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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 会津若松(あいづわかまつ)駅 JR-East Aizu-Wakamatsu Station
2021(令和3)年10月訪問 Googleマップ「会津若松駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から東北新幹線と磐越西線を乗り継いで約3時間。会津若松市は福島県西部の会津地方の中心である、人口約12万人の城下町。鶴ヶ城や城下町、東山や芦ノ牧などの温泉、白虎隊その他明治維新前後の史跡などで、年間で約300万人もの観光客を集める。駅弁は明治時代からの駅弁屋が1960年前後に撤退、仙台駅弁の支店が出たが2005年に撤退、代わりに進出の地元業者も2008年に撤退、仙台駅弁の郡山支店が再進出するも2020年に撤退、同年10月から郡山駅の駅弁が電車で運ばれる。1899(明治32)年7月15日開業、福島県会津若松市駅前町。

会津を紡ぐわっぱめし(1,000円)Aizu wo Tsumugu Wappameshi
2021年10月23日に郡山駅の駅弁売店で購入

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2020(令和2)年10月31日に会津若松駅と郡山駅で発売。駅弁屋が何度も撤退し続ける会津若松駅で、今度は郡山駅の駅弁屋の駅弁が、磐越西線の快速列車による輸送で販売されることとなった。JR東日本仙台支社が福島県会津地域の盛り上げや観光活性化を目的に2019年12月から実施する「会津若松エリアプロジェクト」の一環で、翌2020年2月から郡山駅の駅弁屋と新作駅弁の開発を進めたという。

木製の枠に同柄のボール紙を貼り付けた丸いわっぱを、会津木綿の柄と質感を持つ掛紙で包む。掛紙の裏面には駅弁の特徴と、協力者として織物工場と木綿織元の名も記す。中身は会津コシヒカリの白飯を、会津地鶏のそぼろ、玉子そぼろ、だし巻玉子、ニシンとイカの天ぷら、ゼンマイ、きのこ煮、アスパラ、にんじんで覆うもの。鶏肉と天ぷらで味のあるキノコ丼。一緒に輸送される郡山駅の名物駅弁とともに、今度こそ駅での販売が定着するか。

販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 福豆屋 福島県郡山市富久山町久保田字郷花4番地8 024(943)0528 http://www.fukumameya.co.jp/

【終売】会津蔵出弁当(1,200円)Aizu Kuradashi Bento (end of sales)
2017年12月3日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入

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2012(平成24)年2月までに発売。下記の「会津街道蔵出弁当」と、名前は少し異なるが、内容はほぼ同じ。「會津塗」と書いてある、小判形あるいは楕円形の黒いプラ製容器を重ね、下段に山菜栗めし、上段にニシン天ぷら、サケ照焼、鶏照焼、タラやコンニャクなどの煮物、玉子焼、あん玉などを詰める。

2017年のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2017」にエントリー。12年前に食べた記憶は曖昧だが、今回はこんなにうまいものだったかと驚き、今年の味の陣ではナンバーワンだと感じた。受賞はならず。2019年までの販売か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪前8−1 024(961)8940

【終売】会津街道蔵出弁当(1,100円)Aizukaido Kuradashi Bento (end of sales)
2005年3月5日に日本橋三越の弁当大会で購入

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2003〜2004年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。プラスティック製の黒い小判型容器は二段重ね、これを倉の壁をイメージしたデザインのボール紙枠にはめる。中身は下段が栗とクルミと山菜が軽く載った茶飯、上段が棒タラや身欠きニシンに鶏味噌焼やフナ甘露煮や味噌南蛮や厚焼玉子など。分量は少なめで少々の割高感はあるが品質も風味も見栄えも良く、会津をゆっくり巡る高めの年齢層に向く感じ。容器も小物入れに適す。

「会津街道」をインターネットで調べると様々な路線が引っかかるが、つまり会津に向かう街道ならなんでも会津街道らしい。阿賀野川や磐越西線とともに新潟方面へ向かうルートには、一部に会津藩の街道整備による一里塚や石畳が残り、知られざるウォーキングコースとして渋い人気を集める。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【終売】会津のおばあちゃん(1,100円)Aizu no Obaachan (end of sales)
2012年4月21日に会津若松駅のコンビニキオスクで購入

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JR東日本の観光キャンペーン「LOOK EAST」のオリジナル駅弁131種類のひとつとして、1989(平成元)年3月に発売か。真っ黒な正方形の容器に、駅弁と調製元の名前をシンプルに記した掛紙を巻く。大3個と小4個の正方形に仕切られた中身は、日の丸御飯、棒ダラにがんもどきやシイタケなどの煮物、ニシン天と玉子焼と鮭えごま味噌焼などのおかず、馬肉煮や山菜煮や漬物にあん玉などの付合せ。

公式には「まるで山里の家庭料理をおばあちゃんが作ってくれるような、自分の田舎に帰った気分になる松花堂風の会津らしいお弁当」だそうな。ボール紙で模した器の絵柄も含め、旅館の昔懐かしい和朝食。価格は2013年の購入時で1,000円、2017年時点で1,100円。調製元が支店を閉めたため、2020年の夏頃に終売。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2020年1月補訂:発売年を追記
※2017年10月補訂:値上げを追記
※2013年8月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂
※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
※2004年5月補訂:調製元の所在地と電話番号を変更
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 ウェルネス伯養軒 郡山支店 福島県郡山市富田町字諏訪前8−1 024(961)8940

【終売】会津う米う米弁当(1,100円)Aizu Umai Umai Bento (end of sales)
2006年11月5日に会津若松駅の売店で購入

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2005(平成17)年7〜9月の観光キャンペーン「あいづデスティネーションキャンペーン」開催に伴い、あいづふるさと市町村圏協議会が5種の弁当をプロデュースして、同年7月1日に会津若松駅のキヨスクにてデビュー。その終了後も会津若松駅弁として売られている商品。

2000年以降に多くの駅弁で使われ始めている竹皮編み容器に、駅弁の名前と中身をちょっぴり紹介する紙帯を巻いて、値段シールと食品表示ラベルを貼る。中身は小さな舞茸おにぎり、金ゴマおにぎり、黒ゴマおにぎり、梅入おにぎりが笹の葉に載って各1個、それにニシン味噌、鶏唐揚、黒豆団子、おから玉子焼、棒だら甘露煮を添える。この分量で千円も取るので割高感はあるが、具の一個一個が小粒でかわいらしく、駅弁に必要な個性をしっかり備えている。それに確かに、米がクールにうまかった。

価格は2006年の購入時で1,000円、2017年時点で1,100円。後に調製元がウェルネス伯養軒に変わったらしい。2019年までの販売か。

伯養軒の駅弁事業を継承した外食業者は、郡山、仙台、盛岡、青森を除く支店をすべて閉鎖することにしたため、さらなる継承者が出た秋田を除く各地で、駅弁がその販売ごと消滅した。会津若松もこれに該当するが、上記の経緯を経て結果的に駅弁販売が続いている。ただ、前後のつながりがないようで、商品は名前も内容も雰囲気も完全に入れ替わった。

※2021年3月補訂:終売を追記
※2017年10月補訂:値上げと調製元の交代を追記
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 仁和食産 福島県会津若松市門田町大字日吉字対馬館85−1 0242(28)7718

【終売】あいづしんせんぐみ(900円)Aizu Shinsengumi (end of sales)
2004年4月10日に会津若松駅のコンビニキヨスクで購入

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2003(平成15)年頃に発売。2004年のNHK大河ドラマ「新選組!」放送にちなんだものか。東北地方でよく見掛ける、内部を細分する長方形二角落としの容器に木目紙のふたと割りばしを置き、ファンシーな掛紙をかけて紙ひもでしばる。

中身は日の丸と山菜のダブル御飯に鮭塩焼、鯉唐揚、数の子和え、山菜の煮物や油炒め、馬肉しぐれ煮などにデザートの会津駄菓子。お品書きが完備されるなど最近の駅弁の流れを表していると思うが、キャラクターのデザインは十年遅れていると思う。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【終売】特製あいづ弁(1,000円)Tokusei Aizuben (end of sales)
2004年4月10日に会津若松駅のコンビニキヨスクで購入

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2002(平成14)年頃に発売。近年の駅弁業界で流行中の竹皮籠容器に、駅弁の名前と食品表示のシールを直接貼り、紙ひもで割りばしごとしばる。透明トレーに入った中身は、まるまる太った味噌焼にぎりとシソ葉巻にぎりがひとつずつ、煮ニシン、舞茸天、玉子焼、海老蒲鉾など。

見た目の雰囲気が良く味も悪くないが、東北にしては価格が高めで、仙台駅弁の三段落ちから一段落ちくらいまでレベルアップが図られたような駅弁。駅舎内改装により駅弁販売もくすみがちな専用売店から新しく明るいウォークイン総合売店にレベルアップ。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【終売】幕の内朝一番(510円)Makunouchi Asaichiban (end of sales)
2002年5月25日に会津若松駅の駅弁売店で購入

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小ぶりな長方形の容器の中身は、胡麻振り梅干し御飯に玉子焼・蒲鉾・焼魚(鱒)のいわるゆ三種の神器に、漬け物と山菜を付ける。

近年各地でよく見られるようになった、朝飯対応の少量低価格の幕の内弁当で、味も価格を考えると可もなく不可もない全国レベル。それにしても、俵型御飯が基本の幕の内弁当の定義に合致しないのはよいとして、「朝一番」なのに午後調製とは変な感じ。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
※2004年5月補訂:調製元の所在地と電話番号を変更
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【終売】みちのく娘(900円)Michinoku Musume (end of sales)
2002年5月25日に会津若松駅の駅弁売店で購入

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こけしの頭を模したプラスティック製の容器に、掛紙をかけてひもでしばる。中身は茶飯の上に鶏肉、殻付海老、しめじ、栗などを載せるもの。風味や食材の調和はイマイチも、さすが東北の駅弁で飯はうまい。中身は会津や福島や駅弁屋さんとの関連性を見い出せないため、容器を見て持ち帰って楽しむ駅弁。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
※2004年5月補訂:調製元の所在地と電話番号を変更
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【終売】会津しめじ弁当(920円)Aizu Shimeji Bento (end of sales)
2002年5月25日に会津若松駅の駅弁売店で購入

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長方形の容器にトレーを入れる。中身はグリーンピースとしめじの混ぜ御飯が少量と、焼鱒や鶏唐揚にホタテフライなど。しめじに風味や飯との一体感が感じられないなど、全体的に見た目も味も風味も残念ながら三流品で、同じ会社の仙台支店に改善をお願いしたい内容。

なお、調製元の経営不振による事業譲渡に伴い、この駅弁を含めた既存の会津若松駅弁は2005年7月23日限りですべて終売となった。支店も31日で閉店となる。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。
※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記
※2004年5月補訂:調製元の所在地と電話番号を変更
販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
株式会社 伯養軒 若松支店 福島県会津若松市東山大字石山字院内1番 0242(26)0894

【掛紙】会津栗めし(300円)Aizu Kurimeshi
調製年月日不詳

掛紙

昭和50年代のものと思われる、昔の会津若松駅弁の掛紙。栗めしは会津若松に限らず東北各地で売られていたポピュラーな駅弁であり、会津若松ではこれが一番人気であったらしい。

販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
伯養軒 会津若松支店 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

【掛紙】上等御辨當(35銭)Joto Obento
調製年月日不詳

掛紙

第二次大戦前の調製と思われる、昔の会津若松駅弁の掛紙。調製元は「榮町清水屋」とある。掛け紙に描かれる城は、この頃には実在しなかったはずの鶴ヶ城だろうか。

販売駅
磐越西線 会津若松(あいづわかまつ)駅 1899(明治32)年7月15日開業 福島県会津若松市駅前町
調製元
榮町清水屋 所在地の記載なし 連絡先の記載なし

割烹田季野(まかない丼)(300円)Kappo Takino
2021年11月7日に会津バスターミナルの売店で購入

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JR会津若松駅の駅前にある、会津乗合自動車の会津バスターミナルで買えた惣菜。ここでは2018(平成30)年3月から、駅弁でなく「バス弁」として弁当が売られる。バス会社の公式サイトでも「会津ならではのお弁当」「毎日できたてバス弁」とするが、品揃えに関する表示や紹介がなく、今回の訪問ではこの商品を除いて前日も当日も品切れで、どんな弁当があるか分からない。バス弁の調製元は「田季野」だそうで、この商品にはその名を記すシールが貼られる。

中身は、白御飯を豚挽肉とニンジンとタマネギのカレーで覆い、大根桜漬とまんじゅうの天ぷらを添えるもの。「まかない丼」なので中身は一定でなく、今回はたまたまキーマカレーで、天丼や鶏丼などになることもあり、しかし添え物は毎回同じらしい。福島県会津地方では、まんじゅうを天ぷらにして食べる習慣があるそうなので、その点が、その点だけが会津ならではか。調製元は会津若松の中心市街地にある割烹料理店。

販売駅
会津バスターミナル 福島県会津若松市白虎町227番地
調製元
株式会社 田季野 福島県会津若松市栄町5−31 0242(25)0808 http://www.takino.jp/