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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR西日本 宮島口(みやじまぐち)駅 JR-West Miyajimaguchi Station
2020(令和2)年10月訪問 GoogleMap「宮島口駅」

駅名標 駅舎 駅構内

広島駅から山陽本線で約30分。国重要文化財で世界文化遺産の厳島神社を抱える、古来から参拝客や観光客を集め日本三景に数えられる宮島への玄関口として、駅が設けられ、鉄道連絡船やフェリーが発着する。駅弁は明治時代からの駅弁屋「うえの」が「あなごめし」1種類のみを百年以上売り続ける。1897(明治30)年9月25日開業、広島県廿日市市宮島口一丁目。

宮島口駅弁「あなごめし」の掛紙について Wrapping Papers of "Anagomeshi" at Miyajimaguchi Station
2020年12月現在 Dec. 2020

宮島口駅弁「あなごめし」の掛紙は、2010年頃以降、2020年時点で、12種類が存在すると思われる。調製元の公式サイトに「復刻したレッテルが12種類」とあり、調製元の店頭にも12個の掛紙付き空容器が展示され、現在の掛紙には解説文の通し番号が付いている。

なお、2010年頃以前も、掛紙の絵柄そのものは12種類だったと考えられるが、同じ絵柄で掛紙の地色が異なるものがあるようで、これも種類に数えると12種類では収まらないバリエーションがあるのではないかと思う。

  • 「その一、宮島口 連絡船に乗船」
    昭和十一年七月三十日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
  • 「その二、桟橋に上陸」
    大正十一年九月に使用されたものを復刻。縦長で、花?を描く。
  • 「その三、商店街参道を歩く」
    大正中期まで使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
  • 「その四、鳥居を臨む浜辺を歩く」
    創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
  • 「その五、神社参拝する」
    大正十二年六月分として使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
  • 「その六、大願寺と宝物館、流れる御手洗川、見下ろす多宝塔」
    昭和初期に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
  • 「その七、歴史民俗資料館へ」
    創業時より大正十一年にかけて使用されたものを復刻。横長で、紅葉と海の絵柄。
  • 「その八 五重塔と千畳閣に座す」
    大正十一年十月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
  • 「その九、弥山へ向う」
    大正十二年二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
  • 「その十、宮島の<うら>へ」
    創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
  • 「その十一、プライベートビーチへ」
    昭和十一年四月十一日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
  • 「その十二、船待ち汽車待ちの茶店から」
    大正十一年十二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
  • 【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    2015年5月2日調製 May 2, 2015

    掛紙

    2015(平成27)年5月2日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。1936(昭和11)年7月30日に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その一」版。昭和十一年七月三十日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
    2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020

    掛紙

    2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1922(大正11)年9月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その二」版。大正十一年九月に使用されたものを復刻。縦長で、花?を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    調製年月日不詳 2010's

    掛紙

    2010年代のものと思われる、宮島口駅弁の掛紙。大正中期まで使用されたものを復刻したという。掛紙は「その三」版。大正中期まで使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
    2017年3月4日に宮島口駅前の調製元で購入 Mar. 4, 2017

    掛紙

    2017(平成29)年3月4日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その四」版。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    2012年9月16日調製 Sep. 16, 2012

    掛紙

    2012(平成24)年9月16日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年6月分として使用されたものを復刻したという。掛紙は「その五」版。大正十二年六月分として使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    調製年月日不詳 2010's

    掛紙

    2010年代のものと思われる、宮島口駅弁の掛紙。昭和初期に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その六」版。昭和初期に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,728円)Anagomeshi
    2016年1月24日に阪神百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 24, 2016

    掛紙

    2016(平成28)年1月23〜4日の調製と思われる、宮島口駅弁の掛紙。創業時より1922(大正11)年にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その七」版。創業時より大正十一年にかけて使用されたものを復刻。横長で、紅葉と海の絵柄。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    株式会社 阪急阪神百貨店 大阪府大阪市北区梅田1−13−13 阪神百貨店梅田本店 連絡先の記載なし

    【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
    2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020

    掛紙

    2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年2月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その八」版。大正十一年十月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
    2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020

    掛紙

    2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年2月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その九」版。大正十二年二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    2016年3月6日調製 Mar. 6, 2016

    掛紙

    2016(平成28)年3月6日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業時より1922(大正11)年にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十」版。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
    2017年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 20, 2017

    掛紙

    2017(平成29)年1月20日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1936(昭和11)年4月11日に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十一」版。昭和十一年四月十一日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
    2017年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 20, 2017

    掛紙

    2017(平成29)年1月20日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1922(大正11)年12月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十二」版。大正十一年十二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,728円)Anagomeshi
    2016年1月24日に阪神百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 24, 2016

    掛紙

    2016(平成28)年1月23〜4日の調製と思われる、宮島口駅弁の掛紙。大阪市梅田の阪神百貨店での駅弁大会で、輸送及び実演で販売されていたものを購入した。そのため、調製元が百貨店の名前になっている。今回は醤油とおこげの香りを感じた。この掛紙は「その十二」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    株式会社 阪急阪神百貨店 大阪府大阪市北区梅田1−13−13 阪神百貨店梅田本店 連絡先の記載なし

    【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
    2008年6月21日調製 Jun. 21, 2008

    掛紙

    2008年6月21日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。昭和初期の掛紙を緑色の枠に合わせたバージョン。昭和十一年七月三十日版と見た目は変わらないが、よく比べると鉄道局の広告や駅弁屋の名前が異なっている。絵柄は後の「その六」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
    2004年10月2日調製 Oct. 2, 2004

    掛紙

    2004年10月2日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業期より大正初期にかけての掛紙を肌色の枠に合わせたバージョン。この海側からの風景は、平家の時代から変わらないのだろう。絵柄は後の「その四」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
    2001年12月31日調製 Dec. 31, 2001

    掛紙

    2001年12月31日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。大正十一年十月版の掛紙を紫色の枠に合わせたバージョン。あの鳥居は当時も今も変わらぬ姿で起立していることが分かる。絵柄は後の「その八」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    1998年5月27日調製 May 27, 1998

    掛紙

    1998年5月27日12時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。昭和十一年七月三十日版の掛紙を紫色の枠に合わせたバージョン。ここから連絡船で渡る宮島の船着き場も、JRの制度上は鉄道駅の扱いである。絵柄は後の「その一」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    1998年4月4日調製 Apr. 4, 1998

    掛紙

    1998年4月4日11時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。大正十一年十二月版の掛紙を黄色い枠に合わせたバージョン。そういえばあなごめしの掛紙には、現在の価格が書かれていない。絵柄は後の「その十二」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
    1996年8月26日調製 Aug. 26, 1996

    掛紙

    1996年8月26日11時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。大正十一年九月版の掛紙を青い枠に合わせたバージョン。駅弁も掛紙もだいぶ前から変わらないし、今後もおそらく変わらないだろう。絵柄は後の「その二」版。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006

    【掛紙】宮島名物あなご飯(価格不明)Miyajima Meibutsu Anagomeshi
    調製年月日不詳 1970's

    掛紙

    1970年代に使われたのではないかと思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。鉄道や旅客に関する注意書きがないので、店で売る弁当向けの掛紙かもしれない。掛紙に描くのは、厳島神社の鳥居と、広島城のようなものに見える。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    上野弁当部 広島県佐伯郡大野町2601ノ1 (6)0006

    【掛紙】御弁当(100円)Obento
    調製年月日不詳 1960's

    掛紙

    1960年代のものと思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。穴子飯でない宮島口駅弁の掛紙は、ほとんど見たことがない。掛紙に描くものは、やっぱり宮島や厳島神社。

    販売駅
    山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
    調製元
    上野弁当部 広島県佐伯郡大野町2601の1 206番