2013(平成25)年に羽田空港で発売の空弁が、2019(令和元)年5月に北千住駅にも進出か。ゴマ入り酢飯に甘酢生姜と椎茸と炭火焼鯖を貼り付け、密封して紙箱に収める姿は、2003(平成15)年の秋に空弁ブームを起こした焼きさばずし空弁と同じような構造。東京都銀座の寿司屋のブランドを冠した、普通においしい焼サバ寿司。2021年1月に北千住駅で駅弁も販売した売店が閉店し、この商品も駅に来なくなった。
※2024年11月補訂:終売を追記2015(平成27)年までに羽田空港で発売の空弁が、翌2016(平成28)年には東京駅や品川駅でも売られるようになり、2019(令和元)年5月に北千住駅にも進出か。まきすのような容器に、かつおぶしの混ぜ御飯を海苔で巻いた俵飯を5個と、鶏肉塩麹焼、玉子焼、タケノコやお麩などの煮物、くぼて漬を詰める。
少量でも風情があり、駅でも買える空弁として人気らしい。掛紙としおりで、創業明治20年のかつお節工房「やまじゅう」とその製品をアピールする。2021年1月に北千住駅で駅弁も販売した売店が閉店し、この商品も駅に来なくなった。他の駅でも見掛けない。羽田空港では現存か。
※2024年11月補訂:駅での終売を追記羽田空港で2014(平成26)年頃から売られる弁当が、2019(令和元)年5月に北千住駅に進出か。小柄な容器に白飯を詰め、かつおぶしと海苔で覆い、焼鮭、南高梅、揚げかまぼこ、玉子焼、高菜を載せる。視覚に対する鮭の割合が大きいので、のり弁当というよりはむしろ鮭弁当のよう。同じ値段の空弁では掛紙でブランド食材をうたい、こだわりをアピールするのに、こちらの駅弁にはそういう紹介が一切ないのは不思議。2021年1月に北千住駅で駅弁も販売した売店が閉店し、この商品も駅に来なくなった。羽田空港では買えるかもしれない。
※2024年11月補訂:駅での終売を追記羽田空港で2013(平成25)年かそれ以前に売られた弁当が、2019(令和元)年5月に北千住駅に進出か。安い惣菜向けの頼りない容器に、商品名を印刷した紙帯を締める。4区画の中身は、日の丸御飯、タケノコなどの煮物、焼鮭と玉子焼ときんぴらとひじき、つくねと高菜と黒豆と漬物。構成と値段はいわゆる松花堂弁当の水準でも、中身のグレードはまるでコンビニ弁当のよう。「きよ仲」という飲食店等は東京都内になさそうで、この調製元のブランドか。2021年1月に北千住駅で駅弁も販売した売店が閉店し、この商品も駅に来なくなった。
※2024年11月補訂:終売を追記北千住駅弁の宇豆基野の冬商品だったはず。掛紙では標記のとおり俳句を詠む。中身はカキ飯、焼鮭、玉子焼、サトイモやカボチャやナスなどの煮物、鴨肉、鶏肉煮、サツマイモ、ブロッコリーなど。季節の高級弁当で、常温の駅弁としてもうまかった。
北千住駅など東武鉄道の駅での宇豆基野の駅弁の販売は、2017(平成29)年の秋に終えた模様。商品そのものは北千住駅ビルその他の店舗で買うことができる。
2010(平成22)年4月28日に3種類が誕生した東武鉄道北千住駅弁のひとつ。白い紙カップに透明な上げぶたをして、商品名や調製情報を印字したプラ製の帯で留める。中身は白御飯の上にゆばのあんかけをかけて、ホタテ煮、サケ、しば漬けなどを載せるもの。ゆばで味が柔らかく、しかし冷たい状態で食べるタイプの商品ではないような。
北千住駅は、東武鉄道の開業時の起点駅であり、一日の乗降客数の約43万人(2010年度)は池袋駅に次ぎ多く、すべての特急列車が停車する。しかし駅の主な利用者は通勤通学客であり、特急列車も上り列車は1963年まで、下り列車は1997年まで通過しており、文献で駅弁販売駅と紹介されたこともおそらくなかった。駅弁が売れる駅には見えないが、3種の駅弁は1年を経過しても健在であり、売店では他にNREの東京駅弁もいくつか取り揃えていた。
北千住駅など東武鉄道の駅での宇豆基野の駅弁の販売は、2017(平成29)年の秋に終えた模様。商品そのものは北千住駅ビルその他の店舗で買うことができる。
※2018年6月補訂:駅での終売を追記2010(平成22)年4月28日に3種類が誕生した東武鉄道北千住駅弁のひとつ。掛紙に「−特別弁当−期間限定」と書いてあるが、いつでも売られているのではないかと思う。木目を印刷した長方形の容器を、調製元建物を背景に商品名を書いた掛紙で巻く。中身は五目御飯と豆御飯、湯葉含め煮、ゼンマイ湯葉巻、鮭塩焼、ハモかまぼこ、鶏唐揚、カボチャやナスなどの煮物、インゲン胡麻和え、ひじき、麩まんじゅうなど。
材料の数ではなく料理の数で21品目を数えており、味も見栄えも鮮やかで賑やか。また、一部メニューに水気があるのに汁が垂れることなく、旧国鉄時代からの公式な駅弁屋ではない調製元の駅売り弁当にありがちな惣菜っぽい雰囲気がない。ずっと前からここにあるような、普通の駅弁という印象を感じた。
北千住駅など東武鉄道の駅での宇豆基野の駅弁の販売は、2017(平成29)年の秋に終えた模様。商品そのものは北千住駅ビルその他の店舗で買うことができる。
※2018年6月補訂:駅での終売を追記