東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。
東京駅構内の商業施設「グランスタ」の、地下1階の食品売り場「スクエアゼロエリア」内のお弁当・惣菜ゾーンのリニューアルに合わせて、2024(令和6)年4月24日に発売。主に東京都心のデパートや駅商業施設で食堂や惣菜店をチェーン展開する「つばめグリル」がこのタイミングで、店舗名と自慢のハンバーグ弁当群に「駅弁」を冠して売り始めた。加えて「東京駅限定洋食弁当」(2,120円)を売り出したというが、まだ実物に出会えていない。
他店舗では商品名を書いた樹脂テープで容器を留めるところを、この店舗では「駅弁」「つばめグリル」とアイコンを載せた黄色い紙帯で容器を留める。すべての商品で紙帯は共通で、これは看板商品の「ハンブルグステーキ弁当」。長方形のプラ容器に、日の丸御飯、ハンバーグデミグラスソース、ポテト、プチトマト、パセリ、牛ごぼう、ピクルスを詰める。中身や味が他店と変わることはない、個人的に大好きな味。食堂でハンブルグステーキを注文しても、だいたい同じ内容と風味になる。
つばめグリルは、1930年に東京銀座の新橋駅寄りで創業した洋食堂で、その名は当時で日本最速の特別急行列車「燕(つばめ)」にちなむ。1974年にビーフシチューとハンバーグを組み合わせて包み焼きにした「つばめ風ハンブルグステーキ」が誕生したそうで、以来これが看板商品となり食堂や惣菜店で提供される。東京駅と神戸駅を結んだ列車の燕は新幹線の開業で西へ去り、今は九州新幹線の各駅停車であるが、つばめグリルは東京や横浜とその周辺に留まり、そう思うと地元の駅弁屋に見えてくる。
東京駅の駅構内商業施設「京葉ストリート」へ2022年4月に入居したテナント「鳥藤(とりとう)」で買えた惣菜弁当。平たく浅い発泡材でも縁付きのふたを使う長方形の容器に、白飯を詰め、タレと刻み海苔を振り、もも肉の照焼、レバー煮、つくねボール、砂肝煮、鴨かわ、うずら卵をふたつずつ載せ、ししとうとはじかみを添える。
東京築地の業務用鶏肉卸専門店が、築地場外市場の「分店」とこの東京駅の店舗でのみ売る弁当のうち、東京駅限定で販売する商品のようで、商業施設の出入口にそんな宣伝看板が出ていた。クセのあるものもないものも、しっかりタレをまとう、実に鳥づくしのお弁当。これが東京駅の駅弁かどうか迷うものの、ネットメディアでは東京駅で売り上げ上位の人気駅弁と紹介される。
東京駅の商業施設「グランスタ」地下1階に入居するテナント「伊達の牛たん本舗」で買えたお弁当。麦混じりの白飯を詰めたプラ製トレーと、牛たん焼に牛たんしぐれ煮、南蛮味噌漬け、しそ巻を詰めたプラ製トレーを重ね、ブランド名と商品名のみを記した掛紙で巻く。
宮城県内と東京都心でチェーン展開する牛たんレストラン・牛たん商品店の商品であり、東京駅の駅弁とは考えにくいが、牛たん焼に柚子胡椒の味付けをしたこの弁当は、東京駅限定で販売する商品のようで、現地ではそのように電飾広告で宣伝され、人気の東京駅弁と紹介する記事もある。いずれの地でも人気の牛タン専門店の弁当であり、肉の厚みと風味は東京駅弁や仙台駅弁の牛たん弁当を上回るとも思う。
2022(令和4)年の9月までに、東京駅で発売か。東京駅の商業施設「グランスタ」地下1階の食品売り場のテナントのうちいくつかで、ここ限定の弁当を販売していることを、この頃までに壁広告として現地に掲示した。これは奈良吉野を名乗り関東と関西の都心で様々な店名にて手広く柿の葉寿司などを販売する業者の商品。包装紙は東京駅丸の内駅舎や煉瓦積みのイラストに、中身の写真でデザインされた。中身はローストビーフ寿司が6個と、卵黄、大根なます、甘酢生姜、わさび袋。メインの寿司は焼肉のたれを肉に漬けて飯に浸透し、ローストビーフというよりはむしろ牛焼肉の味がした。
2018(平成30)年までに発売か。白御飯とチキンカツとカレーキャベツと玉子焼と、その他付合せのお惣菜。お米には秋田県大潟村産あきたこまちを、チキンカツには宮崎県産銘柄鶏夢創鶏(むそうどり)のムネ肉を、玉子焼には自社ブランド卵「塚だま」を使用するのだという。駅弁として認識されることのない、デパ地下弁当や仕出し弁当だと思うが、これがファベックス展の「惣菜・べんとうグランプリ2019」の駅弁・空弁部門で金賞となった、つまり駅弁や空弁として考えられているようなので、購入してここに収蔵した。
2016(平成28)年までに発売か。白御飯とチキン南蛮とタルタルソースと、肉じゃがと玉子焼と高菜明太のお惣菜。お米には秋田県大潟村産あきたこまちを、玉子焼には自社ブランド卵「塚だま」を使用するのだという。駅弁として認識されることのない、デパ地下弁当や仕出し弁当だと思ったが、これがファベックス展の「惣菜・べんとうグランプリ2016」の駅弁・空弁部門で、「塚だまタルタルの特製チキン南蛮弁当」の名で金賞となった、つまり駅弁や空弁として考えられているようなので、購入してここに収蔵した。品川駅や上野駅の駅弁として好んで買って食べる人はいるようだ。
JR東日本のエキナカでもよく見掛け、日本中すべての百貨店のデパ地下に出店しているのではないかと思う「R1/F SOZAI」の牛肉弁当。掛紙に「東京駅グランスタ限定」と書いてあったので買ってみた。見た目は焼肉丼と牛丼のセット。2区画の白御飯の一方を3枚の牛焼肉とポテトサラダで覆い、他方を牛肉煮と焼豆腐と漬物類で覆うもの。作りたてのおいしい惣菜。
2012(平成24)年8月22日にオープンした大丸東京店の地下食料品売り場「お弁当ストリート」のテナント「ミート矢澤」で調製する持ち帰り弁当。同店専用の大きな紙容器に詰めた黒いトレーに、ニンニクを振りかけた白御飯、ハンバーグ、コーン、ニンジン、ブロッコリー、マッシュポテト、ソース、漬物を、たっぷりの空間に並べていた。和風洋食な美しいハンバーグステーキ。普通に考えると高価だが、この店舗では最も安い弁当であった。
東京駅八重洲口の駅ビルに入居するデパート「大丸」東京店は、昭和の昔から地下食料品売り場が鉄道の乗客に親しまれていて、当時は駅弁屋や駅売店より良いもの、うまいものが買えると評判であった。その役割と評価は、ビルの建て替えによる2007(平成19)年10月の移転や2012(平成24)年10月の増床でも健在。「お弁当ストリート」オープン当時で23店舗約1,000種類の弁当を一日で約1万個売る、美しく賑やかな地下食料品売り場が生まれた。
2012(平成24)年8月22日にオープンした大丸東京店の地下食料品売り場「お弁当ストリート」のテナント「ミート矢澤」で調製する持ち帰り弁当。店の名を金文字で記す木製風の黒いボール紙容器に詰めた黒いトレーに、サーロインステーキを載せた白御飯、シャトーブリアンステーキを載せた白御飯、黒毛和牛ハンバーグとソースと漬物、コーンとニンジンとブロッコリーとマッシュポテトを並べる。
価格は実に約1万円。この店舗ではもちろん、お弁当ストリートで最も高価な弁当として、開店時にテレビなどで取り上げられた。駅弁のような作り置きでなく、注文後に肉を焼き始める惣菜なので、売れ残って困ることはなさそうだが、いったい一日で何個くらい売れるのだろうか。1万円の弁当をその場で買う客がいるとは、東京は大都会だ。味はおいしかった。このクラスやレベルに触れることは、なかなかないので。価格は2012年の発売時で9,600円、2017年の購入時で9,980円。
2015(平成27)年11月20日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で駅弁デビュー。福島県の農業プロデュース会社のコンセプトヴィレッジとIT大手のヤフーが共同開発し、NREと飲料大手のキリンの協力により販売した、福島がコンセプトのお弁当。コンセプトヴィレッジが、福島県産の食材を使い首都圏の企業向けに販売する弁当の第3弾にして、初めて一般に市販された弁当だという。調製は羽田の空弁屋である日本エアポートデリカが担当している。
中身のイメージ写真が美しい掛紙では、その表と裏で福島県いわき市内のフランス料理店の監修をアピール。窓から中が見える紙箱の中身は、ライス、ポテト、福島牛と麓山高原豚のハンバーグ、ペンネ、トマトソース、コーン、桃の酢漬け。掛紙と容器と中身の白さが、肉の駅弁屋ハンバーグの駅弁らしからぬ爽やかさを演出し、見た目も味もおしゃれなもの。ただ、密度が高くて固く締まったハンバーグを、添付の割りばしを折らずに食べるのには工夫が要ると思った。
東京駅の商業施設「グランスタ」の地階食品売り場のテナントで、東京駅限定という宣伝を見て購入した牛肉弁当。しかしこの商品は「浅草田甫(たんぼ)草津亭」の名で都内などのデパ地下に展開する店舗で、普通に売っている模様。
黒地に朱塗りの丸いプラ製容器の中身は、下段が牛丼、上段がおかずで玉子焼、サワラ西京焼、鶏つくね串、レンコン挟み揚げ、ささがきごぼう、ニンジンやサトイモなどの煮物、しば漬けなど。見た目のとおり、駅弁以上にしっかりしっかり濃い味付け。
2019(令和元)年のゴールデンウィークまでに発売か。2017年10月や2018年5月に1,280円で販売した記録もある。東京駅構内の商業施設「京葉ストリート」に、2013(平成28)年4月に進出したテナント「京鳥(みやこどり)」で、東京駅限定とうたい販売していたお弁当。小判型の容器に白飯を詰め、鶏たれ焼3個、鶏つくね3個、鶏しお焼2個、鶏そぼろ、ハムのような鶏チャーシューと様々な鶏を載せ、ネギ、ししとう、はじかみを添える。塩気が強くも鶏肉の香りを感じられる風味は、駅弁とは異なる美しさを感じた。調製元はピザと鶏で創業半世紀の外食産業会社。購入後ほどなく売り止めたか。
※2020年12月補訂:終売を追記JR東日本の100%子会社である鉄道会館が2018(平成30)年10月1日から11月18日まで東京駅構内で実施した、「第3回東京駅丼グランプリ」へのエントリー作のひとつ。エキナカの76店が丼ものの弁当やメニューで勝負し、これは一日20個を提供して第6位になったという。東京都心を中心に日本全国のデパートや商業施設に店舗を展開する牛肉弁当屋の商品。
大きな丼に同店共通の掛紙を巻き、容器に6種類ものブランド牛のシールを貼り並べるのは壮観。中身はつまり牛丼で、白飯をすき焼きの具で覆う。東北六県の牛肉は今半クオリティな薄手の牛肉煮を飯の底と上にたっぷり6枚。これが「あおもり和牛」「いわて牛」「仙台牛」「秋田牛」「山形牛」「福島牛」なのだろう。煮玉子や煮豆腐やネギなどの具と紅生姜を加え、2人前以上ありそうな全体の分量を含め、これは食べ応えがありすぎる高級牛丼。しかしキャンペーン期間をもって売り止めた模様。
2013(平成25)年から東京駅の駅弁売店「ニッポンの駅弁」と新宿駅南口コンコースのNRE駅弁売店で売られていると思う、テレビや雑誌で有名な料理人の名前を前面に出した弁当群「美味礼讃」シリーズのひとつと考えられる。ネット上の情報を総合すると、2015年9月7日の発売か。添付のしおりに「Vol.17」とあるため、シリーズの17番目の商品なのだろうか。
「陳建一監修」とのことで、パッケージにはその名前と写真が載り、中身の写真と商品名が描かれる。添付のしおりでもイラスト付きで描かれる中身は、十六穀米と白御飯の俵飯3個ずつに、焼売2種、鶏唐揚、ナス味噌炒め、イカチリ、春雨、高野豆腐など。四川料理を名乗るものの、ミニカップ入りの超激辛な「怪味ソース」を使わなければ、辛いものはないという親切な設計だった。2017年までの販売か。
※2020年12月補訂:終売を追記東京駅構内の商業施設「京葉ストリート」に入居する、都内の商業施設の各地に店舗を展開するパン屋「ANTENDO(アンテンドゥ)」が、2014(平成26)年9月頃に東京駅限定の商品として発売か。その名のとおり、三元豚を使うカツサンド4切れを、四方向に並べて詰める。食パンもトンカツも激しく分厚く、それでいて大味でもなく、比較的雑なつくりを含めて、ワイルドな個性を放っていた。東京都心での販売でもあり、2014年秋のテレビや雑誌を賑わせた。同店の退店により、2016年に終売か。
2014(平成26)年の発売か。「坂井宏行監修」を名乗るお弁当。ショウガ入りの御飯を、シメジやシイタケのソテーと牛肉煮で覆い、ニンジンとインゲンとバルサミコソースを添える。高級フランス料理店のキノコ牛丼なのか、薄くふんわりとしたすき焼き肉は、上質で柔らかくも味がない。特製バルサミコ醤油ソースをかけると、今度は激辛になってしまい、シンプルな内容なのに食べ方が難しい弁当だった。2015年までの販売か。
駅の中では2012(平成24)年に発売か。細長いボール紙の箱トレーを収めた、商品名と宣伝文と中身のイメージ写真を印刷した赤い紙箱に、スパイシーな味噌だれをたっぷり塗った牛肉で酢飯を巻く小さな俵飯が7個と、コマツナやダイコンなどのゴマ油和えが収まる。
こういう牛肉の目張り飯は、最近では各地で駅弁やジャンクフードになっており、これをまずいという人はいない。しかしもはや創作という感じはしないし、冷たい酸味が合わないし、なんといってもベタベタして道中の食事にとても向かない。デパ地下で買って自宅で食べるべき商品。2016(平成28)年2月のニッポンの駅弁の閉店後も、2018年頃まで東京駅で販売された模様。
※2020年12月補訂:終売を追記東京駅八重洲南口付近改札内の売店群「京葉ストリート」の牛肉店で注文販売されていたお弁当。注文から入手まで20分くらいかかった。木のように厚く固いボール紙製の長方形の容器に、「牛」のシールを貼った緑色の紙を巻く。中身は白御飯の上にタマネギ炒めを載せ、山形牛のステーキで覆い、ブロッコリー、みょうが、玉子焼を添えるもの。
山形牛の通信販売を行う横浜市富岡の精肉店が出した東京都銀座の牛肉料理屋が、東京駅限定で販売する牛肉弁当なのだとか。実物でも店舗でも宣伝がないため、単なるデパ地下弁当にしか見えない。脂質も味付けも分量もあっさりとしたおとなしい感じで、叙々苑や米沢駅の駅弁に比べ、デザインも含めて地味な印象。購入後ほどなく販売を終了したとも聞く。
東北新幹線新青森開業に合わせて、2010(平成22)年12月4日に開業した東京駅構内食品街「グランスタダイニング」内の駅弁売店「ニッポンの駅弁」で駅構内デビュー。プラ製のサンドイッチ向け惣菜容器に、ブランドネームや商品名を印刷したソース色の紙を巻く。中身は牛肉のヒレカツサンドが4切れ。この分量で1,000円も取るのだから駅売りサンドとしては超高級品。牛肉サンドにありがちな肉の少なさや固さや香りの少なさとは無縁な、味にも歯応えにも弾力感と柔らかさを備える傑作。
「新世界」や「ヘレカツ」の単語から感じられるように、調製元は大阪ミナミの歓楽街で1937(昭和12)年に創業した洋食屋。2008年に東京銀座にも進出し、両店でこのサンドイッチも販売や配送を実施しているそうな。これは「ハーフ」のようで、「一人前」だと2,000円にもなる。レストランで注文すると1,890円。
商品そのものは「グリル梵」の店舗などで健在。2016(平成28)年2月のニッポンの駅弁の閉店や、その頃のグランスタからのグリル梵の店舗の撤退により、以後の東京駅では買えなくなっている。
※2019年9月補訂:終売を追記2012(平成24)年3月16日の調製である東京駅弁の掛紙。上記の2011年のものと比べて、調製元店舗の表記位置が食品表示ラベルから掛紙本体へ移動している。
東北新幹線新青森開業に合わせた、2010(平成22)年12月4日の東京駅構内食品街「グランスタダイニング」内「ニッポンの駅弁」の開業に伴い、同日にオープニングスタッフとして発売か。東京都日比谷の中華料理屋のブランドを名乗り、調製元は小淵沢駅の駅弁屋で、これでパッケージに駅弁マークが付き、しかし販売箇所は東京駅となる。
木製の長方形の容器に、商品名と何らかのマークを印刷する紫色の掛紙を巻く。中身は俵飯風に至らぬ日の丸御飯に、肉団子が3個、エビ焼売が2個、カレイ味噌焼、玉子焼、かまぼこ、タケノコ煮、赤かぶ漬。横浜駅弁「シウマイ弁当」と名前や内容はかなり違うが、同じような機能と雰囲気を感じるもの。肉団子のみの単品販売(10個で280円)もあった。2012年までの販売か。
※2017年11月補訂:終売を追記東北新幹線新青森開業に合わせた、2010(平成22)年12月4日の東京駅構内食品街「グランスタダイニング」内「ニッポンの駅弁」の開業に伴い、同日にオープニングスタッフとして発売か。東京都日比谷の中華料理屋のブランドを名乗り、パッケージ底面の記述によるとこの店舗が山梨県の小淵沢にもオープンしたそうで、そして調製元は小淵沢駅の駅弁屋で、これでパッケージに駅弁マークが付き、しかし販売箇所は東京駅となる。
やや小柄な長方形の発泡材製容器に透明なふたをして、中身のイメージ写真や商品名や宣伝文を書いた黒いボール紙の枠にはめる。中身はチャーハンの上に牛すき焼き肉を詰めて、玉子焼、ニンジンとサトイモの煮物、赤かぶ漬を添えるもので、内容も風味も駅弁の名前どおり。ねりわさびが2袋も入り、これを使用することが推奨され、その個性的な仕掛けと味が特徴であるようだが、個人的にワサビは無理なので使わなかった。2014年までの販売か。
※2017年11月補訂:終売を追記