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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR四国 松山(まつやま)駅2020年7月24日訪問Googleマップ「松山駅」
JR-Shikoku Matsuyama Station

駅名標 駅舎 駅構内

岡山駅から特急「しおかぜ」で3時間弱。松山市は愛媛県の中央で瀬戸内海に面した、人口約51万人の城下町。四国最大の都市として商工業で栄えるほか、古湯や食文化や文学作品で年に500万人以上の観光客が訪れる観光地でもある。駅弁は戦前からの駅弁屋が2018年4月に事業を停止、以後は岡山駅の駅弁屋がキヨスクへ弁当を卸す。1927(昭和2)年4月3日開業、愛媛県松山市南江戸1丁目。

瀬戸内名物真鯛ブリ穴子の弁当(1,100円)2020年1月8日に京王百貨店駅弁大会で購入
Setouchi Meibutsu Madai Buri Anago no Bento

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年の秋の新作。デパートの駅弁催事で松山駅の駅弁として売られ、パッケージの記載でも愛媛県の駅弁に見えて、調製元は岡山駅弁の三好野本店であり、主に東京都内の駅弁売店で売られるという、属地不詳な存在でデビューした。岡山駅の駅弁と紹介されることもある。

中身は真鯛丼とブリ丼と穴子丼のセット。3区画のそれぞれで、鯛だし入り味飯に愛媛県産の真鯛のほぐし身とイクラを載せ、白飯に錦糸卵で覆い愛媛県産みかんブリの西京焼きと紅生姜を載せ、味飯に刻み海苔を振って穴子の蒲焼きを載せる。おかずがないので雑味と色彩と価格が抑えられた印象。価格は2017年の発売時や2020年の購入時で1,000円、2021年時点で1,100円。

2018(平成30)年4月に、松山駅の駅弁屋が事業を停止してすべての駅弁が消え、8月に「醤油めし」をこの岡山駅の駅弁屋が松山駅で復刻販売し始めた。この駅弁もその時点で、松山駅へ輸送されている模様。

※2021年3月補訂:値上げを追記
※2020年5月補訂:写真を更新
販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 https://miyoshino.com/

【掛紙】瀬戸内名物真鯛ブリ穴子の弁当(1,000円)2018年1月28日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Setouchi Meibutsu Madai Buri Anago no Bento

掛紙 掛紙

2018(平成30)年1月28日に購入した、松山駅弁あるいは岡山駅弁のスリーブ。この駅弁の発売時は、こんな絵柄だった。価格や中身は上の2年後と、まったく同じ。

販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717

醤油めし(780円)2019年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
Shoyu Meshi

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

1955(昭和30)年に「五目めし」の名前で発売、1958(昭和33)年に現在の名称になったそうな。長方形の容器の中身は、醤油飯の混ぜ御飯の上に鶏・椎茸・レンコン・フキなど釜飯のような具が載る。

醤油めしとは、伊予地方で昔から親しまれる郷土料理で、こいくちしょうゆを使った炊込飯。パッケージも中身も見るからになんとも塩辛そうではあるが、醤油はほのかに香るだけでまったく刺激はなく、むしろ甘みを感じた。ボール紙製のふたには、伊予の方言が相撲の番付表を模して並ぶ。価格は2007年の購入時で730円、2017年時点で800円、下記の再発売時で780円。

この駅弁は、調製元が2018(平成30)年4月に事業を停止したことで失われたが、岡山駅弁の三好野本店が引き継ぎ、8月から松山駅での復刻販売が実現している。

販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717 https://miyoshino.com/

【終売】醤油めし(800円)2007年1月27日に阪神百貨店駅弁大会で購入
Shoyu Meshi (end of sales)

掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「醤油めし」の、2007(平成19)年時点での姿。見た目や内容は変わらない。調製元の事業停止で終売となるまでは、経木折に掛紙をかけていた。

※2019年8月補訂:新版の収蔵で解説文を整理
販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
有限会社 鈴木弁当店 愛媛県伊予郡松前町浜752−6 089(984)2100

【終売】醤油めし(730円)2002年1月1日に松山駅の売店で購入
Shoyu Meshi

掛紙 外観 中身

上記の駅弁「醤油めし」の、2002(平成14)年時点での姿。プラ製容器にボール紙のふたをかける現代風の姿が、上記のとおり後に経木折と掛紙を使う古風な姿に変わることになる。当時のふたは醤油色であり、名前と見た目で辛そうなものだった。

※2019年8月補訂:新版の収蔵で解説文を整理
販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
有限会社 鈴木弁当店 愛媛県伊予郡松前町浜752−6 089(984)2100

【終売】愛媛みかんブリ西京焼き弁当(1,180円)2016年12月18日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Ehime Mikanburi Saikyoyaki Bento (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2016(平成28)年の秋の新作か。発売時は主に東京都内で売られたようで、販売箇所によって岡山駅弁とも松山駅弁とも記された。調製元が岡山駅の駅弁屋で、松山駅の駅弁屋が消えたことでこの駅の駅弁も作ることになり、2018(平成30)年8月に名実とも松山駅弁の一員になった。スリーブには商品名や宣伝文で愛媛の名が何度も現れ、愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」もいるので、現物では愛媛県の駅弁にしか見えない。

中身は白御飯をブリ西京焼2切れとも貝煮で覆い、玉子焼、人参と椎茸の煮物、紅生姜を添えるもの。味噌が味と香りでおいしい焼魚丼も、みかんや柑橘類の風味がどこにもないのは、使うのはミカンでなく、みかんの皮などを餌に混ぜて養殖した「みかんブリ」だから。今の人気は肉駅弁で、輸送駅弁が肉々しい駅弁売店で買ったので、こんなお魚の駅弁が存在することに清涼感があった。2018年までの販売か。

養殖魚に柑橘類を食べさせると、身の臭みを抑えたり、切り身の変色を抑えたりする効果があるらしい。愛媛県宇和島市の水産加工会社では、2012(平成24)年に「みかんブリ」「みかん鯛」、2014(平成26)年に「みかん銀鮭」を商標登録。うんしゅうみかんや伊予柑の果皮を与えた養殖ブリを出荷している。

※2020年5月補訂:終売を追記
販売駅
予讃線 松山(まつやま)駅 1927(昭和2)年4月3日開業 愛媛県松山市南江戸一丁目
調製元
株式会社 三好野本店 岡山県岡山市中区桑野131−6 086(200)1717