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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 新津(にいつ)駅 JR-East Niitsu Station
2021(令和3)年10月訪問 GoogleMap「新津駅」

駅名標 駅舎 駅構内

新潟駅から普通列車で約20分。新津駅は信越本線に羽越本線と磐越西線が接続し、かつては機関区や鉄道工場や操車場を備える全国有数の鉄道の要衝であった。駅弁は1897年の駅開業時から売られ、昭和時代から今も2社が競い、しかし駅から特急や長距離列車がほぼ消えたため、今は駅前と新潟駅で売られる。1897(明治30)年11月20日開業、新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目。

町1丁目。

JR東日本 新潟(にいがた)駅 JR-East Niigata Station
2022(令和4)年10月訪問 GoogleMap「新潟駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から上越新幹線「とき」で2時間強。新潟市は信濃川の河口で日本海に面した、人口約78万人の港町。水田や漁港から新幹線や空港までなんでもある、本州の日本海側では随一の大都市。駅弁は明治時代から売られ、新発田駅や新津駅の駅弁もここに来て、駅弁売店で多種が並ぶ。1904(明治37)年5月3日開業、新潟県新潟市中央区花園1丁目。

雪だるま弁当(1,080円)Yukidaruma Bento
2011年6月12日に新津駅のホーム上の台売りで購入

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

1987(昭和62)年8月に新津駅で発売。雪だるま型の白いプラスティック製容器を、透明な手提げ袋に入れる。中身は全面に新潟米コシヒカリの白御飯を敷き、頭の部分に鶏そぼろ、雪だるま型の白いかまぼこ、シイタケを、胴体の部分に錦糸卵、鶏照焼スライス、カニかまぼこ、カズノコ、山菜、肉団子、こんにゃく、ウズラの卵、さくらんぼを、それぞれ載せるもの。容器で買われる駅弁だと思うが、味もしっかり締まっている。

新潟駅や新津駅の駅弁売り場で10種前後の駅弁に囲まれても存在感のある容器は、遠隔地での駅弁催事で数十個が積まれるとより壮観になる。口と鼻が別部品で回転でき、1個1個に表情が出るから、よりかわいらしくなる。輸送販売時には御飯が酢飯になり、駅弁の名前も「雪だるま弁当ちらし」となる。価格は2001年の購入時で920円、2007年4月1日から980円、2011年の購入時で1,050円、2015年時点で1,080円。

※2015年9月補訂:値上げを追記
※2012年5月補訂:写真を更新し解説文を全面改訂
※2007年9月補訂:カラー版を分離、値上げを追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

【掛紙】雪だるま弁当(1,080円)Yukidaruma Bento
2014年9月28日にSLばんえつ物語号の車内売店で購入

掛紙

2014(平成26)年9月28日に購入した、新津駅弁の袋としおり。3年前と値段以外は変わらないと思ったら、調製元の表記が「三新軒[本家]」から「三新軒S」に変わっていた。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

雪だるま弁当(赤)(1,080円)Yukidaruma Bento
2002年1月12日に京王百貨店の駅弁大会で購入

外観 外観 中身

新津駅弁「雪だるま弁当」の色違い版。中身や価格や容器の構造は同じで、容器の色が赤い。基本的には事前の予約で買えるバージョンだが、2002年頃には京王百貨店駅弁大会クラスの大規模な駅弁大会や、東京駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」でたまに見かけた。容器の色以外は、通常版の「雪だるま弁当」と同じで、価格は2002年の購入時で920円。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

雪だるま弁当(緑)(1,080円)Yukidaruma Bento
2002年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入

外観 中身

新津駅弁「雪だるま弁当」の色違い版。中身や価格や容器の構造は同じで、容器の色が緑色をしている。基本的には事前の予約で買えるバージョンだが、2002年頃には京王百貨店駅弁大会クラスの大規模な駅弁大会や、東京駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」でたまに見かけた。容器の色以外は、通常版の「雪だるま弁当」と同じで、価格は2002年の購入時で920円。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

雪だるま弁当(青)(1,080円)Yukidaruma Bento
2002年1月21日に京王百貨店の駅弁大会で購入

外観 外観 中身

新津駅弁「雪だるま弁当」の色違い版。中身や価格や容器の構造は同じで、容器の色が緑色をしている。基本的には事前の予約で買えるバージョンだが、2002年頃には京王百貨店駅弁大会クラスの大規模な駅弁大会や、東京駅の駅弁売店「駅弁屋旨囲門」でたまに見かけた。容器の色以外は、通常版の「雪だるま弁当」と同じで、価格は2002年の購入時で920円。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

雪だるま弁当(黒)(1,080円)Yukidaruma Bento
2004年4月10日に駅弁屋で予約購入

外観 外観 中身 外観

新津駅弁「雪だるま弁当」の色違い版。中身や価格や容器の構造は同じで、容器の色が黒色をしている。購入には調製元での予約が必要で、予約でも確実に入手できるわけではないらしい。容器の色以外は、通常版の「雪だるま弁当」と同じで、価格は2004年の購入時で920円。2014年からこの容器を使い、具をタレカツ、新潟和牛、鮭の焼漬ほぐしに変えた「鉄弁」(1,150円または1,250円)を、イベント用として販売しているらしい。

※2021年3月補訂:現況を追記
販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111

雪国あられと柿の種(900円)Yukiguni Arare to Kakinotane
2002年5月25日に燕三条駅コンコース駅弁等売店で購入

掛紙 外観 中身

新津駅弁「雪だるま弁当」の容器を使う米菓。頭の部分に柿の種を、胴体の部分に雪国あられを、それぞれ袋詰めで収めて、容器全体をネットに入れる。容器の色が普通の白でも、予約販売の赤や緑や青でもない橙色である点が興味深い。これを購入した2002年の燕三条駅では、もっと小さな雪だるま容器に、菓子を詰め合わせた500円のものも売られていた。

販売駅
信越本線 新潟(にいがた)駅 1904(明治37)年5月3日開業 新潟県新潟市中央区花園1丁目
信越本線 新津(にいつ)駅 1897(明治30)年11月20日開業 新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目
調製元
株式会社 三新軒 新潟県新潟市秋葉区新津本町1−2−43 0250(22)1111