東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJR東日本やJR東海の子会社のもので約100種類とも、エキナカの商品を含め400種類以上とも、デパ地下の弁当を含め1000種類以上とも言われ、さらに全国各地の駅弁も集まり、こちらも日本最大。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。
2017(平成29)年9月21日の発売。大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)のコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の、2014年からの4年目の、「南仏風」「台湾風」「ジャマイカ風」に続く第4弾。JAVATEAの白か赤の500mlペットボトルが1本ついてくるのは従前どおり。掛紙はお品書きと食材のイラストを描いたターメリック色。
中身は「ターメリックライス(ターメリックの炊込みご飯)」「ポル・サンボール(ココナッツとカツオ、玉ねぎ等で作ったふりかけ)」「スリランカ風野菜カレー(ズッキーニ、ニンジン、トマト、ひよこ豆、コーンの野菜カレー)」「インディアッーパムコトゥ(スリランカ風焼きビーフン)」「魚のカトレット(カツオとジャガイモのコロッケ)」「スリランカ風ニンジンサラダ(ニンジンをクミン等のスパイスで和えたサラダ)」「ワタラッパン(ココナッツミルクと黒糖のプリン」とのこと。相変わらず、駅弁では珍しいエスニックな香りまたは臭いが漂う。
2017(平成29)年7月1日から12,000個を販売。大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)のコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の、2014年からの4年目の、「南仏風」「台湾風」に続く第3弾。JAVATEAの白か赤の500mlペットボトルが1本ついてくるのは従前どおり。掛紙はジャマイカの国旗に、お品書きを書いたデザイン。
中身は「ジャークチキン」「スタンプアンドゴー」「ライスアンドピース」「エスコビッチフィッシュ」「ひよこ豆と枝豆のサラダ」「マクレルランダウン仕立て」。それぞれ、鶏のスパイシーBBQ、トウモロコシの粉とタラの身のお焼き風、ココナッツミルクで炊いた豆&ガーリックごはん、揚げた白身魚と野菜のマリネ、ひよこ豆と枝豆のサラダ、酢でしめた鯵のココナッツミルク煮を指すという。見聞きしたことがない料理ばかり。その割には飯を含め味や臭いにクセはなく、しかし辛い物が苦手なので、とにかく辛くて大変だった。9月までの販売か。
※2017年10月補訂:終売を追記2017(平成29)年8月20日に購入した、東京駅弁の掛紙。上記の期間限定駅弁「ジャマイカ風BBQジャークチキン弁当」について、ジャマイカ国旗の掛紙が、この中身の写真を使う掛紙に差し替えられた。容器や中身や価格は変わらない。さらにこの後に、再び元の掛紙に戻っていた模様。
2017(平成29)年1月下旬から3月までの販売か。大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)のコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の、2014年からの4年目の、「南仏風」に続く第2弾。JAVATEAの白か赤の500mlペットボトルが1本ついてくるのは従前どおり。掛紙は台湾の観光名所である龍虎塔と九[イ分]の風景をシルエットにした赤と黄色のデザイン。
中身は「魯肉飯」(ルーローファン)「煮玉子」「大根餅」「蒸し鶏のネギソース」「台湾風胡瓜のきんぴら」「イカ炒めバジル風味」「青ザーサイ」と書いてある。白御飯を豚バラ煮込みそぼろで覆い、ザーサイを添え、残りのおかずを右側に詰める。その名のとおり台湾の香り、あるいは臭みがとても豊かだった。これと味が同じ駅弁が、半年後に大船駅で出ている。
2016(平成28)年10月1日から12,000個を販売。大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)のコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の5種類目であるが、公式にはこれを新シリーズの「駅弁で世界旅行!」として、改めて「第1弾」に位置付けた。東京、新宿、上野、大宮の各駅で販売。
赤い容器の左半分にブイヤベースごはん、右半分に白身魚のブイヤベース煮、鶏のコンフィ、ラタトゥイユ、タラのブランダート、キャロットラペ。聞き慣れない品々が掛紙に記される、淡い魚介類の香りと味がする貝飯と白身魚など。引き続き「JAVATEA」の白か赤の500mlペットボトルを1本添付。買い手を選ぶと思う、他の駅弁にない個性的な中身と味だった。ブイヤベースとは南フランスの郷土料理で、白身魚などの魚介類と野菜などの煮込み料理。
大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)と大船軒とのコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の一種で、2016(平成28)年1月から3月までの販売か。以下の第2弾「海の幸洋食弁当」の発売発表時に、もう1種類の発売が予告されていたものの実物で、第2弾の第4種類目といえるだろうか。容器や意匠と、「シンビーノ ジャワティストレート」500mlペットボトルの赤または白が1本付いてくることは同じ。
中身は掛紙に記されるとおり、人参と鶏のバターライス、野菜とチャーシューのパテ、豆とハムのオムレツ、ビーツサラダ、野菜とあさりのココナッツカレー、ポテトとタラのブランダード、牛肉のトマト煮、小豆とチョコレートのデザート、福神漬。バターライスに野菜を使う固め物の各種が添えられていて、弁当でなく料理として食べれば値段が張りそうな美食系。千円ちょうどで買えることが格安に思えた。そうでない雑食系や粗食系では、おかずが足りなくて困る感じ。
大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)と大船軒とのコラボレーション駅弁「PLAY TABLE Bento」の第2弾、3種類目として、2015(平成27)年10月10日から東京・上野・新宿・大宮駅のNRE駅弁売店で12,000個を販売。今回も大塚食品の無糖紅茶「シンビーノ ジャワティストレート」とのセット販売で、中身もこのペットボトル売り飲料と合うものにしたという。
掛紙に写真とお品書きで載る中身は、カニのバターライス、銀鮭のベーコンレーズンソース、スパニッシュオムレツ、キャロットラペ、ナガイモとキノコの甘酢漬、ムール貝のサフランクリーム煮、チキンのトマトマリネ、洋ナシとイチゴのコンポートなど。味付飯に鮭塩焼や玉子焼などという駅弁を、最新の洋食に仕立てた感じ。今回も昨年と同じく、大船駅の駅弁屋の調製とは思えないような薄味の洋食だった。前年は2種が一度に出たが、今回は後にもう1種が出るそうな。
2014(平成26)年12月から翌月頃まで、東京駅で販売か。掛紙に記されたお品書きのとおり、四角い容器に鶏とソーセージのパエリアを詰め、あさり胡麻バター炒め、地中海風野菜煮、ミートオムレツ、アイガモローススモーク、銀鮭のマスタードマヨネーズ、牛ホホ肉のフランドル風、福神漬、メープルシロップケーキを添える。
こんなつくりは、この秋に大塚食品とNREと大船軒が出した共同開発駅弁「PLAY TABLE Bento」そっくり。また、この駅弁の名前に、2001(平成13)年7月から2007(平成19)年まで売られた東京駅弁「O−bento」を思い起こした人が少なくなかったはず。おそらく大船駅でなく、東京エリアで販売されたのではないかと思う。
大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)と大船軒との共同開発で、東京、新宿、上野、大宮の各駅で、2014(平成26)年6月11日に発売。「Red」とこの「White」を、24000個売ったという。
この駅弁に添付する500mlペットボトル「シンビーノ ジャワティストレート ホワイト」の、淡い緑茶の味がする味わいに合わせたという中身は、アサリとタラのパエリアを名乗るシーフードチャーハンに、サワラのベーコン焼、カレー味の鶏肉団子、海老マヨネーズ、地中海風の野菜煮、チョコレートケーキなど。
飲み物が付いて千円ぽっきりとは、東京駅弁としてはお徳。大船軒がこんなおしゃれなピラフ弁当を作れるのかと驚き、駅弁売店でもこういう味が買われる、売られる時代は来るのだろうかと思った。
大塚食品と日本レストランエンタプライズ(NRE)と大船軒との共同開発で、東京、新宿、上野、大宮の各駅で、2014(平成26)年6月11日に発売。「White」とこの「Red」を、24000個売ったという。
この駅弁に添付する500mlペットボトル「シンビーノ ジャワティストレート レッド」の、渋い紅茶の味がする味わいに合わせたという中身は、きのこの炊込飯を名乗る、色も味も淡いクリーム風の御飯に、牛ホホ肉、鴨ロース、焼鮭、鶏肉マリネ、玉子焼、ギリシャ風の野菜煮、メープルシロップケーキなど。
飲み物が付いて千円ぽっきりとは、東京駅弁としてはお徳。大船軒がこんなおしゃれなピラフ弁当を作れるのかと驚き、駅弁売店でもこういう味が買われる、売られる時代は来るのだろうかと思った。