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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 佐賀(さが)駅 JR-Kyushu Saga Station
2023(令和5)年2月訪問 GoogleMap

駅名標 駅舎 駅構内

博多駅から特急列車で約40分。佐賀市は佐賀県の中央部を占める、人口約23万人の城下町で県庁所在地。農業や漁業や軽工業が盛ん。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋が、とんかつ店として高架下の商業施設で健在だが、駅弁屋としての商売を終えている模様。1891(明治24)年8月20日開業、佐賀県佐賀市駅前中央一丁目。

かにちらしすし(860円)Kani Chirashi Sushi
2022年12月17日に佐賀駅の高架下のとんかつ店で購入 Dec. 17, 2022

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

北海道でも北陸でも山陰でもない佐賀に、孤立して存在するカニ駅弁。佐賀県の有明海ではカニ漁もでき、太良町の竹崎カニは名物でもある。そのワタリガニでなくタラバガニに見える立派なカニを描く黄色い掛紙は、昭和時代から変わらないのではと思う。長方形のプラ容器に酢飯を詰め、刻み海苔と錦糸卵で覆い、カニ脚の棒肉を載せ、しいたけ、花れんこん、紅生姜、たくあんを添える。

見た目では安かろう、それなりのカニ駅弁。この駅弁の特長はカニでなく酢飯にあり、その調味は調製元でも数名のみが知るという極秘扱い。甘味と酸味と何かが奥深く、おかず要らずで満腹でも食が進む。価格は2004年時点で630円、2014年4月の消費税率改定で650円。駅弁としては2016年頃までの販売と思われ、2017年にはJTB時刻表の掲載も消え、佐賀駅に何度訪れても見られなかったが、2022年10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第13回九州駅弁グランプリ」にエントリーされ、駅での販売が860円で復活した。

※2023年2月補訂:写真を更新し現況を追記し解説文を手直し
※2017年2月補訂:終売を追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212 http://r.goope.jp/aratama

【掛紙】かにちらしすし(650円)Kani Chirashi Sushi (end of sales)
2004年2月23日に佐賀駅の高架下の駅弁売店で購入 Feb. 23, 2004

掛紙 中身

2004(平成16)年2月23日に購入した、佐賀駅弁の掛紙。昭和時代から令和まで、絵柄は変わらない。この中身の姿も昭和時代から変わらず、調味に優れた酢飯を刻み海苔、錦糸卵、細いカニ肉、グリーンピースで覆い、紅生姜や漬物などを添えていた。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

お料理(800円)Oryori
2023年2月18日に佐賀駅の高架下のとんかつ店で購入 Feb. 18, 2023

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

佐賀駅の駅弁屋で買えた幕の内弁当。予備知識がなければ、高架下の商店街、のちにJR九州が「えきマチ1丁目佐賀」と名付けた商業施設の、とんかつ店「あら玉」の店頭で売る弁当類のひとつ。約20年前には「錦弁当」という幕の内駅弁がここで売られたが、もう長らくその姿を見ていない。

市販の仕出し弁当向け折箱に、日の丸御飯、かまぼこと玉子焼と白身魚フライ、高野豆腐とれんこん、たけのこ、にんじん、昆布の煮物、ささがきごぼう、煮豆、鶏唐揚、肉団子、マッシュポテト、切り干し大根、たくあんを詰める。冷めて食べられる駅弁の特徴は備えており、これは幕の内駅弁だと言い聞かせれば、そう見えなくもない。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212 http://r.goope.jp/aratama

佐賀みつせ鶏とりトロ弁当(760円)Saga Mitsusedori Toritoro Bento
2017年2月4日に佐賀駅の高架下のとんかつ店で購入 Feb. 4, 2017

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2006(平成18)年10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第3回九州の駅弁ランキング」の開催を前に、同年8月に発売。スーパーの惣菜のようなプラ製容器に収まる中身は、茶飯の上を錦糸卵と「みつせ鶏」手羽胸肉の照焼で覆い、グリーンピース、ししとう、シイタケ、かまぼこ、紅生姜で彩り、タクアンと七味唐辛子を添えるもの。見た目も食べても脂肪分が感じられなく、肉の密度が高いのに固いわけではない独特の鶏のぶつ切りが印象的。価格は2006年の発売時で730円、2014年4月の消費税率改定で760円。2022年時点でJTB時刻表に掲載があるが、佐賀駅の店舗になく、2019年で売り止めたのかもしれない。

みつせ鶏とは、佐賀県鳥栖市の食鳥産業者であるヨコオが1994(平成6)年から販売する、自社開発し一貫生産を手掛けるブランド地鶏。佐賀、福岡、長崎、大分など主に北部九州の山間部で生産されているそうで、駅弁では先に小倉で商品になっている。

※2023年2月補訂:現況を追記
※2019年6月補訂:写真を更新
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212 http://r.goope.jp/aratama

【終売】佐賀みつせ鶏とりトロ弁当(730円)Saga Mitsusedori Toritoro Bento (end of sales)
2011年3月21日に佐賀駅の高架下の駅弁売店で購入 Mar. 21, 2011

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「佐賀みつせ鶏とりトロ弁当」の、発売当時で2011(平成23)年時点での姿。内容は変わらないが、竹皮編みの容器に掛紙を巻いたり、食材がていねいに並べられたり、当時は駅弁としての見栄えに優れていた。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

【終売】ちらし寿し(860円)Chirashizushi (end of sales)
2017年2月4日に佐賀駅の高架下のとんかつ店で購入 Feb. 4, 2017

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

2017(平成29)年2月に佐賀駅で買えたお弁当。調製元は国鉄時代からの佐賀駅の駅弁屋であるが、実態としては長らく佐賀駅の高架下商店街のテナントであり、見た目はトンカツ店であり、この頃には店頭で販売する駅弁も市販の弁当のようになっていた。

この弁当は内容から判断して、かつての佐賀駅弁「かにちらしすし」の生まれ変わりではないかと思われる。惣菜向けプラ容器に酢飯を詰め、刻み海苔と錦糸卵で覆い、カニ脚肉を載せ、シイタケ、レンコン、紅生姜、たくあんを添える。味もやっぱり「かにちらしすし」で、駅弁であった当時に一部の駅弁ファンを魅了した酢飯の風味が健在だった。

2022年時点で佐賀駅に何度か訪れたが、このような商品は見本も掲示も現物も無かった。終売と思われる。

※2023年2月補訂:終売を追記
販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

佐賀名産ちらし寿司(1,300円)Saga Meisan Chirashizushi
2005年10月27日に佐賀駅の高架下の駅弁売店で購入 Oct. 27, 2005

中身
外観 外観 外観 中身 中身

JR九州の駅弁キャンペーン「第1回「あなたが選ぶ、九州の駅弁ランキング!」」の開催に伴い、2004(平成16)年の秋に発売か。海老やレンコン揚げやつくねや煮物などに加えて、時には有明産ムツゴロウ蒲焼など季節物が入ることもあるという、ちらし寿司を詰めた有田焼の器を、果物用の緩衝材で包む。器も具も見栄え良く、地元でも親しまれるその下の酢飯が素晴らしい。

その第1回九州の駅弁ランキングでは、応募者の投票により対象37駅弁中2位の評価を獲得、無名で予約限定の新作駅弁が、他の有名だったり伝統的な駅弁をいきなり押し退けた。九州では珍しい瀬戸物の容器が受けたか、あるいは組織票か応援票でも入ったか。報道を機に名物駅弁への昇華ができるかどうか。

2006年3月放送のテレビ番組によると、器の柄は5種類あり、専用の紙箱が50円で売られているそうな。2006年5月には容器の終了で終売、翌6月に新しい容器と紙箱を使い1,260円へ値上げ。2014年4月の消費税率改定で1,300円。2017年時点でも、前日までの予約により購入できる模様。2022年時点でJTB時刻表に掲載があるが、現地に見本も掲示も現物も無く、もう売り止めたのかもしれない。

※2023年2月補訂:現況を追記
※2017年2月補訂:現況を追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212 http://r.goope.jp/aratama

【終売】錦弁当(940円)Nishiki Bento (end of sales)
2005年10月27日に佐賀駅の高架下の駅弁売店で購入 Oct. 27, 2005

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身

JR九州の駅弁キャンペーン「九州の駅弁ランキング第2弾」の開催に伴い、2005(平成17)年の秋までにリニューアル。下記の前年のものと比べて、価格と掛紙こそ同じだが、容器が経木折からプラ製に変わり、中身は正方形6分割に変わり、内容は3種の御飯をそのままに、おかずが煮海老や鳥照焼やイカ焼売や豚焼肉や煮物などに変わった。掛紙と駅弁の名前を催事向け駅弁のレベルに引き上げ、佐賀県産食材多用を語るお品書きを付ければ、きっと百貨店の駅弁催事に持ち込めると思う。価格は2005年の購入時で940円、2014年4月の消費税率改定で970円。駅弁としては2016年頃までの販売か。2019年時点で同じ名前で1,080円の弁当がある模様。

※2019年5月補訂:現況を追記
※2017年2月補訂:終売を追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

【終売】錦弁当(940円)Nishiki Bento (end of sales)
2004年2月23日に佐賀駅の高架下の駅弁売店で購入 Feb. 23, 2004

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身

1980(昭和55)年に売り出したという、佐賀駅の幕の内駅弁。2004年の購入当時、幕の内弁当は他にも数種類が売られていたが、掛紙がかかり駅弁らしいのはこれだけ。枠も底もすべて経木の長方形の容器を、カニとムツゴロウを描く掛紙で割りばしごと包み、スズランテープでしばる。中身は紅白の俵飯に佐賀駅弁名物かにちらしずし、おかずは蒲鉾・焼き魚・玉子焼にエビフライやウインナーや竹の子など。おかずの品質に見るべきものはないが、美味い御飯が3種もあることが特徴。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 新玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

【掛紙】錦弁当(940円)Nishiki Bento
2003年9月7日調製 Sep. 7, 2003

掛紙

2003(平成15)年9月7日20時の調製と思われる、昔の佐賀駅弁の掛紙。上記の2005年10月や2004年2月に購入したものと、同じ絵柄の掛紙。掛紙に描くムツゴロウは中身になく、カニはある、幕の内タイプの駅弁。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
佐賀駅構内営業 有限会社 あら玉 佐賀県佐賀市駅前中央二丁目2番15号 0952(31)1212

【掛紙】お寿司(20銭)Osushi
1933年8月25日調製 Oct. 25, 1933

掛紙

1933(昭和8)年8月25日午後の調製と思われる、昔の佐賀駅弁の掛紙。あるいは1919(大正8)年のものか。駅弁の名前にも駅弁屋の屋号にもひらがなが使われており、戦前では少数派ではないか。どこかの橋、1913(大正2)年に松原神社に建てられて1944(昭和19)年に金属類回収令で供出された鍋島直正公銅像、佐賀城の鯱の門(しゃちのもん)や石垣を描いたようにみえる。

販売駅
長崎本線 佐賀(さが)駅 1891(明治24)年8月20日開業 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目
調製元
あら玉 所在地の記載なし 415番