東京駅から電車で約25分。横浜市は神奈川県の東部で東京湾に面した、人口約380万人の港町。東京の衛星都市として人口日本一の市であるほか、異国情緒とウォーターフロントで多くの観光客も集める。駅弁は、大正時代からの駅弁屋がコンコースやホーム上や駅周辺各地に駅弁売店を構え、「シウマイ弁当」は日本一売れる駅弁とされる。1915(大正4)年8月15日開業、神奈川県横浜市西区高島2丁目。
2010(平成22)年から、5月第2日曜日の母の日と、その前日と前々日の3日間だけ販売される期間限定弁当。今回購入のものは母の日弁当の7年目で、2016(平成28)年5月6〜8日の販売。カーネーション柄の掛紙に包まれる、赤色と桃色の容器の9区画の中身は、赤飯と白飯と茶飯で3種の御飯に、合鴨ロースと玉子焼、タラのフカヒレあんかけ、イカ香り揚げ、タケノコやカボチャなどの煮物、花餅、シウマイ2個など。父の日弁当ほど中華が濃くない、なんでもまるごと弁当。
2018(平成30)年5月12日に購入した、横浜駅弁の掛紙。2年前と裏面のおしながきの表現が一部異なるが、中身はまったく同じと言えるほど共通していた。だから掛紙のみを収蔵
2013(平成25)年から、6月第3日曜日の父の日と、その前日と前々日の3日間だけ販売される期間限定弁当。掛紙の絵柄を、男性のスーツ姿の首元としている。中身は2015(平成27)年目の3年目から同じで、9区画に海老のチリソース、黒酢の酢豚、チンジャオニューロースー、鶏の唐揚げ、春雨炒め、特製シウマイ、えびシウマイ、かにシウマイ、中華クラゲ、ザーサイ、チャーハン、中華風鶏そぼろご飯を詰める。中華タイプのなんでもまるごと弁当。
※2021年2月補訂:写真を更新2016(平成28)年6月17日に購入した横浜駅弁の掛紙。今回は6月17〜19日の販売。掛紙も容器も中身も価格も、前年のものとまったく同じ。引き続き、買われ方や食べられ方を想像しにくい商品であるが、プレスリリースによると販売個数は増えているという。
2015(平成27)年6月21日に購入した横浜駅弁の掛紙。今回は6月19〜21日の販売。掛紙や中身や価格は、前年と同じ。9区画の中身の変化は、塩焼きそばが春雨炒めに替わっただけ。
2014(平成26)年6月14日に購入した横浜駅弁の掛紙。6月13〜15日の販売。上記の翌年のものと同じ。中身も塩焼きそばと春雨炒めの違いしかない。