函館駅から特急列車で約20分。国定公園に指定されている大沼への玄関口で、駅前にはレストランやホテルや駐車場が立地、観光シーズンには鉄道と自動車の観光客で賑わう。かつて「大沼だんご」の駅売りが名物であった。現在は駅構内で買うことはできないが、駅前に店舗があり、観光客で賑わう。1908(明治41)年6月1日開業、北海道亀田郡七飯町大沼町。
1905(明治38)年5月に発売したという鉄道銘菓で、大沼公園駅で長い間立ち売りが実施されたもの。軽食駅弁の大きさで、しかし厚さが約2センチしかない薄いプラ容器に、文字がとても読めない掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は小指の先ほどの団子の上に、容器の2/5は醤油だれを、3/5はこしあんまたは黒ごまをかけたもの。「大」と「小」、こしあんと黒ごまで、4種類が売られる。これは「大」の黒ごま。胡麻の味は個人的に格別。
※2024年2月補訂:写真を更新2014(平成26)年9月15日に購入した、大沼だんごの掛紙。これは「大」の黒ごま。昔も今も、そしてきっとこれからも、変わらない絵柄と中身だと思う。
1905(明治38)年5月に発売したという鉄道銘菓で、大沼公園駅で長い間立ち売りが実施されたもの。軽食駅弁の大きさで、しかし厚さが約2センチしかない薄いプラ容器に、文字がとても読めない掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は小指の先ほどの団子の上に、容器の2/5は醤油だれを、3/5はこしあんまたは黒ごまをかけたもの。「大」と「小」、こしあんと黒ごまで、4種類が売られる。これは「小」の黒ごま。胡麻の味は個人的に格別。
1905(明治38)年5月に発売したという鉄道銘菓で、大沼公園駅で長い間立ち売りが実施されたもの。軽食駅弁の大きさで、しかし厚さが約2センチしかない薄いプラ容器に、文字がとても読めない掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は小指の先ほどの団子の上に、容器の2/5は醤油だれを、3/5はこしあんまたは黒ごまをかけたもの。「大」と「小」、こしあんと黒ごまで、4種類が売られる。これは「大」のこしあん。
1905(明治38)年5月に発売したという鉄道銘菓で、大沼公園駅で長い間立ち売りが実施されたもの。軽食駅弁の大きさで、しかし厚さが約2センチしかない薄いプラ容器に、文字がとても読めない掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は小指の先ほどの団子の上に、容器の2/5は醤油だれを、3/5はこしあんまたは黒ごまをかけたもの。「大」と「小」、こしあんと黒ごまで、4種類が売られる。これは「小」のこしあん。
※2024年2月補訂:写真を更新2014(平成26)年9月15日に購入した、大沼だんごの掛紙。これは「小」のこしあん。昔も今も、そしてきっとこれからも、変わらない絵柄と中身だと思う。
2007(平成19)年6月17日に購入した、大沼公園の駅売り銘菓の掛紙。絵柄は長らく変わらないが、法的な表示や注意書きに小変化が見られる。これは「小」のこしあん。価格は2007年当時で「小」が315円、「大」が525円。これを特急列車の車内販売で予約購入すると、「小」が350円となった。
第二次大戦前のものと思われる、大沼だんごの掛紙。絵柄は21世紀の現在のものと同じで、逆に今もこの絵柄が守られるもの。よく見ると商品名が書いてない。大沼公園駅の構内営業者は昔から沼の家だったが、大沼で団子を売る店は他にもある。
第二次大戦前のものと思われる、大沼だんごの掛紙。絵柄は21世紀の現在のものと同じに見えて、よくよく見比べると筆跡が微妙に異なる。現在の大沼公園駅は、1924(大正11)年11月から1964(昭和39)年4月まで大沼駅を名乗り、その間に現在の大沼駅は軍川(いくさがわ)駅であった。
2010(平成22)年5月1日に大沼公園駅で発売。駅前の和食堂でつくる牛肉駅弁。土休日の昼間に限り、作り置きの駅での販売でなく、主に注文や予約で売られる模様。見た目は全国各地の牛肉駅弁と同じく、長方形の容器に白飯を詰め、大沼牛の牛すき焼きと牛そぼろと錦糸卵で覆い、ワカサギ佃煮と大根漬物を添える。
評判の商品で、私自身も過去に現地で買えなかった経験があった。今回は、かどうか、見た目はとてもうまそうなのだが、肉は硬く、脂も香らず、薄味なのにビーフの香りも薄かった。暖かみが残る状態で買えて、こんな感じだったので、駅前の食堂での出来立てアツアツで味が活きる料理なのだと思った。調製元の休業または閉店により、2019年末頃までの販売か。
※2021年3月補訂:終売を追記大沼公園駅の隣の駅。七飯町(ななえちょう)は北海道の南部にある、人口約2.7万人の農産地。内地や本州と蝦夷や北海道内を移動する陸路の途中にあり、開拓に加えて交通や戦争の歴史も刻まれるほか、鉄道の開通で大沼が観光地として発展した。大沼駅は地図や路線図を見る限り、函館本線が四方に分かれ道路も交わる要衝に見え、駅の規模も大沼公園駅より大きいが、町はまばらで客の利用も少なく、特急も止まらず、駅弁は第二次大戦の前後の一時期のみ売られた模様。大沼だんごも今はこの駅のものではない。1903(明治36)年6月28日開業、北海道亀田郡七飯町字大沼町。