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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 新宿(しんじゅく)駅 JR-East Shinjuku Station
2022(令和4)年1月訪問 GoogleMap「新宿駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京の鉄道ターミナルのひとつ。19世紀の末に甲州街道の宿場町のはずれにできた小さな駅は、20世紀に入ると東京の西の玄関口となり、私鉄や地下鉄が次々に乗り入れ、利用者数で世界一の駅になるまでに発展した。1897(明治30)年頃から1991(平成3)年まで新宿駅の駅弁があり、以後は東京駅と同じ駅弁が売られる。1885(明治18)年3月1日開業、東京都新宿区新宿3丁目。

【掛紙】とんかつ弁当(620円)Tonkatsu Bento
1989年9月21日調製 Sep. 21, 1989

掛紙

1989(平成元)年9月21日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。食材となってしまうブタを、調理者や消費者の姿で描くことは、昭和時代の食堂や弁当で定番だと思う。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口 03(370)6264

【掛紙】あずさ寿司(500円)Azusazushi
調製年月日不詳 1980's

掛紙

1980年代に使われたのではないかと思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。1977(昭和52)年に発売した、いなり、太巻き、細巻き、ちらしのセット。当時はよく売れたという。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】お弁当(500円)Obento
1977年7月25日調製 Jul. 25, 1977

掛紙

1977(昭和52)年7月25日6時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。絵柄は当時の新宿中央公園から見た超高層ビル群、左から安田火災海上本社ビル、新宿三井ビルディング、新宿住友ビルディング、京王プラザホテルに見えるがどうか。1898(明治31)年12月に東京の外れにできた淀橋浄水場は、周辺が大正時代には早くも都市化、新宿副都心計画により1965(昭和40)年3月限りで廃止され、跡地は縦横の街路が立体交差する摩天楼街と公園になった。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】お弁当(400円)Obento
1977年7月25日調製 Jul. 25, 1977

掛紙

1977(昭和52)年7月25日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。駅周辺の名所のイラストマップが、東京都新宿という大都会で制作された。40年以上後に見ても、ガスタンクが撤去されて国立競技場を建て替えたくらいで、あまり変化がないことに驚く。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口 03(370)6264

【掛紙】寿司(300円)Sushi
1977年7月25日調製 Jul. 25, 1977

掛紙

1977(昭和52)年7月25日6時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。機能的な助六寿司だったのだろう、東京や新宿を思わせたり、旅情や郷愁を誘う絵柄はなにもない。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】お弁当(400円)Obento
1975年1月1日調製 Jan. 1, 1975

掛紙

1975(昭和50)年1月1日9時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。掛紙そのものにさしたる特徴はない。駅弁屋は基本的に年中無休であるが、元日は旅行者が少ないことと、おそらく目出度い掛紙として保存あるいは死蔵されるだろうから、調製印がこの日の駅弁掛紙を入手できたのは珍しいと思う。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】謹製御寿司(200円)Kinsei Osushi
1973年12月23日調製 Dec. 23, 1973

掛紙

1973(昭和48)年12月23日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。掛紙だけを正視すれば目がチカチカしそうな背景。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】御弁当(200円)Obento
1972年10月12日調製 Oct. 12, 1972

掛紙

1972(昭和47)年10月12日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。絵柄は下記の9月のものと同じ。国鉄の観光キャンペーン「ディスカバー・ジャパン」に加えて、この年この月の鉄道100年のロゴマークも印字された。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】謹製御寿司(150円)Kinsei Osushi
1972年10月1日調製 Oct. 1, 1972

掛紙

1972(昭和47)年10月1日5時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。日本国有鉄道は第二次大戦後の成立であるため、掛紙の「国鉄創業100年」は厳密には誤りだが、この年に日本の鉄道が百周年を迎え、各種のイベントが大々的に開催されたのだとか。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】御弁当(200円)Obento
1972年9月30日調製 Sep. 30, 1972

掛紙

1972(昭和47)年9月30日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。開設当時の新宿停車場と、当時の新宿ステーションビルとなんだか似ていないビルが描かれる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】幕の内お弁当(150円)Makunouchi Obento
調製年月日不詳 1968

掛紙

記載事項から1968(昭和43)年のものと思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。BASEBALL GROUNDとGALLERYとSHINJUKU STATIONを描いた、近代的な絵柄。1968年の明治百年のロゴマークもある。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
株式会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (370)6264

【掛紙】御弁当(100円)Obento
1963年6月23日調製 Jun. 23, 1963

掛紙

1963(昭和38)年6月23日7時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。小さな絵柄には明治神宮と書いてあるが、これではなんだか町外れの小さな神社にしか見えない。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
有限会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (371)4379

【掛紙】御辨當(100円)Obento
調製年月日不詳 1960's

掛紙

1960年代のものと思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。まるで現代アートのような模様で、駅弁の名前や価格に駅名や調製元を描いた。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
有限会社 田中屋 東京都渋谷区代々木二丁目新宿駅南口脇 (371)4379

【掛紙】御寿し(70円)Osushi
1959年5月10日調製 May 10, 1959

掛紙

1959(昭和34)年5月10日5時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。絵柄は年輪に見えるような。新宿駅のすぐ南に渋谷区と新宿区との区界があるので、調製元の所在地も新宿駅南口脇なのに渋谷区千駄谷とある。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
有限会社 田中屋 東京都渋谷区千駄谷五丁目新宿駅南口脇 (37)4379

【掛紙】お茶付御辨當(45銭)Ocha-Tsuki Obento
1941年4月28日調製 Apr. 28, 1941

掛紙 掛紙

1941(昭和16)年4月28日5時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。おそらく特に何かを描いているわけではないと思われる。

お茶付き弁当とは、1939(昭和14)年頃から第二次大戦中までの駅弁にみられたもの。当時30銭の駅弁と10銭のお茶を合計45銭で販売したのは、当時は鉄道省が決めていた駅弁やお茶の値段を、国家総動員法に基づく価格等統制令により1939(昭和14)年9月18日の価格に凍結されてしまったため、これを回避するため新たな商品を出したものらしい。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
たなか 新宿 496番

【掛紙】御辨當(30銭)Obento
1941年4月28日調製 Apr. 28, 1941

掛紙 掛紙

1941(昭和16)年4月28日5時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。おかずの掛紙は、おそらく特に何かを描いているわけではないと思われる。御飯の掛紙は鉄道省の東京鉄道局管内の各社で共通のもので、駅弁の掛紙では第二次大戦中に呼び掛けられた、汽車や電車の客に向けたマナー啓発。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
たなか 新宿 496番

【掛紙】御壽司(20銭)Osushi
1939年10月30日調製 Oct. 30, 1939

掛紙

1939(昭和14)年10月30日5時の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。あるいは1925(大正14)年のものだろうか。おそらく特に何かを描いているわけではないと思われる。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
たなか 新宿 496番

【掛紙】サンドウヰッチ(35銭)Sandwiches
1928年1月5日調製 Jan. 5, 1928

掛紙

1928(昭和3)年1月5日の調製と思われる、昔の新宿駅弁の掛紙。この頃の新宿駅では、後の田中屋である田中五平の他に、「ちとせや」の屋号を持つ中島伸次郎が営業しており、こちらの駅弁掛紙ではないかと思う。池沼と家屋がある風景は、当時のどこのものだろうか。

販売駅
中央本線 新宿(しんじゅく)駅 1885(明治18)年3月1日開業 東京都新宿区新宿3丁目
調製元
ちとせ 新宿駅構内 連絡先の記載なし