850 海鮮幕の内¥1,000 特選牛肉弁当¥1,000 松花堂弁当「彩」¥880 さざえ弁当¥1,000 あわび弁当¥1,100 伊勢弁当¥1,200
4、鳥羽駅 改札外売店;幕の内弁当¥850 海鮮幕の内¥1,000 特選牛肉弁当¥1,000 松花堂弁当「彩」¥880 さざえ弁当¥1,000 あわび弁当¥1,100 味がさね弁当¥1,000 磯しぐれ弁当¥850
5、宇治山田駅 改札外1階売店および4番線ホーム上売店;幕の内弁当¥850 特選牛肉弁当¥1,000 味がさね弁当¥1,000
6、松阪駅 6番線ホーム上売店;特選牛肉弁当¥1,000 味がさね弁当¥1,000
なお五十鈴川駅は売店は閉まっており、印象からして年始等の伊勢内宮参拝客が多いときのみ営業しているのではないかと。特急停車駅ですが客は少なく閑散としておりました。また伊勢市、中川両駅はコンビニ型弁当しか確認出来ませんでした。

名古屋方面(近鉄観光名古屋調理所)
近鉄名古屋駅 専用売店改札内外両面;名古屋コーチン弁当¥900 みそかつ弁当¥900 うなぎ弁当¥1,000 幕の内弁当¥850 松花堂弁当「彩」¥880 松花堂弁当¥1,200 特選牛肉弁当¥1,000 磯しぐれ弁当¥850 エビふりゃあ(フライ)弁当¥1,050 とり弁当¥900 味三昧¥900 ちらし寿し¥750 涼風弁当¥1,000 柿の葉寿司(2種類)¥600と¥1,050
なお他の名古屋線特急停車駅の桑名、四日市、白子、津ではコンビニ型弁当のみで、駅弁タイプの販売はない模様。

これらのうち志摩磯部駅の「伊勢弁当」と名古屋駅の「涼風弁当」を食しました。「伊勢弁当」はわっぱ状の容器にあわびエキスの色御飯(原材料欄参照)の上にかつお節、青海苔、とびこ、きざみ海苔をまぶし、さらに小振りの伊勢海老の半身、ホタテ、ウニ、パーナ貝(これも原材料欄参照)などをのせた、量はやや少な目ですが見た目派手で、味も良好な豪華な弁当でした。「涼風弁当」は簾状(米原駅の「湖北のおはなし」みたいな感じ)の容器にちらし寿司や煮物や焼き魚などオーソドックスなおかずを並べたもので、確かに見た目は「涼風」でした。両方とも売店購入時に新商品の案内が出ておりました。

他に大阪地区の販売状況も調べましたので後日御報告いたします。
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先行実演販売  投稿者: MR
投稿日:2005年 9月 2日(金)23時35分26秒

はじめましてMRです。名古屋の丸栄デパで6日まで開催中の「山梨県の物産と観光展」で秋に新発売する「うまい甲斐」という小淵沢駅弁を先行実演販売中だそうです。 実際に販売されてから購入した方がいいのが迷っています。発売前のものは、予定変更などで中身とか商品名などが変わる可能性あるだから(以前に芝山鉄道芝山千代田駅弁のような例あるので)
http://www.maruei.ne.jp/
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1日付のご報告  投稿者: 丙種(以下略)
投稿日:2005年 9月 1日(木)22時03分49秒

皆様今晩は。

本日9月1日より期間限定で
「ドラマチック韓流弁当」¥1,000 がNREさんより販売されました。
#そろそろ下火の気もしないでもないのですが…

仙台幕の内も
本日より秋仕様で皆様をお待ちしております♪
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