banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

リニア・鉄道館 SCMaglev and Railway Park
2011(平成23)年4月訪問 GoogleMap「リニア・鉄道館」

駅名標 駅舎 駅構内

愛知県名古屋市の埋立地に建設された、JR東海の企業博物館。蒸気機関車から新幹線やリニアモーターカー実験線用車両まで39両の鉄道車両を展示するほか、新幹線その他の鉄道技術の解説展示、鉄道模型ジオラマ、鉄道運転シミュレータ、ミュージアムショップや飲食売店などを備える。2011年3月14日開館、愛知県名古屋市港区金城ふ頭三丁目。

弁当(復刻昭和39年新幹線開業弁当)(800円)Bento
2011年4月16日に「リニア・鉄道館」弁当売り場で購入 Apr. 16, 2011

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

愛知県名古屋市の金城ふ頭で、2011(平成23)年3月14日に開業したパビリオン「リニア・鉄道館」の中で売られているお弁当。1964(昭和39)年の東海道新幹線の開業当時に販売されていた弁当を復刻したものだという。経木折の形状と模様を持つ容器に、当時の駅弁掛紙と現在の注記を印刷した掛紙を巻き、ラップで丸ごと包んで食品表示ラベルを貼る。中身は日の丸御飯に白身魚フライ、鶏竜田揚、牛しぐれ煮、フキ佃煮、玉子焼、ごぼう甘辛煮、かまぼこ、玉子焼、漬物、さくらんぼなど。

白身魚フライの存在感がある、懐かしさが出た弁当になっている。また、2002年にさいか屋川崎店で販売された復刻版に比べて、価格が350円上がり、掛紙は小さいうえデザインの改変も強いが、味は確実に向上している。

2007年10月に宿敵のJR東日本が埼玉県さいたま市に「鉄道博物館」を開設して大いに話題を集めたことを受けてか、JR東海は2008年5月に「JR東海博物館」の建設を発表、名古屋市が金城ふ頭に用意した約4ヘクタールの敷地に14100平方メートルの建物を建て、JR東日本の鉄道博物館の開館当時より1両多い39両の鉄道車両を収め、「リニア・鉄道館」の名称で開館した。開館3日前に東日本大震災が発生したため、宣伝は自粛され報道が小さくなったが、1年間で100万人以上の入場者を集める人気の施設となっている。

販売駅
リニア・鉄道館 2011(平成23)年3月14日開業 愛知県名古屋市港区金城ふ頭三丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

特選名古屋(1,000円)Tokusen Nagoya
2011年4月16日に「リニア・鉄道館」弁当売り場で購入 Apr. 16, 2011

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

愛知県名古屋市の金城ふ頭で、2011(平成23)年3月14日に開業したパビリオン「リニア・鉄道館」の中で売られているお弁当。名古屋駅で売られる同じ名前の駅弁の、パッケージ違いである。長方形の容器に、ここではJR東海関連の新幹線電車5種類とリニアモーターカーの先頭側面を描いたボール紙でふたをする。中身はタレ御飯に錦糸卵と小さなアナゴ蒲焼を載せ、みそかつ、エビフライ、天むす2個、玉子焼、さつまあげ、ちくわ、サトイモやコンニャクなどの煮物などを詰めたもの。分量の割には腹に重い弁当。

リニア・鉄道館の展示の半分は新幹線という印象で、実質的には「新幹線館」。JR東海の鉄道事業収入の8割以上が新幹線であり、その企業博物館なのだから当然にそうなる。また、先頭車ではないため通常はなかなか保存されない、食堂車、ビュフェ、グリーン車のような中間車両が多く収蔵されている点が興味深い。

販売駅
リニア・鉄道館 2011(平成23)年3月14日開業 愛知県名古屋市港区金城ふ頭三丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/

キッズランチ(500円)Kids Lunch
2011年4月16日に「リニア・鉄道館」弁当売り場で購入 Apr. 16, 2011

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

愛知県名古屋市の金城ふ頭で、2011(平成23)年3月14日に開業したパビリオン「リニア・鉄道館」の中で売られているお弁当。名古屋駅で売られる同じ名前の駅弁の、パッケージ違いである。小さな長方形の容器を、一応リニアモーターカーの先頭形状を模した感じのボール紙の枠にはめる。トレーディングカードと称する紙片が1枚付いてくる。

中身は白飯、古代米の赤飯、鶏五目飯の小さなおにぎりが各1個と、玉子焼、ポテトフライ、ソーセージ、かまぼこ、鶏唐揚、ポテトサラダ、ミニトマト。ジャガイモだらけ、かつ揚げ物が強い、しかし子供受けだけを狙っていない感じの軽食。

館内は原則として飲食禁止で、2階の飲食スペースと屋外留置の117系電車内では、持ち込みも含めた飲食が可能である。JR東日本の鉄道博物館では館内の展示車両の一部でも飲食ができたが、2008年8月に禁止されてリニア・鉄道館と同じ扱いになっている。鉄道車両は都会の電車を除いて食堂車、ビュフェ、駅弁などの飲食の場でもあるためか、施設単体での利益最大化を考えずに済むのか、どこぞのテーマパークなどと違いいずれも持込禁止などという世知辛い扱いでないのがうれしい。

販売駅
リニア・鉄道館 2011(平成23)年3月14日開業 愛知県名古屋市港区金城ふ頭三丁目
調製元
株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズ 東京都中央区日本橋3−1−17 0120(919)212 https://www.jr-cp.co.jp/