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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 福山(ふくやま)駅 JR-West Fukuyama Station
2014(平成26)年11月訪問 GoogleMap「福山駅」

駅名標 駅舎 駅構内

新大阪駅から新幹線で1時間ちょっと。福山市は広島県の東端に位置する人口約46万人の城下町で、戦前は鉄道の開通と繊維工業で成長し、戦後に大規模製鉄所を核とした臨海重工業で大きく発展した。駅弁は、国鉄時代からの駅弁屋が2003年に撤退後、三原駅の駅弁屋「浜吉」が進出し、駅弁を販売する。1891(明治24)年9月11日開業、広島県福山市三ノ丸町。

JR西日本 三原(みはら)駅 JR-West Mihara Station
2020(令和2)年10月訪問 GoogleMap

駅名標 駅舎 駅構内

広島から新幹線で約30分、山陽新幹線と山陽本線が接続し呉線を分ける駅。三原市は広島県南部で瀬戸内海に面した、人口約9万人の城下町。空港、新幹線、高速道路、港湾を有する交通結節点で、都市圏を形成する商工業都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋「浜吉」のものが買える。1894(明治27)年6月10日開業、広島県三原市城町。

広島名物あなごめし(1,390円)Hiroshima Meibutsu Anagomeshi
2023年2月11日に佐賀玉屋の駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2005(平成17)年秋の新商品か。正方形の容器を、福山でなく厳島神社鳥居や原爆ドームのような広島名所とアナゴやしゃもじを描いたスリーブにはめる。中身は茶飯を焼穴子だけで覆い、ガリと柴漬けを添えるもの。アナゴに香りや柔らかさでなく、かまぼこのような弾力性があることが特徴。広島空港でも、同じ内容と異なる絵柄のスリーブで空弁として売られる。価格は2005年時点で1,100円、2014年時点で1,150円、2017年時点で1,200円、2020年時点で1,250円、2021年時点で1,280円、2022年時点で1,350円から1,390円、2023年時点で1,420円。

※2023年4月補訂:写真を更新し値上げを追記し解説文を整理
※2022年4月補訂:値上げを追記
※2021年3月補訂:値上げを追記
※2014年7月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121 http://hamakichi.jp/

【掛紙】廣島名物あなごめし(1,100円)2005年11月19日にイトーヨーカドーの駅弁大会で購入
Hiroshima Meibutsu Anagomeshi

掛紙 掛紙 中身

2005(平成17)年11月19日に購入した、福山駅弁のスリーブ。上記の2023年のものと、駅弁の名前が旧字体で、絵柄はまるで異なるが、大きさと中身は同じ。

販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121

天然活き〆煮穴子と広島かき弁当(1,820円)2018年1月28日に阪神百貨店の駅弁大会で購入
Tennen Ikijime Nianago to Hirosima Kaki Bento

掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2018(平成30)年1月の阪神百貨店の駅弁大会で実演販売。現地やその他の場所で売られたかどうかは分からない。味付飯を、身を折り返して載せるほどたっぷりの柔らかい煮アナゴと、カキの茶色い甘辛煮3個と白い旨煮2個とレモンで覆い、レンコンと柴漬けを添えていた。カキもアナゴも没個性的に最上の量と味で、値段もすごいことに。

販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121 http://hamakichi.jp/

あなごあいのせ重(1,200円)2012年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入
Anago Ainose Ju

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2012年1月の京王百貨店の駅弁大会での輸送駅弁としてデビューか。小柄で深めな長方形の容器に透明なふたをして、商品名を書いたボール紙の枠に半分だけはまる。中身はタレ御飯に煮穴子と焼穴子が並ぶもの。同じ調製元の他や過去の駅弁と同じ食材だから、味も同じ。つくりはやや雑だったが、こういう組合せはとても自然に感じる。現地で買えるかどうかは分からない。2021年1月から「二代目あなごあいのせ重」に改称し、引き続き駅弁催事へ送られる。

価格は購入時で1,000円、2014年時点で1,050円、2015年時点で1,030円、2016年時点で1,080円、2018年時点で1,100円、2019年時点で1,150円、2021年時点で1,200円。

※2022年4月補訂:改称を追記
※2021年3月補訂:値上げを追記
※2015年10月補訂:値下げを追記
※2014年7月補訂:値上げを追記
販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121 http://hamakichi.jp/

【終売】厳選あなごほっと釜めし(1,100円)2013年2月23日に京阪百貨店守口店の駅弁大会で購入
Gensen Anago Hot Kamameshi (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2010〜2011年の駅弁大会シーズンには登場していた模様。円形の加熱機能付き容器に白御飯を詰め、玉子焼を振り、煮アナゴと焼アナゴと刻みアナゴを載せるもの。中身も味も福山駅弁や広島空弁と共通。これは駅弁催事専用商品ではないかと思う。2013年までの販売か。

※2018年10月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121

【終売】あなご三兄弟(950円)2002年11月9日に小田急百貨店藤沢店の駅弁大会で購入
Anago Sankyodai (end of sales)

掛紙 外観 中身

駅弁の名前から推測して、2000年頃に発売か。小ぶりの真っ黒な容器の中に穴子御飯を敷き、その上に塩焼あなご・煮あなご・照焼あなごと、3種の方法で調理されたあなごが載る。写真ではちらし寿司のごとく具が散乱しているが、神奈川県内の駅弁大会での購入のため、輸送中にこうなったと判断したい。アイデアは面白いが、価格と内容と味の比較で、同じ県内の広島駅や宮島口駅にやや劣る気がする。現在は売られていない模様。

※2013年5月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121

【終売】廣島名物あなござんまい(950円)2013年2月23日に京阪百貨店守口店の駅弁大会で購入
Hiroshima Meibutsu Anago Zanmai (end of sales)

掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

上記の駅弁「あなご三兄弟」の2013年時点での姿。2011年までには、こうなっていたらしい。中身も容器も価格も変わらないのに、なぜか名前が変わった。味ももちろん同じ。購入後ほどなくして消えた模様。

※2018年10月補訂:終売を追記
販売駅
山陽本線 福山(ふくやま)駅 1891(明治24)年9月11日開業 広島県福山市三ノ丸町
山陽本線 三原(みはら)駅 1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町
調製元
株式会社 浜吉 広島県三原市糸崎四丁目3番56号 0848(62)2121