東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。
2019(令和元)年7月10日に東京駅で発売、8月に上野駅や大宮駅でも発売。東京の駅弁であり、東京で小江戸といえば埼玉県川越が有名であるが、この駅弁はそのどちらでもなく、2015(平成27)年から栃木県栃木市の市役所と観光協会が推進する「とちぎ江戸料理」と調製元による、栃木が主題の駅弁である。掛紙には栃木市内の観光名所がイラストで描かれる。
クチナシで染めた黄色い御飯を、鶏つくね、かんぴょう煮、こんにゃく串、レンコン揚、サメの漬焼、岩下の新生姜などで覆い、菜の花おひたしやサツマイモ甘露煮などを添える。普通の駅弁に見えて、味も自然なのに、実は一風変わったお弁当。10月には中身は秋バージョンに変わったという。2019年末までの販売か。
栃木市は、関東平野で栃木県の南部に位置する、人口約16万人の宿場町で工業都市。明治4年(1871年)の廃藩置県で栃木県と県庁が置かれたが、1884(明治17)年に宇都宮へ県庁が移転し、現在は人口で県内3番目の地位に甘んじる。江戸時代にも日光街道が奥州街道を分岐する城下町であった宇都宮に対して、栃木は脇街道の途中の一宿場町に過ぎなかったが、天皇の代理である例幣使が日光へ行くルートになったり、利根川水系の巴波川(うずまがわ)の水運と陸運との結節点として栄えた。交通や物流の変化で廃れた街並みを、「蔵の町」として観光に活用し始めている。
※2020年12月補訂:終売を追記JRグループの観光キャンペーン「「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン」の実施に合わせて、2018(平成30)年4月1日から6月30日まで、東京、新宿、上野、大宮の各駅で販売。掛紙にはその名とロゴマークと、栃木県の観光地5箇所と食べ物5種類の写真を掲載した。
中身はかみのかわ黒チャーハン、いちご飯バーガー、いもフライとモロ(サメ)フライ、ゆばなどの煮物。字面では奇抜で、味はそれほど奇抜でない記念駅弁。調製元はつまり日本レストランエンタプライズ(NRE)で、調製会社の社名を2018年4月にNRE大増から「日本ばし大増」に変えた。
JR東日本の駅のコンビニ「NewDays」で、2017(平成29)年9月5日から25日まで販売。「東日本旨いものフェア」として、東日本17都県の食材を手軽に味わえるオリジナル商品の販売や、名産品の販売したという。これは見た目や名前で判断して、東京駅の駅弁「東日本うまいもん弁当」と同じようなものではないかと思う。
長方形の容器の半分に、醤油飯は秋田しょっつる御飯、ホタテは青森県産、味噌漬は宮城仙台、海苔佃煮は東京か、半分がおかずでマイタケ天は新潟県産、牛肉煮は山形米沢か、こんにゃくは群馬などの煮物、サツマイモ甘煮、ポテトサラダ、ニンジンとイカの醤油漬はどこか、「東日本9県の食材」を使った弁当だという。上の駅弁「東日本うまいもん弁当」を598円のコンビニ弁当にすると、こんな感じになるのだろう。味は駅弁とたいして変わらない。調製元は地域により異なると思うが、東京都内の上野駅で買えたものは、駅弁も作るJR東日本の子会社であった。
2017(平成29)年7月から9月までのJRグループの観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせ、その開催期間中に東京、上野、新宿、大宮の各駅で販売。円形の容器の半分は、野沢菜漬や玉子そぼろなどで覆われた茶飯。残りの半分が、長野県産鹿肉のトマト煮込みハンバーグ、ブロッコリー、りんご白ワイン煮。残りが長野県産ぶなしめじソテーと煮物。
茶飯の部分だけで飯が喰え、鹿肉ハンバーグの味は牛豚合挽きなどとほぼ変わらず。エリンギや煮物類などを含め、その風味や内容は、まるで東京駅弁「五目わっぱ飯」のような定番弁当の感覚。期間限定で消してしまうには惜しい、完成度の高い駅弁。キャンペーン期間中に限定せず販売されたが、2019年5月限りで終売。
※2019年6月補訂:終売を追記JR東日本の発足30周年を記念して、2017(平成29)年4月8日から16日まで、東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」「駅弁屋 踊」と新宿駅の駅弁売店「駅弁屋 匠」で販売。同年10月のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2017」にエントリーされ、同期間に再販売、翌2018年3月頃まで売られた。掛紙には春夏秋冬の景色と、「JR東日本30周年記念」の文字と、裏面で東日本の地図に当てはめたおしながきを掲載する。
中身はJR東日本管轄17都県をイメージした料理を詰め合わせたという。青森県はりんごシラップ漬、岩手県は切り昆布煮、宮城県は牛タン塩焼、秋田県はいぶりがっこ、山形県はいも煮、福島県はいか人参、茨城県はあんこう唐揚、栃木県は巻き湯葉煮、群馬県はピリ辛こんにゃく、埼玉県は深谷ねぎしば漬け、千葉県はいわしつみれ煮、東京都は深川めし、神奈川県は蒲鉾、新潟県は鮭の焼き漬、山梨県は信玄どり照焼、長野県は野沢菜天ぷら、静岡県は浅炊き桜海老。玉子焼、インゲンとニンジンの煮物、赤パプリカ揚、白飯、いくら醤油煮は、どこの都県にも属していない。仙台駅弁か何かで見た気がする正八角形の黒い容器の中心に飯を詰め、周囲の8区画にこれらの煮物、揚物、焼物を満載した。高価な駅弁だが、それだけの価値とパワーがあった。
国鉄の分割民営化で誕生した6社の旅客鉄道会社は、各社で営業収入の1%に相当する経常利益を計上できるよう、東日本・東海・西日本の本州3社に債務を負わせ、北海道・四国・九州の三島会社に基金を積み、国鉄の債務の残額と鉄道で使わない資産を国鉄清算事業団に持たせた。30年を経過すると、東日本と東海が大儲け、西日本も黒字で、九州までの4社が株式を上場し、四国は厳しい経営難、北海道は資金欠乏の危機となった。
その要因については、メディアはもごもごと考察を避け、ネットはぎゃんぎゃんと騒ぎ立てるが、低金利と高速道路と新幹線の3点だけで概観できてしまうことを、どこも誰も語らないように見える。国鉄分割民営化から30年も遡れば、新幹線はおろか東京駅と博多駅の間を除き特別急行列車さえ無かった昔。バブル経済と以後のデフレの助けがあったとはいえ、三十数年前の政府や国鉄の官僚は実に正確に将来を見通していたのだと、恐ろしく思える。
※2020年12月補訂:終売を追記東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」のリニューアルオープンを記念して、開店日の2016(平成28)年11月9日から30日まで販売。新潟県十日町の魚沼コシヒカリを使用したそうで、掛紙にはその田と稲刈りの写真が使われる。中身は日の丸御飯に鮭の焼き漬け、蒲鉾、玉子焼、五色あられ揚、南瓜揚、煮物、笹団子という、新潟県な内容で、今の正しい幕の内駅弁のタイプ。いつものNREの東京駅弁より御飯がうまいという印象までは受けなかった。
日本一の駅弁売店と呼んでよい東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」。この駅弁の発売日に、東京駅の中央通路の北側から南側へ移転し、店舗面積が187uから240uに、売場面積が113uから150uに、駅弁が170種類から200種類に、それぞれ3割くらい増えた。リニューアルというものの、店舗そのものは、液晶画面と内照看板が増えたなと思うくらいで、あまり変化がない。レイアウトも線対称に貼り付けただけ。
福井県庁とJR東日本グループとの「コラボ」により、2016(平成28)年7月28日から8月31日まで、東京、品川、新宿、上野、大宮の各駅のNREの駅弁売店で1万個を販売した、期間限定駅弁。福井県が「恐竜王国福井」の認知度向上、観光客等の誘客拡大、福井県の食の魅力のアピールを狙ったという。東京駅では福井駅の駅弁も毎日販売されているが、これを福井駅の駅弁屋が作ったり、福井駅で販売することは、なかったようだ。
恐竜の卵をイメージしたのかもしれない、真っ黒な卵形の容器を、商品名や恐竜骨格などをデザインしたボール紙の枠にはめる。中身は紙枠側面のおしながきによると、福井うまれのこしひかり米、ふくいポークの蜂蜜カレーソース、鰆の雲丹しお焼、小鯛の手鞠寿し、永平寺厚あげと九頭竜まいたけの煮物、五目玉子焼、鯖のへしこと大根の浅漬など。海苔にも恐竜を描き、箸袋と添付のチラシでも恐竜王国福井をアピールするが、東京では目立たない外観と、東京では福井らしさを感じにくい中身で、印象に残りにくいのではないかと感じた。同じ売店で買えるカニ飯やサバ鮨のほうが、福井らしい。
2015(平成27)年11月1日から30日まで、東京、上野、品川、新宿、大宮の各駅で販売。新潟県農林水産部、農業協同組合(JA)、全国農業協同組合連合会新潟県本部(JA全農にいがた)による、新潟米のプロモーション活動の一環。新潟駅の駅弁ではない。
添付のしおりでカラー写真により解説する、新潟のお米農家ユニット「新潟ライスガールズ」が監修したという中身は、神楽南蛮味噌を添えた日の丸御飯、鮭焼漬、鶏照焼、鶏そぼろ入り玉子焼、妻有ポーク入りメンチカツ、サトイモやニンジンなどの炊き合わせ、煮豆など。
米と味噌と鮭とカツが新潟という。近所のスーパーで買える新潟コシヒカリは、他県での新種の登場や、2005年頃からの「コシヒカリBL」への切り替えで、相対的あるいは絶対的に味がずいぶん落ちたと感じていたが、この駅弁の冷たい白御飯は、クールに香ってうまいものだった。
2012(平成24)年8月21日から10月26日まで東京、上野、新宿、品川、大宮の各駅のNRE駅弁売店で13,000個が販売された駅弁で、新潟県十日町市とJR東日本との共生策のひとつであった模様。
価格や中身の見た目はいつものNRE東京エリアの幕の内弁当。御飯を魚沼産コシヒカリに、焼鮭を新潟加島屋のサーモントラウト甘味噌漬焼に、メンチカツを妻有ポークに、甘味を笹団子にして新潟を演出していた。常温の幕の内弁当では味の差が出にくかった感じで、さらに駅弁の名前から特徴がわかりにくいなど、演出が控えめすぎて話題になり損ねたと思う。
映画「わが母の記」の公開とタイアップし、2012(平成24)年4月21日から5月末までの予定で、東京、上野、新宿、大宮の各駅で販売された記念駅弁。他に桃中軒による「静岡版」が既存の「富嶽あしたか牛すき弁当」に特製のボール紙枠にはめて三島駅と沼津駅で、三好野本店による「すきやき弁当西日本版」(1,000円)が岡山駅で、北九州駅弁当による九州版として「黒豚すき焼き弁当」(1,050円)が小倉駅や博多駅で、それぞれ同じ時期に販売された。
赤い容器に収まる中身は写真のとおり、白御飯を牛肉煮とシラタキで覆い、焼き豆腐や長ネギ煮と玉子焼や春菊煮などを添えるもの。牛肉の分量は多くないが、豊かなシラタキと油と甘みで、常温の弁当なのにすき焼きの風味と雰囲気が見事に再現されている。一般200円の割引券を添付。
「わが母の記」は、井上靖の自伝的小説の、原田眞人監督による映画化。10年間にわたる母と息子、そして家族の愛を、役所広司と樹木希林が演じた。第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリ受賞、観客動員100万人以上、興行収入13.3億円。
映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」つまりRAILWAYS第2弾の公開とタイアップし、2011(平成23)年11月3日から2012年1月までの予定で販売された記念駅弁。二番煎じなので第1弾ほどスポーツ紙などに出なかった感じはしたが、東京駅弁のNREが東京、上野、新宿、大宮の各駅でこれを売り、富山駅弁の源が富山駅と高岡駅で別バージョンを販売した模様。
小柄で細長い長方形の容器に、今回の映画の舞台である富山地方鉄道の電車とその車窓に見える北アルプスの山並みを描いた掛紙を巻く。中身は白御飯の上に黒部名水ポークのパーコー、つまり豚肉の香味揚げをスライスして置き、肉味噌を付け、ダイコンやカボチャなどの煮物、白えび唐揚、ザーサイを添えるもの。メインの豚肉は、見栄えも分量も公式サイト見本写真の半額といった感じだが、その肉というか脂肪分の柔らかさと、スパイスかハーブかの香り付けは、今までの駅弁にない斬新な感じ。野菜煮とザーサイの付合せもシンプル。
今回の映画は2011年11月19日に富山で、12月3日に全国で公開された、三浦友和が主演の邦画。富山県の富山地方鉄道が舞台であり、鉄道会社の全面協力により撮影が行われ、駅弁掛紙のイラストや映画のポスターに登場する電車も富山地鉄の16010形(西武鉄道「レッドアロー」の中古)、10030形(京阪電車「テレビカー」の中古)、14760形(自社発注で昭和末期に絶賛された地方私鉄の名車)などである。映画の公開後に富山地鉄の乗客が増えたとは聞かない。
映画「RAILWAYS」の公開とタイアップし、2010(平成22)年4月21日から6月30日まで販売された記念駅弁。映画の製作総指揮者が駅弁のプロデュースも行い、東日本地区と西日本地区で販売を始めたことが、多くのスポーツ新聞で芸能記事になった。記事では調製元や販売駅を一切記さなかったが、具体的にはNREの東京エリアと三好野本店の岡山駅である。
長方形の容器に木目印刷のボール紙でふたをして、映画にちなんだデザインの掛紙を巻く。中身は島根牛の牛すき焼きと牛そぼろを載せた白御飯に、糸こんにゃく、しじみ醤油煮、サトイモやシイタケなどの煮物、ちくわ、大根キムチ。4月28日発売の西日本版は牛肉をすき焼きではなく甘辛煮で詰めたという。
中身に映画の撮影地にちなんだ山陰地方の雰囲気が感じられるが、メインであるはずの牛肉の分量と風味はいまいち。おまけの映画の「特別優待割引券」も、普通にもらえる200円引き。それよりも2切れだけ入るちくわの風味や質感こそが、山陰出雲の味ではないかと思う。「あご野焼き弁当」では映画の宣伝にならないとも思うが。
映画「RAILWAYS」は、2010年5月29日に公開された中井貴一が主演の邦画。島根県の一畑電車が舞台であり、鉄道会社の全面協力により撮影が行われ、駅弁掛紙のイラストや映画のポスターに登場する電車も一畑電車のデハニ50形電車であり、映画の公開後は一畑電車の乗客が増えたという。
2010(平成22)年秋のJRグループ観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」に向けて、2009年12月1日から2010年3月31日まで販売された駅弁。JR東日本の子会社で長野駅前に建つホテルメトロポリタン長野の洋食料理長と和食料理長がプロデュースしたそうだが、長野ではなく東京で調製され、東京、上野、新宿、大宮で販売される東京の駅弁。長野駅での輸送販売も行われていた模様。
紙と木を貼り合わせた円形の容器に透明なふたをして、野沢菜を版画でたくさん描いたボール紙の枠にはめる。中身は茶飯の上を玉子そぼろと野沢菜炒めで覆い、野沢菜キムチを添えて、おかずに焼き鮭、ダイコンやイカなどの煮物、野沢菜の天ぷら、野沢菜ソテーを載せた鶏グリエなど。野沢菜が油や香辛料で強く味付けされており、雰囲気は素朴やヘルシーからはほど遠いガッツリ系。しかし香りには少々の上品さが感じられた。
野沢菜は長野県下高井郡野沢温泉村に伝わる特産品の野菜。江戸時代の宝暦6年(1756)年頃に野沢の健命寺の住職が大坂から持ち帰った天王寺蕪が、野沢の土に合い突然変異でうまい菜になったと伝えられているが、DNA鑑定でその両者には関係がないという無粋な研究成果がある。長野県や新潟県や徳島県が主な産地。
2007(平成19)年4月7・8日に東京駅構内で開催された駅弁の日記念駅弁大会のための記念駅弁。JR東日本のコーポレートカラーをまとった正六角形の容器に、1982年の東北新幹線開業の写真と車両を載せた紙帯をして、割りばしなどを挟み食品表示ラベルを貼ってゴムで留める。
中身は下段が錦糸卵、ウニ、カニ、イクラ、トンブリ、セリ、金粉の酢飯、上段が有頭海老、鶏照焼、おでん串、ニシン昆布漬、里芋などの煮物、玉子焼など。JR東日本の発足20周年を記念して、自社エリア各地の特産品など20品を詰めたことが、お品書きにある。風味はいつものNREのもの。コンセプトが通った由緒正しき記念弁当。
1987年に発足したJRを記念するのに、東北新幹線開業という1982年の国鉄時代の写真を引いてきたのは、当時と同型の200系新幹線電車1編成を開業当時の色に塗り直す、東北新幹線開業25周年記念事業に関係がありそう。前年までこの駅弁大会に毎年出ていた、国鉄時代の幕の内駅弁の復刻商品は、今回は出なかった。
2006(平成18)年10月14,15日に東京駅で実施された「東日本縦断駅弁大会」の開催記念弁当。両日に加えその前週の日比谷公園での鉄道の日イベントでも販売された。
長方形の木目調容器に割りばしとお品書きを添えて、JR東日本エリアの1都15県の地図と沿線名所9箇所のイラストを印刷した紙ぶたをかけて、食品表示ラベルを貼り、輪ゴムでしばる。中身は東北上信越地方をイメージさせる名物や海産物や煮物などを19種も詰める。しかし無理に食材を組み合わせた感がない幕の内駅弁に完成した。
こういうコンセプトの駅弁は、例えば博多駅弁「九州の彩」のように、東京駅その他のJR東日本エリアで売り続けてもよさそうなお弁当だと思ったが、そういう意見が多かったのか、後に東京駅でレギュラー入りし、翌2007年くらいまで売られた。