banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 山形(やまがた)駅2020年11月2日訪問Googleマップ「山形駅」
JR-East Yamagata Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から新幹線つばさで3時間弱。山形新幹線や山形線(奥羽本線)と、左沢線列車や仙山線電車との乗換駅。山形市は山形県の東部で蔵王連峰のふもとに広がる、人口約25万人の城下町で県庁所在地。市域に立石寺のある山寺や、スキーや樹氷で知られる蔵王が含まれる。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋のものや、米沢駅の駅弁が売られる。1901(明治34)年4月11日開業、山形県山形市香澄町1丁目。

九十九鶏(つくもどり)弁当(1,036円)2020年11月22日に山形駅ビル「エスパル」2階の清川屋で購入
Tsukumodori Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

山形駅の駅ビルで売られる名物弁当。1966(昭和41)年頃に山形駅の駅弁屋だった紅花軒(こうかけん)が駅で発売、昭和時代の名物駅弁であった九十九鶏弁当の、名前と姿を受け継いだものと考えられる。白飯を鶏そぼろで覆い、鶏照焼2個を置き、鶏肉巻、玉こんにゃく、パイン、3種の漬物、さくらんぼを添える。この姿と味が引き続き、駅と市内で親しまれている模様。なお、紅花軒が駅弁から撤退した後に売られる、かつての山形駅弁の九十九鶏弁当は、もう1系統存在した。

販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
有限会社 九十九鶏本舗 山形県山形市銅町二丁目24番8号 023(665)5716 https://tsukumodori.com/

牛豚鶏の肉づくし(1,200円)2017年10月9日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Gyu Buta Tori no Nikuzukushi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年10月1日の発売か。同時に同年の秋のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2017」へエントリー。駅弁の名前のとおり、容器の3区画に牛すき焼きと牛そぼろしぐれ煮の丼、豚肩ロース炙り焼き丼、鶏モモ照焼きと鶏団子の丼を詰める。

同じようなコンセプトの駅弁は過去に、東京駅や岡山駅などで出ていたような気がする。山形を感じる内容ではないが、米沢駅の名物駅弁「牛肉どまん中」に似た牛丼や、下記の山形駅弁に似た見栄えと肉質を持つ豚丼に、山形県の駅弁を感じることはできる。

販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
合同会社 もりべん 山形県山形市幸町17−8 023(623)1380 https://www.moriben.com/

鶏肉三昧(980円)2017年9月9日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Toriniku Zanmai

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身 中身

下記の駅弁「豚肉三昧」の姉妹品に見えるので、これもまた2017(平成29)年の夏頃の新作か。「牛肉三昧」という駅弁も出ている。容器が同じ、掛紙のデザインも同じ、おかずもほぼ同じ。東京駅で買ったら「販売者:合同会社もりべん」「製造者:株式会社松川弁当店」というのも同じ。

白御飯をとりそぼろと、焼き鳥と錦糸卵でそれぞれ覆い、肉団子、かまぼこ、玉子焼、こんにゃくなどの煮物、大根桜漬を添える。焼き鳥の肉が固い脂肪の塊であったものの、香りの良い鶏駅弁だった。2020年時点で3日前10個以上の予約販売という。

※2020年12月補訂:現況を追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
株式会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141 https://yonezawaekiben.jp/
販売元
合同会社 もりべん 山形県山形市幸町17−8 023(623)1380 https://www.moriben.com/

二十歳(はたち)のころ(950円)2008年4月5日に東京駅「駅弁の日記念駅弁大会」で購入
Hatachi no Koro

掛紙 外観 外観 外観 中身

JR20周年の記念駅弁の山形駅版として、2007(平成19)年の秋頃に発売。長方形の容器に透明なふたをして、モダンでレトロな女性が描かれるボール紙でさらにふたをして、輪ゴムでしばる。中身は駅弁の名前からは想像ができないチャーシュー丼。見た目に並で、しかし風味は上品かつ柔らかく、脂も含め分量十分なボイルドポークが、白御飯の上に載る。なるほど20歳の頃はこんな重量級な弁当でもペロリと食べて何ともなかったな、と回想する駅弁に思えた。

2008(平成20)年7月に「おらだのごっつお(庄内豚弁当)」へ改称し、埼玉県の大宮駅限定の駅弁としても改めて発売。大宮駅で駅弁を売る日本レストランエンタプライズ(NRE)の営業所長が、当時存在しなかった大宮駅限定の駅弁を売るために、東北各地の駅弁業者に声を掛けて生まれた、6駅7社各1種の「みちのく日和」のひとつになった。価格は2017年時点で1,100円。

※2021年3月補訂:解説文の後段を手直し
※2017年9月補訂:調製元の改称を反映
※2017年8月補訂:改称と値上げを追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
合同会社 もりべん 山形県山形市幸町17−8 023(623)1380 https://www.moriben.com/

【終売】豚肉三昧(1,080円)2017年7月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Butaniku Zanmai (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年の夏頃の新作か。白御飯をしょうゆ味とみそ味の豚焼肉で覆い、肉しゅうまい、かまぼこ、玉子焼、こんにゃくなどの煮物、大根桜漬を添える。過半が脂身の異様な豚肉は、この駅弁の仕様なのだろうか。タレの強い味も借り、臭みや固さはなかった。

これは東京駅で購入。食品表示を見てびっくり。掛紙にある調製元のロゴマークを見て、山形駅の駅弁だと思ったら、「販売者:合同会社もりべん」「製造者:株式会社松川弁当店」とある。前者は山形駅の駅弁屋、後者は米沢駅の駅弁屋。山形駅弁の調製を米沢駅の駅弁屋が受け持つようになったのか、東京へ送る分を製造委託したのだろうか。半年間ほどの販売か。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
株式会社 松川弁当店 山形県米沢市アルカディア1丁目808−20 0238(29)0141
販売元
合同会社 もりべん 山形県山形市幸町17−8 023(623)1380

【終売】鶏めし(840円)2011年6月3日に高島屋横浜店の山形物産展で購入
Torimeshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

下記の「特製蔵王地鶏弁当」、つまり過去の山形駅弁「九十九鶏弁当」の、2011年時点での姿だそうな。名前と価格と見栄えはだいぶ変わったが、引き続き山形駅ビル「エスパル」1階で販売されているという。2017年11月の駅ビル改装を前に閉店した模様。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
有限会社 紅花軒 山形県山形市城南町3−3−20 023(644)8611

【終売】特製蔵王地鶏弁当(650円)2003年12月5日に山形駅ビルで購入
Tokusei Zao Jidori Bento (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

細長い長方形の容器に、スノーホワイトを基調にしたボール紙のふたをかける。中身は白御飯の上に鳥そぼろと鳥照焼を載せて、鳥肉団子を添える鳥づくしな内容。甘辛な味付けが心地良くしかもとても香り高く、全国の鶏飯駅弁の中でもトップクラスだと推奨できる品物。価格が控えめなのも嬉しい。

この駅弁は、かつて山形駅の公式駅弁「九十九鶏弁当」が、駅弁屋の駅弁撤退により街弁に変わり、しかし容器や外観や内容をほとんど変えないまま、山形駅ビル1階エスカレーター脇の肉屋さん「吉田精肉店」での販売で生き残っていたもの。以前は山形駅を代表する駅弁とされ、現在も事情通な駅弁ファンは現役の山形駅弁をパスして買いに来るほど。2017年11月の駅ビル改装を前に閉店した模様。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
有限会社 紅花軒 山形県山形市城南町3−3−20 023(644)8611

【終売】鳥めし(730円)2003年12月5日に山形駅の待合室の駅弁売店で購入
Torimeshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

細長い長方形の容器に、古風に鶏とヒヨコを描くボール紙のふたをかける。中身は白御飯の上に鳥そぼろと鳥照焼を載せて鳥唐揚を添える鳥づくしな内容も、鳥そぼろは非常に甘ったるく、鳥照焼は逆にとても塩辛い、味覚が変になりそうな味付け。鳥唐揚は普通の醤油味であった。現存しないと思われる。

山形駅には1992年7月に山形新幹線が乗り入れ、少し遅れて1993年11月には新築の駅ビルが開業した。ミニ新幹線は在来線特急と比較して速度や定時性や安全性が同等で、この選択は将来の所要時間短縮や輸送力増強の可能性を放棄したに等しいが、奥羽新幹線の実現の見込みがまったくない状況ではやむを得なかったのかもしれない。山形は永遠に、仙台はもちろん盛岡より東京から遠いこととなる。

※2017年9月補訂:調製元の改称を反映
※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
合同会社 もりべん 山形県山形市幸町17−8 023(623)1380

【掛紙】九十九鶏弁当(200円)調製年月日不詳
Tsukumodori Bento

掛紙 掛紙 掛紙

昭和40年代、1970年前後の、不明月21日6時の調製と思われる、昔の山形駅弁の掛紙。九十九鶏弁当は山形駅の名物駅弁で、山形で愛された弁当であった。当時の山形駅の駅弁屋であった紅花軒(こうかけん)が駅から撤退し、その現況がよくわからなくなった今も、上記のとおり復刻品が販売される。

販売駅
奥羽本線 山形(やまがた)駅 1901(明治34)年4月11日開業 山形県山形市香澄町1丁目
調製元
紅花軒 山形駅前 (22)5401