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宮島口駅弁「あなごめし」の掛紙について Wrapping Papers of "Anagomeshi" at Miyajimaguchi Station
2020年12月現在 Dec. 2020
宮島口駅弁「あなごめし」の掛紙は、2010年頃以降、2020年時点で、12種類が存在すると思われる。調製元の公式サイトに「復刻したレッテルが12種類」とあり、調製元の店頭にも12個の掛紙付き空容器が展示され、現在の掛紙には解説文の通し番号が付いている。
なお、2010年頃以前も、掛紙の絵柄そのものは12種類だったと考えられるが、同じ絵柄で掛紙の地色が異なるものがあるようで、これも種類に数えると12種類では収まらないバリエーションがあるのではないかと思う。
「その一、宮島口 連絡船に乗船」
昭和十一年七月三十日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
「その二、桟橋に上陸」
大正十一年九月に使用されたものを復刻。縦長で、花?を描く。
「その三、商店街参道を歩く」
大正中期まで使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
「その四、鳥居を臨む浜辺を歩く」
創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
「その五、神社参拝する」
大正十二年六月分として使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
「その六、大願寺と宝物館、流れる御手洗川、見下ろす多宝塔」
昭和初期に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
「その七、歴史民俗資料館へ」
創業時より大正十一年にかけて使用されたものを復刻。横長で、紅葉と海の絵柄。
「その八 五重塔と千畳閣に座す」
大正十一年十月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
「その九、弥山へ向う」
大正十二年二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
「その十、宮島の<うら>へ」
創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
「その十一、プライベートビーチへ」
昭和十一年四月十一日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
「その十二、船待ち汽車待ちの茶店から」
大正十一年十二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
2015年5月2日調製 May 2, 2015
2015(平成27)年5月2日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。1936(昭和11)年7月30日に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その一」版。昭和十一年七月三十日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020
2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1922(大正11)年9月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その二」版。大正十一年九月に使用されたものを復刻。縦長で、花?を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
調製年月日不詳 2010's
2010年代のものと思われる、宮島口駅弁の掛紙。大正中期まで使用されたものを復刻したという。掛紙は「その三」版。大正中期まで使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
2017年3月4日に宮島口駅前の調製元で購入 Mar. 4, 2017
2017(平成29)年3月4日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その四」版。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
2012年9月16日調製 Sep. 16, 2012
2012(平成24)年9月16日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年6月分として使用されたものを復刻したという。掛紙は「その五」版。大正十二年六月分として使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
調製年月日不詳 2010's
2010年代のものと思われる、宮島口駅弁の掛紙。昭和初期に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その六」版。昭和初期に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,728円)Anagomeshi
2016年1月24日に阪神百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 24, 2016
2016(平成28)年1月23〜4日の調製と思われる、宮島口駅弁の掛紙。創業時より1922(大正11)年にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その七」版。創業時より大正十一年にかけて使用されたものを復刻。横長で、紅葉と海の絵柄。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 株式会社 阪急阪神百貨店 大阪府大阪市北区梅田1−13−13 阪神百貨店梅田本店 連絡先の記載なし
【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020
2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年2月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その八」版。大正十一年十月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(2,160円)Anagomeshi
2020年10月31日に広島駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Oct. 31, 2020
2020(令和2)年10月31日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1923(大正12)年2月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その九」版。大正十二年二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
2016年3月6日調製 Mar. 6, 2016
2016(平成28)年3月6日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業時より1922(大正11)年にかけて使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十」版。創業時より大正初期にかけて使用されたものを復刻。横長で、鳥居と風景を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
2017年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 20, 2017
2017(平成29)年1月20日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1936(昭和11)年4月11日に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十一」版。昭和十一年四月十一日に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居としゃもじを描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,944円)Anagomeshi
2017年1月20日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 20, 2017
2017(平成29)年1月20日に購入した、宮島口駅弁の掛紙。1922(大正11)年12月に使用されたものを復刻したという。掛紙は「その十二」版。大正十一年十二月に使用されたものを復刻。縦長で、鳥居を描く。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,728円)Anagomeshi
2016年1月24日に阪神百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 24, 2016
2016(平成28)年1月23〜4日の調製と思われる、宮島口駅弁の掛紙。大阪市梅田の阪神百貨店での駅弁大会で、輸送及び実演で販売されていたものを購入した。そのため、調製元が百貨店の名前になっている。今回は醤油とおこげの香りを感じた。この掛紙は「その十二」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 株式会社 阪急阪神百貨店 大阪府大阪市北区梅田1−13−13 阪神百貨店梅田本店 連絡先の記載なし
【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
2008年6月21日調製 Jun. 21, 2008
2008年6月21日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。昭和初期の掛紙を緑色の枠に合わせたバージョン。昭和十一年七月三十日版と見た目は変わらないが、よく比べると鉄道局の広告や駅弁屋の名前が異なっている。絵柄は後の「その六」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
2004年10月2日調製 Oct. 2, 2004
2004年10月2日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。創業期より大正初期にかけての掛紙を肌色の枠に合わせたバージョン。この海側からの風景は、平家の時代から変わらないのだろう。絵柄は後の「その四」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(1,470円)Anagomeshi
2001年12月31日調製 Dec. 31, 2001
2001年12月31日の調製である、宮島口駅弁の掛紙。大正十一年十月版の掛紙を紫色の枠に合わせたバージョン。あの鳥居は当時も今も変わらぬ姿で起立していることが分かる。絵柄は後の「その八」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
1998年5月27日調製 May 27, 1998
1998年5月27日12時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。昭和十一年七月三十日版の掛紙を紫色の枠に合わせたバージョン。ここから連絡船で渡る宮島の船着き場も、JRの制度上は鉄道駅の扱いである。絵柄は後の「その一」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
1998年4月4日調製 Apr. 4, 1998
1998年4月4日11時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。大正十一年十二月版の掛紙を黄色い枠に合わせたバージョン。そういえばあなごめしの掛紙には、現在の価格が書かれていない。絵柄は後の「その十二」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】あなごめし(価格不明)Anagomeshi
1996年8月26日調製 Aug. 26, 1996
1996年8月26日11時の調製と思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。大正十一年九月版の掛紙を青い枠に合わせたバージョン。駅弁も掛紙もだいぶ前から変わらないし、今後もおそらく変わらないだろう。絵柄は後の「その二」版。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 有限会社 うえの 広島県佐伯郡大野町宮島口1丁目5−11 0829(56)0006
【掛紙】宮島名物あなご飯(価格不明)Miyajima Meibutsu Anagomeshi
調製年月日不詳 1970's
1970年代に使われたのではないかと思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。鉄道や旅客に関する注意書きがないので、店で売る弁当向けの掛紙かもしれない。掛紙に描くのは、厳島神社の鳥居と、広島城のようなものに見える。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 上野弁当部 広島県佐伯郡大野町2601ノ1 (6)0006
【掛紙】御弁当(100円)Obento
調製年月日不詳 1960's
1960年代のものと思われる、昔の宮島口駅弁の掛紙。穴子飯でない宮島口駅弁の掛紙は、ほとんど見たことがない。掛紙に描くものは、やっぱり宮島や厳島神社。
- 販売駅
- 山陽本線 宮島口(みやじまぐち)駅 1897(明治30)年9月25日開業 広島県廿日市市宮島口一丁目
- 調製元
- 上野弁当部 広島県佐伯郡大野町2601の1 206番