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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本・近畿日本鉄道 吉野口(よしのぐち)駅2020年11月8日訪問Googleマップ「吉野口駅」
JR-West, Kintetsu Railway, Yoshinoguchi Station

駅名標 駅舎 駅構内

和歌山駅から電車で約2時間、大阪阿部野橋駅から近鉄特急で約50分。駅名のとおり、鉄道が開通した明治時代は吉野の入口であり、後の延伸で現在は通過駅ないし乗換駅。駅弁は明治時代から長らく売られ、柿の葉寿しが名物であったが、2018年の撤退で、今は駅では買えない。1896(明治29)年5月10日開業、奈良県御所市古瀬。

柿の葉寿し(1,080円)2004年12月11日に吉野口駅のホーム上の駅弁当売店で予約購入
Kakinohazushi

掛紙 外観 外観 外観 中身

柿の葉寿司は京都・奈良や北陸沿線の駅でも購入できるが、駅弁としてはこれが大将格。甘酢で締めた一口サイズの鯖や鮭の押し寿司を柿の葉に包み、長方形の容器に8個入れる。柿の葉寿司は幕の内弁当と異なり、立てても裏返しても中身が崩れないので、持ち運びや車内販売では重宝する。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

価格は2004年の購入時で880円、2014年4月の消費税率改訂により910円、2016年時点で980円、2018年時点で1,080円。2018(平成30)年6月に駅のホーム上の売店が閉店したため、今は駅では買えない。2019〜2020年の駅弁大会シーズンからは輸送販売もなくなってしまい、以後は吉野口駅近くの調製元か、京奈和自動車道の御所南パーキングエリアの売店「御所の郷」でないと買えないらしい。

※2020年12月補訂:値上げと現況を追記
※2018年9月補訂:駅での終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
※2005年3月補訂:写真を更新
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

柿の葉寿しミックス(1,100円)2017年11月17日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kakinohazushi Mix

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「柿の葉寿し」とまったく同じ容器を使う。ふたを開けたら柿の葉寿司が八個入っているところもまったく同じ。その中身がサバ四個にサケ四個であることだけに差があり、これが価格の差と対外的な駅弁名称の差となる。よく見るとパッケージに「ミックス サーモン サバ」の文字が加わっている。価格は2014年4月の消費税率改訂により1,030円、2016年時点で1,080円、2017年時点で1,100円。2018(平成30)年6月に駅のホーム上の売店が閉店したため、今は駅では買えない。2019〜2020年の駅弁大会シーズンからは輸送販売もなくなってしまい、以後は吉野口駅近くの調製元か、京奈和自動車道の御所南パーキングエリアの売店「御所の郷」でないと買えないらしい。

※2020年12月補訂:値上げと現況を追記
※2018年9月補訂:駅での終売を追記
※2018年8月補訂:写真を更新
※2015年9月補訂:値上げを追記
※2005年3月補訂:写真の掲載
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

【掛紙】柿の葉寿しミックス(1,000円)2004年12月11日に吉野口駅のホーム上の駅弁当売店で予約購入
Kakinohazushi Mix

掛紙

2004(平成16)年12月11日に購入した、吉野口駅弁のパッケージ。上記の13年後と色合いが異なるのは、おそらくスキャナのせい。絵柄は変わらない。21世紀になってもなお、1988(昭和63)年制定の駅弁マークを入れていなかった。

販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

【終売】柿の葉寿し(500円)2003年7月27日に天王寺駅改札前コンビニで購入
Kakinohazushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身

下記「柿の葉寿し」のミニサイズ。笹の葉色のボール紙の容器に5個の鯖の柿の葉寿司が入って500円、ということは単価は8個で880円のものより10円安い計算。当然に味は同等。パッケージの記述によると吉野口駅前の本店の他に八木と高田と大阪・心斎橋大丸に支店があるので、そこでも購入できる模様。この品は天王寺駅構内コンコースのコンビニ風売店で購入。この商品は現存しない模様。

※2020年12月補訂:終売を追記
※2018年9月補訂:駅での終売を追記
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

産比米(むすめ)(800円)2020年11月8日に調製元で購入
Musume

掛紙 外観 外観 中身 中身

サバの柿の葉寿し4個と、きぬ巻時雨ずし5個の詰合せ。これを調製元で汎用する紙折箱に詰める。「産比米(むすめ)」とは珍しい名前なので、昭和時代の駅弁紹介本ではよく取り上げられていたと思う。2018(平成30)年6月に駅のホーム上の売店が閉店したため駅で買えなくなり、この商品は他所や駅弁催事などに送られることもない。調製元のネットなどでの情報発信もないため、今後にこれが駅弁と紹介されることは、もうないと思う。

調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

【終売】産比米(むすめ)(750円)2003年12月31日に調製元で購入
Musume (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身

上記の商品「産比米(むすめ)」の、吉野口駅に駅弁売店があった2003(平成15)年当時に、駅でなく調製元で購入したもの。容器は異なるが、調製元の汎用品であることと、柿の葉寿しときぬ巻時雨ずしの詰合せであることに変わりはない。どんな箱に何個ずつ入っていても、柿の葉寿しときぬ巻時雨ずしの両方があれば、販売名「産比米(むすめ)」となった。

※2020年12月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
※2018年9月補訂:駅での終売を追記
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

きぬ巻時雨ずし(480円)2003年12月31日に吉野口駅のホーム上の売店で購入
Kinumaki Shigurezushi

掛紙 外観 外観 中身

1962(昭和37)年の発売。酢飯にアサリのしぐれ煮をサンドイッチしたものを、おぼろ昆布で巻いたものを10切れ詰める。昭和時代の発売当時は三重県桑名のハマグリのしぐれ煮を挟んでいたそうな。価格は購入時で460円、2015年時点で480円。2018(平成30)年6月に駅のホーム上の売店が閉店したため、今は駅では買えない。

※2020年12月補訂:発売年を追記し解説文を手直し
※2018年9月補訂:駅での終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

鮎ずし(820円)2003年12月31日に調製元で購入
Ayuzushi

掛紙 外観 外観 中身

昔から吉野名産だったそうで、駅弁としても1911(明治44)年からあるという、吉野口駅の鮎の姿寿司。鮎と笹の葉を描いたボール紙のパッケージに、木目調の汎用紙容器を入れ、その中で腹開きの鮎がまるごと一匹、笹を敷いた酢飯の上に載っている。価格は購入時で800円、2014年4月の消費税率改訂により820円。

吉野口駅は近鉄吉野線とJR和歌山線の接続駅であるが、乗降客も乗換客も少なく、ひっそりとした駅。古い木造駅舎も最小限の大きさなので、昔からそうなのだろう。阿部野橋と吉野を結ぶ近鉄特急を除き、優等列車や長距離列車の来ない駅に駅弁の需要など皆無に見えるが、気が付けば奈良や王寺をさしおいて奈良県唯一の公式駅弁販売駅。ホーム上の待合室で営業する売店で駅弁が買えた。2018(平成30)年6月に駅のホーム上の売店が閉店したため、今は駅では買えない。

※2018年9月補訂:駅での終売を追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017
催事駅弁

【終売】鮎鮨(800円)2014年1月26日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Ayuzushi (end of sales)

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

吉野口駅の駅弁「鮎ずし」について、福井県の催事屋がプロデュースした、京王百貨店駅弁大会と阪神百貨店駅弁大会で売られる復刻版。商品名は「掛紙復刻鮎鮨」とも。戦前昭和の頃のものと思われる駅弁掛紙の絵柄を使用、経木折の中身は、アユの姿寿司。掛紙や容器を気に留めなくても、こんな内容の鮎ずしそのものが、昭和あるいは明治時代の昔の味。現地で売られることはないだろう。

販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

四色詰合せ(820円)2020年11月8日に調製元で購入
Yonsyoku Tsumeawase

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

吉野口駅弁の調製元で買えた商品。太巻き3切れ、きゅうりの細巻き6本、サバの柿の葉寿し2個、きぬ巻時雨ずし3個で820円。駅で売られることはないだろうし、そもそも駅の駅弁売店が現存しない。こんな昔ながらの寿司屋の持ち帰り商品風な商品が近所にあれば、時々買いに来たいもの。

調製元
株式会社 柳屋 奈良県御所市古瀬5 0745(67)0017

【掛紙】吉野名産鮎鮨(25銭)調製年月日不詳
Yoshino Meisan Ayuzushi

掛紙

第二次大戦前のものと思われる、昔の吉野口駅弁の掛紙。中身はおそらく現在のものと同じ、アユの姿寿司だろう。桜と清流と魚影で吉野を表現か。

販売駅
和歌山線 吉野口(よしのぐち)駅 1896(明治29)年5月10日開業 奈良県御所市古瀬
調製元
柳屋本店 吉野口駅前 17番