東京駅から電車で約25分。横浜市は神奈川県の東部で東京湾に面した、人口約380万人の港町。東京の衛星都市として人口日本一の市であるほか、異国情緒とウォーターフロントで多くの観光客も集める。駅弁は、大正時代からの駅弁屋がコンコースやホーム上や駅周辺各地に駅弁売店を構え、「シウマイ弁当」は日本一売れる駅弁とされる。1915(大正4)年8月15日開業、神奈川県横浜市西区高島2丁目。
2008(平成20)年に発売された「かながわ味わい弁当」の、2015(平成27)年から出ている「夏」版の10シーズン目で、2024(令和6)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。夏版の発売当時から変わらない形の、夏の風景でできている掛紙の絵柄や写真は、2023年のものとまったく同じだった。
中身も昨夏と、おおむね同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮、小田原蒲鉾、枝豆とちりめんじゃこの炒り煮を載せた御飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、きゅうりの漬物、白桃わらび餅、シウマイ3個などが入る。蓮根煮が玉子焼に戻り、90円もの値上げは、同じ期間で売る「おべんとう夏」と同じ感じ。
2008(平成20)年に発売された「かながわ味わい弁当」の、2015(平成27)年から出ている「夏」版の9シーズン目で、2023(令和5)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。夏版の発売当時から変わらない形の、夏の風景でできている掛紙には、フラワーパーク下依知(厚木市)が初登場。
中身は昨夏と、おおむね同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮、小田原蒲鉾、枝豆とちりめんじゃこの炒り煮を載せた御飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、きゅうりの漬物、マンゴーわらび餅、シウマイ3個などが入る。玉子焼を抜いて蓮根煮を入れて50円の値上げは、同じ期間で売る「おべんとう夏」と同じ。価格が初めて四桁に乗った。
2008(平成20)年に発売された「かながわ味わい弁当」の、2015(平成27)年から出ている「夏」版の8シーズン目で、2022(令和4)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。夏版の発売当時から変わらない形の、夏の風景でできている掛紙には、2021年とまったく同じ写真が使われた。
中身は昨夏と、おおむね同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮、小田原蒲鉾、枝豆とちりめんじゃこの炒り煮を載せた御飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、きゅうりの漬物、マンゴーわらび餅、シウマイ3個などが入る。
2008(平成20)年に発売された「かながわ味わい弁当」の、2015(平成27)年から出ている「夏」版の6シーズン目で、2020(令和2)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。夏版の発売当時から変わらない形の、夏の風景でできている掛紙には、荒磯公園(横須賀市)、江ノ電とあじさい(藤沢市)、大山(伊勢原市)、横浜港大さん橋国際旅客ターミナル(横浜市)が初登場。
中身は昨夏と、おおむね同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮、小田原蒲鉾、枝豆とちりめんじゃこの炒り煮を載せた御飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、とうもろこし真丈煮、黒糖わらび餅、シウマイ3個などが入る。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で5シーズン目の「夏」版で、2019(令和元)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の5つの円写真に「小田原ちょうちん夏まつり(小田原市)」が登場。
中身は昨夏と、おおむね同じ。三崎産マグロの生姜煮、三浦産芽ひじきとくきわかめの炒め煮、小田原蒲鉾、枝豆とちりめんじゃこの炒り煮を載せた御飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、枝豆入りがんもどき煮、黒糖わらび餅、シウマイ3個などが入る。値段は30円上がった。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で4シーズン目の「夏」版で、2018(平成30)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。掛紙の5つの円写真に「大山阿夫利神社下社の絵とうろう(伊勢原市)」が登場。
中身は昨夏とほとんど同じ。三崎産マグロのピリ辛煮、三浦産芽ひじきと枝豆とさつま揚げの炒め煮、小田原蒲鉾、くきわかめの混ぜ込みご飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、とうもろこしの寄せ揚げ、マンゴーわらび餅、シウマイ3個などが入る。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で3シーズン目の「夏」版で、2017(平成29)年6月16日から8月31日までの販売で、やはり神奈川県とのタイアップ企画。ただし「春」から引き続き、掛紙に「かながわ再発見」のアイコンがない。5つの円写真は、前年の夏と同じ。
中身は昨夏とほとんど同じ。三崎産マグロのピリ辛煮、三浦産芽ひじきと枝豆とさつま揚げの炒め煮、小田原蒲鉾、くきわかめの混ぜ込みご飯、小田原産梅干を使う日の丸御飯、枝豆と生姜入り白さつま揚げ煮、黒糖わらび餅、シウマイ3個などが入る。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で2シーズン目の「夏」版で、2016(平成28)年6月1日から8月31日までの販売。今回から「かながわ再発見キャンペーン」のタイトルが消えたようだが、やはり神奈川県とのタイアップ企画。芦ノ湖と富士山と神奈川の五景を使う掛紙のデザインは、前シーズンの2015年の夏版とまったく同じ。
中身は前シーズンとほとんど同じで、くきわかめの混ぜ込み飯と小田原産梅干の日の丸御飯、三崎産マグロ生姜煮、三浦産芽ひじきとエダマメとさつま揚げの炒め煮、小田原かまぼこ、玉子焼、タケノコやニンジンなどの煮物、ヤングコーン炒め、なす漬、わらび餅、シウマイ3個。
横浜駅弁「かながわ味わい弁当」で初めて出てきた「夏の」版で、2015(平成27)年7月1日から8月31日までの2か月間の販売。2014年3月に「春の」が初めて出てきた時と同じように、容器と価格と掛紙の意匠は今春と変わらず、しかし掛紙の写真は青い夏のものに差し替えられ、中身の一部にも夏を感じる食材が使われる。中身は高菜の混ぜ込み飯と小田原産梅干の日の丸御飯、三崎産マグロ生姜煮、三浦産芽ひじきとエダマメとさつま揚げの炒め煮、小田原かまぼこ、玉子焼、タケノコやニンジンなどの煮物、トウモロコシ揚、きゅうり漬、わらび餅、シウマイ3個。