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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

昭和おもひで弁当(1,300円)2020年12月12日に東武鉄道の北千住駅の下りホーム上の売店で購入
Fukagawameshi

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2012(平成24)年までに上野駅構内のスーパーマーケットや羽田空港第2旅客ターミナルビルで売られ始めた模様。調製元が創業当初の味を、かつて人気だったチキン弁当の内容を復刻したのだという。コンパクトにまとめた二重折の中身は、下段が日の丸御飯、上段がおかずで小粒な焼き鳥、つくね串、鶏唐揚、山椒煮、玉子焼、かまぼこ、煮物など。これはまるで、おつまみ弁当のよう。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鮒忠 東京都台東区浅草5−6−4 連絡先の記載なし http://www.funaben.jp/

深川めし(1,080円)2019年10月19日に東武鉄道の北千住駅の下りホーム上の売店で購入
Fukagawameshi

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東武鉄道の浅草駅や北千住駅では2018(平成30)年の発売か。やや小柄な長方形の容器に炊込飯を敷き、その半分をアサリ煮で、半分を鶏胸肉の山椒煮、ニシン昆布煮、漬物で覆い、れんこんきんぴら、玉子焼、こんにゃくやシイタケなどの煮物を添える。アサリなどの貝類のぶっかけめしという深川飯の要素がほとんどないように見える。味は普通。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鮒忠 東京都台東区浅草5−6−4 連絡先の記載なし http://www.funaben.jp/

浅草鶏シュウマイ弁当(950円)2019年5月17日に東武鉄道の北千住駅の下りホーム上の売店で購入
Asakusa Tori Syumai Bento

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1963(昭和38)年の発売というが、浅草駅の駅弁売店に来たのは少なくとも2011(平成23)年以降、この名前や見栄えになったのは調製元のツイッターの情報によると2018(平成30)年3月からと思われる。ふたには浅草雷門や浅草の観光イベントが賑やかに描かれる。中身は茶飯を鶏そぼろときんぴらごぼうとごま昆布佃煮で覆い、チキンシュウマイ3個、玉子焼、タケノコとニンジンとコンニャクの煮物を添えるもの。飯も焼売もおかずも、JR駅の駅弁よりも水気があり柔らかくなっている。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鮒忠 東京都台東区浅草5−6−4 連絡先の記載なし http://www.funaben.jp/

【終売】渡月(2,200円)2019年12月20日に東武鉄道の北千住駅の特急ホームで予約購入
Togetsu (end of sales)

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東武鉄道の子会社が特急列車内で予約販売するお弁当。これは東京駅弁の日本レストランエンタプライズが「日本ばし大増」ブランドで販売する仕出し弁当のひとつ。過去に駅弁になったり東京総合車両センターで売られた、そんなかつてのNREの宅配弁当(delivery@お弁当)のうち、この「渡月」のみがなぜかこうして東武鉄道で予約でき、しかしこの販売元の駅売店では取り扱わないという不思議な役回り。東京駅弁「大人の休日弁当」のような、雰囲気の高級仕出し弁当だった。東武では2020年限りで取り扱い終了か。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 日本ばし大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】元祖チキンシュウマイ弁当(864円)2015年5月16日に東武鉄道浅草駅の改札外売店で購入
Ganso Chicken Syumai Bento (end of sales)

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上記の駅弁「浅草鶏シュウマイ弁当」の、2015(平成27)年時点での姿。当時は駅弁として知られたり紹介されることは、ほとんどなかったのではないかと思う。見た目も中身も後のものとはだいぶ違い、ボール紙のふたにはスマートなデザインで宣伝文を書き、中身は俵飯、チキンシュウマイ5個、タケノコやニンジンなどの煮物、ポテトサラダ、かまぼこ、玉子焼、きんぴらごぼう、生姜昆布漬だった。

1954(昭和29)年発売の横浜駅弁「シウマイ弁当」によく似ていると思うが、どちらもつまりシウマイを入れた幕の内弁当であるから、不自然ではないと思う。その伝統の駅弁に比べると、こちらは飯も焼売もおかずも、水気があり柔らかくなっている。

※2019年8月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鮒忠 東京都台東区浅草5−6−4 03(3872)2727

【終売】三社いなり(540円)2015年5月16日に東武鉄道浅草駅の改札外売店で購入
Sanja Inari (end of sales)

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2011(平成23)年頃から売られている模様。2011年3月頃に撤退または廃業した以前の浅草駅弁の調製元からも、同じ名前で似たような駅弁を販売していた模様。駅弁の名前は浅草神社の三社祭から採られたのだろう。購入日はその祭の日であったが、この駅弁は一年中変わらぬ姿で販売されている。

竹皮柄のボール紙製容器には、駅弁の名前をゴム印で押しただけの白紙が掛紙として巻かれる。中身はアサリ飯、白飯+ごま、白飯+ゆかりで3種類のおいなりさんが各1個と、玉子焼、かまぼこ、煮物、大福をいずれも小さなサイズで詰めたもの。見た目も価格もおにぎり駅弁タイプ。この調製元の浅草駅弁は2015年頃までの販売か。

※2019年11月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 優味 東京都葛飾区西亀有2丁目25−3 03(3604)2088

【終売】深川めし(1,030円)2014年6月20日に東武鉄道浅草駅の改札外売店で購入
Fukagawa Meshi (end of sales)

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2011(平成23)年の発売か。同年3月頃に浅草駅の駅弁屋が消えた後、ほどなく出てきた模様。ネット上には、その駅弁屋の元従業員が作っているとの情報あるいは噂がある。葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」の「深川万年橋下」や中身の写真などを印刷した掛紙に巻かれた長方形の容器の中身は、茶飯をアサリ煮とアサリ串で覆い、小女子と大根桜漬を添え、タケノコとシイタケとニンジンの煮物と、かまぼこと玉子焼と煮豆を付ける。

国鉄〜JRの東京駅弁で有名になった深川めしと違い、かつての浅草駅弁の深川めしと同じく、アナゴではなくアサリの弁当。この駅弁の掛紙で深川飯の始まりとして書かれる「アサリのむき身入り味噌汁をごはんにかけて食べた」ものが、常温の弁当の範囲で再現されているのだろう。実は国内各地を探しても、千葉駅や木更津駅くらいにしかない、アサリの駅弁。この調製元の浅草駅弁は2015年頃までの販売か。

※2019年11月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 優味 東京都葛飾区西亀有2丁目25−3 03(3604)2088

【終売】牛すき弁当(1,000円)2016年6月26日に東武鉄道浅草駅の改札内の売店で購入
Gyusuki Bento (end of sales)

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2012(平成24)年の発売か。掛紙や添付のチラシで「牛すき弁当」、食品表示ラベルで「牛すき焼き弁当」、売店の掲示で「浅草牛すき弁当」と名前が異なる。長方形の容器に白御飯を詰め、割り下で真っ黒になった牛肉煮で覆い、タマネギ、シラタキ、玉子焼、お麩を添えたり散らすもの。明治の初め頃に浅草で牛鍋屋が一時的なブームになったことにちなみ、この駅弁ができたという。常温で昼飯にモリモリ食べられる牛鍋丼。調製元の2017年頃の撤退により、今は売られていないはず。

※2019年8月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
有限会社 銀河 東京都足立区千住東2−2−1 連絡先の記載なし

【終売】焼き鳥弁当(900円)2016年6月26日に東武鉄道浅草駅の改札内の売店で購入
Yakitori Bento (end of sales)

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東武浅草駅で駅弁も売る売店にて購入。わっぱ型の木製エコ容器の全面に白御飯を敷き詰め、焼き鳥や鶏肉団子をゴロゴロと撒いて外周を固め、長ネギ焼、レンコン、玉子焼、ピーマンなどを詰める。掛紙その他のパッケージがないため、コンビニ弁当か惣菜弁当にも見えるが、分量の多さ、容器の深さ、味の濃さ、常温での風味は、駅弁のそれである。鶏肉は分量に加えてタレの塩気や辛味の強さもあり、くどいほどの鶏丼。これはかつて「焼き鶏丼」の名で、浅草駅や北千住駅の駅弁として売られていたのではないかと思う。調製元の2017年頃の撤退により、今は売られていないはず。

※2019年8月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
有限会社 銀河 東京都足立区千住東2−2−1 連絡先の記載なし

【終売】浅草焼き鳥丼(150元≒550円)2017年7月22日に台北市内「2017台灣美食展」での「第3回鐵路便當節(鉄道弁当祭)」で購入
Asakusa Yakitori Don (end of sales)

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2017(民国106)年7月21〜24日に、台湾の台北市内のコンベンション施設「台北世界貿易中心(台北世界貿易センター)」で開催された展覧会「2017台灣美食展」での「第3回鐵路便當節(鉄道弁当祭)」で販売された商品。日本の鉄道会社10社と、韓国、スイス、台湾2社の駅弁が、ここで展示販売されていた。

東武鉄道は、この1種。内容も分量も容器もおおむね、浅草駅弁「焼き鳥丼」と同じ。これに、中身と浅草寺と特急電車「リバティ」とSL列車「大樹」の写真を載せた掛紙をかけて販売していた。後に浅草駅の駅弁にも、この掛紙と似たものをかけ始めたらしい。ここでの調製元は、台北市内の歓楽街にある日本人向けの海鮮居酒屋。

販売駅
第3回鐵路便當節(鉄道弁当祭)
調製元
昴家手作料理 台北市中山區林森北路133巷23號

【終売】鳥めし(630円)2007年2月3日に浅草駅の駅弁売店で購入
Torimeshi (end of sales)

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東武鉄道の浅草駅で、以前から販売されていた駅弁。トレーを接着した長方形の容器に、江戸時代の田舎を描いたと思うボール紙でふたをして、輪ゴムで留める。中身は御飯の上に刻み海苔を振り、鶏肉を載せてグリーンピースを散らし、タクアンと柴漬を添える。

鳥飯など市販品では下手に作りようがない分野だと思う。しかしこの鳥肉板はパサパサで醤油臭く、彩りのためだけに散らしたグリーンピースで一般受けを削ぎ、雑に付けたタクアンとしば漬けの着色は毒々しい。こんな市販弁当が高度経済成長期までならともかく、平成の21世紀の首都ターミナル駅で現役なことに驚くばかり。掃除が行き届いていない電車内で、割り切りながらかき込んだ。

東武鉄道は他の多くの私鉄と異なり、蒸気機関車が客車や貨車を牽引する路線で生まれたため、節々に旧国鉄との共通点が垣間見える。駅弁もそうで、私鉄唯一の駅弁立売駅があったり、戦前の駅弁掛紙が出てきたり、このような他の私鉄にない弁当が浅草、下今市、東武日光、鬼怒川温泉その他の駅で販売されている。

なお、調製元が2011年3月頃に撤退または廃業したようで、この駅弁は今では買うことができない。駅弁売店は残存しているが、シャッターを降ろしたまま営業していない。

※2012年7月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鬼平 東京都墨田区東向島2−26−16 03(3619)7725

【終売】深川めし(800円)2007年2月3日に浅草駅の駅弁売店で購入
Fukagawa Meshi (end of sales)

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東武鉄道の浅草駅で、以前から販売されていた駅弁。角を落とした正方形の容器に木目調ボール紙のふたをして、葛飾北斎「冨嶽三十六景 深川万年橋下」を描き直した絵柄のボール紙枠にはめる。中身はあさりごはんとエビフライ、焼鮭、焼売、玉子焼、煮物など。どこも寂しく、風味や風情や雰囲気のない、悪い昔のお弁当。

「浅草駅」はこの地に4つ、開業順に東京メトロ銀座線(1927年)、東武伊勢崎線(1931年)、都営地下鉄浅草線(1960年)、つくばエクスプレス(2005年)の駅がある。しかし直接接続するのは、銀座線と伊勢崎線、銀座線と浅草線の2パターンのみ。他は地上の街を歩く必要があり、つくばエクスプレスの駅は他の3駅とまるで異なる立地にある。鉄道はこれだから不便だ、と言われかねない欠陥だと思う。

なお、調製元が2011年3月頃に撤退または廃業したようで、この駅弁は今では買うことができない。駅弁売店は残存しているが、シャッターを降ろしたまま営業していない。

※2012年7月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鬼平 東京都墨田区東向島2−26−16 03(3619)7725

【終売】あなごずし(1,400円)2009年8月30日に浅草駅の駅弁売店で購入
Anagozushi (end of sales)

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評判も価格も浅草駅弁のフラッグシップであった駅弁。容器に書いてある「名代」「江戸前」「手造り」の接頭辞付きで呼ばれることもある。木目柄で円筒形の容器を、商品名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は江戸前つまり東京湾で獲れたアナゴを柔らかく煮たものを握り酢飯と合わせたあなごずしが6切れと、玉子焼、菜の花など。

形はしっかりしているのに、食べれば抵抗感なく溶けていくアナゴは、姫路駅や東京駅の穴子棒寿司駅弁の上を行くかもしれない。私鉄の駅弁であることと駅弁大会に出ないことで紹介例は多くないが、味とコンセプトで全国有数の駅弁と呼んで良いことは確かだろう。一日30個限定のため、午前中でないと買えないことが多かった。

なお、調製元が2011年3月頃に撤退または廃業したようで、この駅弁は今では買うことができない。駅弁売店は残存しているが、シャッターを降ろしたまま営業していない。

※2012年7月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 鬼平 東京都墨田区東向島2−26−16 03(3619)7725

【終売】東京スカイツリー弁当(1,200円)2013年1月19日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Tokyo Skytree Bento (end of sales)

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2012(平成24)年7月25日に「東京スカイツリー御膳」(1,300円)「東京スカイツリー弁当」(1,200円)「東京スカイツリー丼」(1,200円)「東京スカイツリー三段重」(2,400円)の4種が東武緑地から一斉に発表された、東京スカイツリー公認お弁当4種類のうちひとつ。

高さ634メートルの塔体を2頭身にデフォルメした、銀色の分厚いプラスティック製容器の中に、ケチャップライスを詰め、スクランブルエッグをかけ、エビフライを置き、グリーンピースと星形のニンジンを振り、タルタルソースを添える。容器を収めるボール紙の枠には、ポストカード向けの切り取りを付けた。味は見たまんま。持ち運びにくさと複雑さがこの上なかった前作とは違い、使いやすく、分かりやすくなったのに、催事場では夜まで連日居残りという人気のなさであった。

市中で買えたのは2013年までか。以後は団体予約限定の商品として取り扱われたが、2020年までにそれもなくなった模様。

※2021年2月補訂:終売を追記
販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
販売元
東武緑地 株式会社 東京都墨田区向島1−26−5 03(3829)2361

【終売】東京スカイツリー弁当(1,200円)2014年6月20日に東京スカイツリーで予約購入
Tokyo Skytree Bento (end of sales)

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パッケージも容器も中身も価格も、上の「東京スカイツリー弁当」と同じ。違いは販売元が「東武緑地」か「満天商事」かだけ。製造者固有記号が同じ「TT1」であり、名が出ない調製元も同じであると考えられる。なぜ同じ弁当を別の会社が取り次ぐのか、これらの会社は鉄道会社や駅弁屋とどのような関係にあるのか、謎に満ちた弁当や存在である。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
販売元
満天商事 株式会社 東京都港区浜松町2−2−15 03(3438)2282

【終売】東京スカイツリー弁当(1,500円)2012年3月24日に第15回東北応援東日本縦断東京駅駅弁大会で購入
Tokyo Skytree Bento (end of sales)

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2012(平成24)年3月8日から東武鉄道の浅草駅と北千住駅と浅草駅発の特急列車5本の車内と、東京、上野、新宿、大宮の各駅のNRE駅弁売店などで1万個を販売。同年5月22日の東京スカイツリータウンのグランドオープンを記念し、日本テレビの情報番組「スッキリ!!」と東武鉄道が共同で、日本ばし大増の総料理長の監修により開発された。

東京スカイツリーに頑張って見立てたボール紙製容器の弁当箱とミネラルウォーター入りペットボトルのセット。この中にはツリーの鉄骨をイメージしたと思う絵柄の正八角形の容器が風呂敷に包まれて二段重ねで収まる。東京と栃木にちなんだという中身は、下段が鰻丼と牛丼と漬物、上段が菜の花、コマツナ、玉子焼、湯葉きんぴら、ニンジンやレンコンなどの煮物など。味はえらく無難で、この発売はテレビなどで話題にされたが、容器が巨大でキワモノすぎるし値段も高く、見るからに売れていなかった。

東京スカイツリーは東京タワーの代わりとなる高さ634mの自立式電波塔。東京のテレビ局6局が打ち上げた、高層ビルの増加で電波が届きにくくなった東京タワーに代わる新タワー構想に対して、東武鉄道が業平橋駅の貨物駅跡をもって、さいたま新都心や東京タワーやとしまえんなどのライバルに打ち勝ち、その立地を勝ち取ったもの。事業会社の筆頭株主として総事業費650億円を注ぎ込んだ東武鉄道は、足元には商業施設「東京スカイツリータウン」を併設し、最寄りの業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」に改称、伊勢崎線にも「東武スカイツリーライン」の愛称を付与して、この新名所に激しく入れ込んでいる。

販売駅
東武鉄道 浅草(あさくさ)駅 1931(昭和6)年5月25日開業 東京都台東区花川戸
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334