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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR北海道 帯広(おびひろ)駅 JR-Hokkaido Kushiro Station
2025(令和7)年6月訪問 GoogleMap「帯広駅」

駅名標 駅舎 駅構内

札幌駅から特急列車で3時間弱。帯広市は十勝平野の中央に位置する、人口約16万人の開拓地。鉄道と道路が集まることで、全国有数の農業地域の中心として栄えた。地元の豚丼屋が改札外高架下の店舗で売る豚丼が、駅弁とみなされたり紹介される。1905(明治38)年10月21日開業、北海道帯広市西2条南12丁目。

帯広名物豚丼(750円)Obihiro Meibutsu Butadon
2020年8月6日に帯広駅の食堂で注文購入 Aug. 6, 2020

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

帯広駅で注文販売される豚丼。調製元は高架下の商業施設「エスタ帯広」のレストラン「豚丼のぶたはげ本店」。店頭に持ち帰り豚丼の注文カウンターがあり、ここに「お持ち帰り駅弁」の電光表示を掲げている。帯広で1934(昭和9)年に創業した天ぷらの名店「はげ天」で人気の豚丼を看板に、2000(平成12)年の開店か。

丼もの向けの容器に、白飯を詰めてタレをかけ、豚焼肉を置いてグリーンピースで彩る。注文販売なので、出来立てでホカホカなので、味は柔らか。商品名をしっかり書いた掛紙を巻いていて、今の帯広駅弁より駅弁らしく見えた。これは「2枚」で750円。他に「4枚」1,040円と「6枚」1,430円があり、御飯と肉が増えるらしい。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
豚丼のぶたはげ本店 北海道帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅 エスタ帯広西館 0155(24)9822 http://www.butahage.com/

帯広名物豚丼(1,140円)Obihiro Meibutsu Butadon
2023年12月9日に帯広駅の食堂で注文購入 Dec. 9, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記の「帯広名物豚丼」の、肉4枚版。値段と豚焼肉の量以外は、まったく同じ。タレ御飯に合わせる肉の量は2枚で充分なので、より豚肉を楽しめる。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
豚丼のぶたはげ本店 北海道帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅 エスタ帯広西館 0155(24)9822 http://www.butahage.com/

帯広名物豚丼(1,540円)Obihiro Meibutsu Butadon
2023年12月9日に帯広駅の食堂で注文購入 Dec. 9, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記の「帯広名物豚丼」の、肉6枚版。値段と豚焼肉の量以外は、まったく同じ。タレ御飯に合わせる肉の量は2枚で充分なので、よりさらに豚肉を楽しめる。掛紙に「特豚丼」のシールが貼られた。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
豚丼のぶたはげ本店 北海道帯広市西2条南12丁目 JR帯広駅 エスタ帯広西館 0155(24)9822 http://www.butahage.com/

ぶた八の豚どん(1,029円)Butahachi no Butadon
2003年9月20日に西武百貨店池袋店の駅弁大会で購入 Sep. 20, 2003

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身

帯広駅の名物駅弁。御飯の上にタレを付けた豚炭火焼肉をたっぷり載せるシンプルなもの。写真は池袋西武百貨店の実演販売で購入したもので、現地版は加熱機能付き容器を使用し、掛紙のデザインが少々異なる模様。2020年時点で帯広駅にこれと同じものはないが、中身が同じものは小、並、大を取り揃える。

現在は根室本線のみの駅である帯広駅は、かつて南に広尾線、北に士幌線を分岐した。それぞれ幸福駅や愛国駅があったり、末端区間でバス代行輸送を行う、有名なローカル線であったが、広尾線は1987年2月に、士幌線も同年3月に廃止された。その後に1989〜1998年の駅周辺の土地区画整理事業と、1996年11月の駅自体の高架化で、駅やその周辺に当時の面影はまったくない。

※2021年2月補訂:現況を追記
※2004年5月補訂:調製元の所在地と電話番号を変更
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 金扇 北海道帯広市西17条南3丁目1−39 0155(41)7445 http://www.buta8.com/

ぶた八のあったか豚どん(1,400円)Butahachi no Attaka Butadon
2023年12月9日に帯広駅の台売りで購入 Dec. 9, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

帯広駅の名物駅弁の、加熱機能付き容器版。長方形の加熱機能付き容器に、カラーコピーがかすれた掛紙を巻く。2020年までにはスリーブがこの掛紙に替わったらしい。中身も同じ、帯広名物の豚丼。冷めても悪くないと思うが、やはり暖まったほうがうまい料理だと思う。価格は2006年時点で1,100円、2012年時点で1,200円、2022年時点で1,300円、2023年時点で1,400円。

※2024年2月補訂:写真を更新し値上げを追記
※2022年4月補訂:値上げを追記
※2021年2月補訂:現況を追記
※2017年8月補訂:値上げを追記
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 十勝帯広金扇 北海道帯広市東2条南7丁目1番 0155(23)2911

【終売】ぶた八の炭焼あったか豚どん(1,100円)Butahachi no Sumiyaki Attaka Butadon (end of sales)
2006年1月7日に横浜松坂屋の駅弁大会で購入 Jan. 7, 2006

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身

2006(平成18)年1月7日に購入した、帯広駅弁のスリーブ。上記の2023年のものと同じ。首都圏の百貨店での駅弁催事で購入。この時は「炭焼」の文字があり、掛紙でなくスリーブを使い、その印刷はまとも。しかし販売者の社名や電話番号が、帯広の現地と異なるうえに、電話帳などで調べても出てこなかった。平日9時5時のみ営業な食堂や駅弁屋などあり得ないので、催事用のペーパー会社か代行業か。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 アエラD 北海道帯広市西17条南3−1−39 0120-410334

ぶた八の炭焼豚どん(900円)Butahachi no Sumiyaki Butadon
2020年8月6日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Aug. 6, 2020

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

2000年前後から売られていると思う、帯広駅の名物駅弁。惣菜向けのプラ容器に白飯を敷き、タレをかけ、豚肉の炭火焼きで覆う。内容はこれだけで、とてもシンプル。帯広名物の豚丼の専門店が、駅弁に進出したのだそうだ。2020年の訪問時で、これは店頭で「小」の650円。他に「並」の850円と「大」の1,000円があり、容器の大きさと分量を変えていた。かつてはシールだった掛紙代わりの商品表示が、カラーコピーを重ねてボロボロになってしまっている。現物に調製元の表記がないが、店舗には「金扇 Kinsen 豚八 駅の弁当」の表記があった。価格は2022年時点で小700円、並950円、大1,100円、2025年時点で小900円、並1,050円、大1,200円となった模様。

※2025年9月補訂:値上げを追記
※2022年4月補訂:値上げを追記
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

ぶた八の炭焼豚どん(1,050円)Butahachi no Sumiyaki Butadon
2025年6月25日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Jun. 25, 2025

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「ぶた八の炭焼豚どん」の「並」サイズ。値段と大きさを除き、「小」のものと変わらない。紙片の絵柄も、調製元の表記がないことも、まったく同じ。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

ぶた八の炭焼豚どん(1,200円)Butahachi no Sumiyaki Butadon
2025年6月25日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Jun. 25, 2025

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「ぶた八の炭焼豚どん」の「大」サイズ。値段と大きさを除き、「小」のものと変わらない。紙片の絵柄も、調製元の表記がないことも、まったく同じ。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

ぶた八の炭焼豚どんおにぎり弁当(1,100円)Butahachi no Sumiyaki Butadon Onigiri Bento
2020年8月6日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Aug. 6, 2020

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

帯広駅の名物駅弁「ぶた八の炭焼豚どん」と、その派生品「にぎりっ子」の詰合せ。惣菜向けのプラ容器は、白飯を敷いてタレをかけて豚肉の炭火焼きで覆って半分、タレ御飯に豚焼肉を合わせて海苔で巻いた太い俵飯2個が半分。価格は2020年の購入時で1,000円、2022年時点で1,100円。

※2022年4月補訂:値上げを追記
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子(600円)Butahachi no Sumiyaki Butadon Nigirikko
2025年6月25日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Jun. 25, 2025

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

売店での商品名は「豚どんおにぎり(2個)」。下記のとおりおそらく2000年代から、帯広駅で場所を変えながら売られ続ける。過去には「にぎりっ子」という名前で売られ、市販の時刻表での駅弁情報ではその名がみられ、今回2025年に買えたものは小さな惣菜向けプラ容器に貼ったカラーコピーの紙片にもその名がみられるが、普段はその名がない全商品共通の紙片を使う模様。

中身はタレ御飯に焼き豚を貼り付けて海苔で巻いたものが2個。この内容は見栄えの変遷があれど、2000年代から変わらない、豚丼の俵飯。常温で飯も肉も締まりのある、あるいは固くなった、腹持ちする軽食。調製元は現物に記載がないが、帯広駅でこれを売る屋台に「金扇」(きんせん)と書いてあり、これが調製元であり販売元である模様。価格は長らく400円、2020年時点で450円、2022年時点で500円、2025年時点で600円。

販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

【終売】ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子(450円)Butahachi no Sumiyaki Butadon Nigirikko (end of sales)
2020年8月6日に帯広駅の改札外通路の駅弁屋台で購入 Aug. 6, 2020

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子」の、2020(令和2)年時点での姿。紙片の絵柄と焼き豚の形状が、上記の2025年のものや、下記の2010年のものと、明らかに異なる。味も豚肉の形の影響で、異なる印象を受けた。

※2025年9月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
※2022年4月補訂:値上げを追記
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
調製元の記載なし 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

【終売】ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子(400円)Butahachi no Sumiyaki Butadon Nigirikko (end of sales)
2010年9月24日に帯広駅のコンビニキヨスクで購入 Sep. 24, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

上記の「ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子」の、2010(平成22)年時点での姿。当時は帯広駅のコンビニキヨスクで売られ、商品名と調製元のシールが貼られていた。また、キヨスクの隣に調製元の食堂があったと思う。

※2021年2月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 金扇 北海道帯広市西17条南3丁目1−39 0155(41)7445

【終売】ぶた八の炭焼にぎり(400円)Butahachi no Sumiyaki Nigiri (end of sales)
2004年4月18日に帯広駅のコンビニキヨスクで購入 Apr. 18, 2004

掛紙 中身
掛紙 外観 中身

上記の2個入り「ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子」と同じもの。6年半前にはこの「ぶた八の炭焼にぎり」の名で売られた。商品名以外は、すべて同じ。

※2017年8月補訂:解説文の整理
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 金扇 北海道帯広市西17条南3丁目1−39 0155(41)7445

【終売】ぶた八の炭焼豚どんにぎりっ子(680円)Butahachi no Sumiyaki Butadon Nigirikko (end of sales)
2010年9月24日に帯広駅のコンビニキヨスクで購入 Sep. 24, 2010

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

帯広駅の名物駅弁「ぶた八の豚どん」が、3個の握り飯になったもの。小柄な容器を、中身のイメージ写真や商品名や豚のイラストなどを描いたボール紙の枠にはめる。中身はタレに染まる御飯に豚焼肉を合わせて海苔で巻いた俵飯が3個と、煮豆、レンコン煮、大根桜漬。つまり「ぶた八の豚どん」を大きな俵飯にしたもの。やはりなかなか、濃厚な味。2020年時点で現存しない模様。

※2021年2月補訂:終売を追記
※2017年8月補訂:解説文の整理
販売駅
根室本線 帯広(おびひろ)駅 1905(明治38)年10月21日開業 北海道帯広市西2条南12丁目
調製元
有限会社 金扇 北海道帯広市西17条南3丁目1−39 0155(41)7445