旅の友「駅弁」。実際に食べた９，０００個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
東京駅から電車で約２５分。横浜市は神奈川県の東部で東京湾に面した、人口約３８０万人の港町。東京の衛星都市として人口日本一の市であるほか、異国情緒とウォーターフロントで多くの観光客も集める。駅弁は、大正時代からの駅弁屋がコンコースやホーム上や駅周辺各地に駅弁売店を構え、「シウマイ弁当」は日本一売れる駅弁とされる。１９１５（大正４）年８月１５日開業、神奈川県横浜市西区高島２丁目。
２０２３（令和５）年は４月１６日から６月１５日まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。アサリのシウマイは２０１６年から８年連続で、２０２１年から３年連続で紙箱も中身も値段も同じ。調製元がプレスリリースでビールに加えて日本酒に合うと宣伝する、アサリをカットせず混ぜ込んだ特製シウマイを６個、辛子でなく生姜を添えて、おいしさ長もちシリーズのプラ袋に密封し、冷蔵の状態で販売する。食べれば確かにアサリが入るシウマイ。価格は７０円もアップ。通信販売や一部ロードサイド店舗では、冷凍タイプのあさりシウマイも同じ値段で併売。
２０２２（令和４）年は４月１６日から６月１５日まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。アサリのシウマイは２０１６年から７年連続で、前年の２０２１年のものと紙箱も中身も値段も同じ。調製元がプレスリリースでビールに加えて日本酒に合うと宣伝する、アサリをカットせず混ぜ込んだ特製シウマイを６個、辛子でなく生姜を添えて、おいしさ長もちシリーズのプラ袋に密封し、冷蔵の状態で販売する。食べれば確かにアサリが入るシウマイ。今回から初めて、通信販売や一部ロードサイド店舗で、冷凍タイプのあさりシウマイも同じ値段で併売した。
２０１９（平成３１）年４月１６日から６月中旬まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。アサリのシウマイは４年連続。食品表示のルールを除き前年とまったく同じ、調製元がプレスリリースでビールに加えて日本酒に合うと宣伝する、アサリが入っている特製シウマイが６個。辛子でなく生姜を添付。価格はまたまた１０円のアップ。
２０１８（平成３０）年４月１６日から６月中旬まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。アサリのシウマイは３年連続。紙箱の絵柄は変わらないが、構造が少し違う。中身は引き続き、「おいしさ長もちシリーズ」の要冷蔵な真空パックで、特製シウマイ大のシウマイが６個入る。価格はまた２０円のアップ。今回は調製元の１１０周年、シウマイの９０周年のロゴマークをパッケージに入れた。
２０１７（平成２９）年４月１６日から６月中旬まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。前年に引き続きアサリのシウマイ。引き続き「おいしさ長もちシリーズ」の要冷蔵な真空パックで、特製シウマイ大のシウマイが６個入る。価格は２０円のアップ。
２０１６（平成２８）年４月１６日から６月中旬まで売られた、初夏の季節限定の特製シウマイ。アサリのシウマイは初登場。「おいしさ長もちシリーズ」の要冷蔵な真空パックで、特製シウマイ大のシウマイが６個入る。アサリの身が丸ごとシウマイに混ざり、食べてあっさり、噛みしめて旨味が出る、なかなかの風味。
２０１５（平成２７）年４月１６日から６月１５日まで売られた、季節限定の特製シウマイ。前年の真空パックをやめ、２０１０年や２０１１年のように、要冷蔵ながらそのまま食べられる形に戻した。従前の豆腐味に今回から鰹節まで付けて、はたしてシウマイにする必要があるのかと思うくらい、豆腐になりきっていた。
２０１４（平成２６）年４月１６日から６月１５日まで売られた、季節限定の特製シウマイ。２０１０年と２０１１年は６月から８月までの夏に出ていた豆腐のシウマイが、今回は初夏に出てきた。さらに今回は「おいしさ長もちシリーズ」の真空パックとなった。売店では従前の要冷蔵に加えて、要加熱を強く案内された。普段の習慣で冷蔵のまま食べたら、とうふというよりおからの食感と風味を感じた。
例年の春限定の特製シウマイの販売期間を半分奪う形で、２０１３（平成２５）年４月２６日から６月９日まで売られた、季節限定の特製シウマイ。その名のとおり、普段の豚肉ではなく、グチとタラを使う白身魚にマダコを混ぜた、シウマイならぬタコボールないしタラボールを６個、「おいしさ長もちシリーズ」のパッケージに詰める。電子レンジでの加熱を推奨する要冷蔵商品。そのまま食べても暖めても、タコかまぼこのような色彩と食感と風味だった。