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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本・JR東海 東京(とうきょう)駅 JR Tokyo Station
2017(平成29)年1月訪問 GoogleMap「東京駅」

駅名標 駅舎 駅構内

東京と日本の中央駅。東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線、東海道・中央・総武・東北の各線、山手線や京浜東北線などの電車が、一日あたり3000本以上行き交い、100万人以上の利用者で終日賑わう。駅弁はJRの子会社が調製するもので100種類以上とも、エキナカの商品を含めて400種類以上とも、デパ地下の弁当を含めて1000種類以上ともいわれる、世界一の駅弁販売駅。1914(大正3)年12月20日開業、東京都千代田区丸の内1丁目。

季節弁当冬の彩り(1,500円)Kisetsu Bento Fuyu no Irodori
2023年1月2日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Jan. 2, 2023

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

この名前と姿では、2021(令和3)年12月までに発売か。12〜2月頃に販売される、2020年代の東京駅の、季節の高級駅弁。中身は帆立を載せた彩り茶飯と、ぶり柚香焼、いかメンチ、笹蒲鉾柚子風味、はすきんぴら、合鴨辛子風味、玉子焼、切干大根と昆布の和え物、はじかみ、カニ入り信田巻煮などの江戸うま煮、黒豆蜜煮。見た目どおりの冬らしさか。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本ばし大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334 https://nihonbashidaimasu.co.jp/

新春折詰(1,782円)Shinsyun Orizume
2023年1月2日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Jan. 2, 2023

掛紙 中身
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今回は2023(令和5)年1月1日から3日まで東京駅で販売。2000年代の中頃からあるかもしれない、2018(平成30)年からこの名前で売られる、正月三が日限定の駅弁。二段重ねの容器を、桃色で鞠模様の風呂敷で包み、大きな食品表示ラベルを貼る。

毎年変わる中身の、今回の「卯」はおしながきによると、上段を「壱の重」として有頭海老煮、牛肉煮、きんぴら、グリーンピース、きくらげ入りさつま揚、帆立煮串、紅白なます、いくら醤油漬、玉子焼、蒲鉾、一口にしん昆布巻、江戸うま煮、黒豆煮、金粉。下段を「弐の重」として赤飯と栗煮に白飯と刻み梅と寿昆布。この水準の折詰を駅弁売店で気軽に買えるのは、東京ならでは。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本ばし大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334 https://nihonbashidaimasu.co.jp/

松茸ごはん弁当(1,500円)Matsutake Gohan Bento
2022年10月29日に千葉駅の駅弁売店で購入 Oct. 29, 2022

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

この名前と姿では、2021(令和3)年9月の発売か。9〜11月に販売される、2020年代の東京駅の、季節の高級駅弁。中身はマツタケ入り御飯にマツタケのスライスなどを載せ、ニシン煮、カボチャやしいたけやがんもなどの煮物、ナスの揚げ煮、さつまいも、切昆布煮、玉子焼、焼き合鴨、薩摩揚げ、白身魚しんじょう、ぎんなん串、和菓子など。見た目どおりの秋らしさ。従前に「松茸ごはん折詰」の名で二重折にて売られ、東京駅でも買えた日本ばし大増のデパ地下弁当が、同じ雰囲気と駅弁の機能を持って、日本レストランエンタプライズの季節の高級駅弁を置き換えた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本ばし大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334 https://nihonbashidaimasu.co.jp/

季節折詰なつ(1,485円)2020年6月6日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kisetsu Orizume Natsu

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2000(平成12)年の秋に始まる、東京駅の季節の高級駅弁のうち、2020(令和2)年の夏バージョンで、5〜8月頃の販売か。今回からシリーズの名前が「吹き寄せ弁当」から「季節折詰」に変わり、季節の名前から修飾を消し、掛紙改め紙帯から駅弁マークその他駅弁を思わせるものを省き、東京の老舗弁当店「日本ばし大増」の商品となった感じ。東京駅や羽田空港などに加えて、デパ地下などの「日本ばし大増」の店舗でも、同じ姿で売られる。

今回の中身は、下段の「弐の重」に酢飯を敷き、イクラ、カニ、錦糸卵、セリ。上段の「壱の重」はおかずで、サーモン味噌漬焼、玉子焼、青菜の胡麻和え、ハス梅酢漬、鶏天、ホタテ風味フライ、パプリカ、ニンジンやシイタケなどの煮物、ドライトマト、和菓子。紙帯と同じ絵柄で、おしながきが付いていた。作る所が変わったわけではないので、雰囲気は従前と変わらない、常温でいただけるかわりに味が濃いめで水気が薄めの、駅弁としての高級折詰の味をしていた。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本ばし大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334 https://nihonbashidaimasu.co.jp/

【終売】季節の吹き寄せ春小町(1,300円)2013年3月16日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Kisetsu no Fukiyose Harukomachi (end of sales)

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2000(平成12)年の秋に発売。現在は東京、品川、新宿、上野、大宮の各駅で、3〜5月に「春小町」、6〜8月に「なつ」、9〜11月に「秋露のささやき」が販売されている、季節の高級駅弁。これは2013年の春版で、2013年3月1日から5月14日までの販売。今回の松花堂の中身は、タケノコ御飯、ハマグリ入りゆば巻きやがんもやフキやレンコンなどの煮物、タケノコやキスやタコの揚げ物、メバル漬焼、海藻入り薩摩揚、ニシン甘露煮、ソラマメなど。御飯の香りにうっとりし、今回は煮物と揚げ物が心地よい感じ。掛紙がつやつやしていた。値段は発売時で1,300円、2014年から1,350円。これらの吹き寄せ弁当シリーズは、2020年の春で終了か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】秋の吹寄せ弁当 秋露のささやき 平成十六年(1,300円)2004年10月24日に新宿駅の駅弁売店で購入
Aki no Fukiyose Bento Akitsuyu no Sasayaki (end of sales)

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2000(平成12)年の秋に発売。現在は東京、品川、新宿、上野、大宮の各駅で、3〜5月に「春小町」、6〜8月に「なつ」、9〜11月に「秋露のささやき」が販売されている、季節の高級駅弁。これは2004年の秋版。大きな正方形のふた付き容器に、紅葉を描いた掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は松花堂弁当のように四分割され、それぞれにいくらと松茸が載る茶飯、人参やナスや里芋などの煮物、鯛南蛮漬や焼エリンギやタコの天ぷらや南瓜など、焼鮭にカキ味噌焼に芋胡麻和などが入る。欠点は使いにくいおしぼりとふにゃりと強度のない容器くらいで、食欲の秋を心地よく満たす内容。値段は発売時で1,300円、2014年から1,350円。これらの吹き寄せ弁当シリーズは、2020年の春で終了か。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 東京都港区高輪2−19−13 03(5798)8075

【終売】季節の吹き寄せ冬の彩(いろどり)(1,300円)2012年12月21日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 踊」で購入
Kisetsu no Fukiyose Fuyu no Irodori (end of sales)

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2000(平成12)年の秋に発売。現在は東京、品川、新宿、上野、大宮の各駅で、3〜5月に「春小町」、6〜8月に「なつ」、9〜11月に「秋露のささやき」が販売されている、季節の高級駅弁。2019年までは、12月〜翌年2月の「冬の彩」があった。

これは2012年版で、2012年12月1日から翌年2月末までの販売。このシリーズを1年間買わないうちに、接頭辞が「吹き寄せ弁当」から「季節の吹き寄せ」に変わった。東京駅の駅弁売店の名前も変わったが、あとは特に変化がない。今回の中身はホタテ御飯、シイタケ肉詰やダイコンやサトイモなどの煮物、アンコウやタケノコやコンニャクなどの揚げ物、マダラ醤油焼、タコ旨煮、黒豆、江戸巻など。

※2020年12月補訂:終売を追記
販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】吹き寄せ弁当 冬の彩(いろどり)(1,300円)2011年12月16日に上野駅の駅弁売店「駅弁屋 匠」で購入
Fukiyose Bento Fuyu no Irodori (end of sales)

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季節の高級駅弁の2011〜2012年の冬版で、2011年12月1日から翌年2月末までの販売。下記の「春」と同じ容器と価格で、今回の中身はホタテ御飯、カボチャやダイコンなどの煮物、カニとアンコウとピーマンの揚げ物、タラ柚庵焼、カニ爪焼、玉子焼、なます、温州みかんのわらびもちなど。内容にも味にも、定番の安心感があった。

「冬」の名が付く駅弁は横浜駅「おべんとう冬」だけだと思っていたら、従来は「富有の華」を名乗っていたこのシリーズが「冬の彩」になっていた。2010年からそうなった模様。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7334

【終売】春の吹き寄せ弁当 春小町(1,300円)2011年5月20日に東京駅の駅弁売店で予約購入
Haru no Fukiyose Bento Harukomachi (end of sales)

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季節の高級駅弁の2011年の春版で、おそらく2月中旬から5月上旬までの販売。ふたに縁の付いた木目柄な正方形の容器に、桜の色と花でデザインされた掛紙を巻く。中身は有機認証米秋田県産あきたこまちのタケノコ御飯に、サトイモやコンニャクなどの煮物、有頭海老、鶏肉ごぼう巻、玉子焼、タケノコとコーンのサラダ、メバル漬焼、タケノコ磯部揚、薩摩揚、こごみ天ぷらなど。

しばらく買わないうちに、掛紙から年の表記が消え、容器が少し小さくなった気がする。一方で価格及び良好な味と雰囲気は据え置かれている感じ。季節の吹き寄せ弁当シリーズは東京駅で売上が一番とテレビで紹介されており、各駅の合計だと思うが3か月で10万個も売れているのだそうな。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】平成十七年夏の吹き寄せ弁当 ゆめ花火(1,300円)2005年7月24日に新宿駅の駅弁売店で購入
Heisei 17-Nen Natsu no Fukiyose Bento Yumehanabi (end of sales)

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季節の高級駅弁の2005年の夏版で、6月27日に発売。大きな正方形のふた付き容器に、花火風の柄を描いた掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は松花堂弁当のように四分割され、それぞれに茎わかめとイクラが載る茶飯、ナスや椎茸などの煮物、焼サワラや串湯葉やウナギやハモなど、アスパラコーンや海老すり身などの揚げ物など。いつもの雰囲気の高級弁当で、今回は特に茶飯がおいしく感じられた。掛紙に調製年が印刷されるので、旅の頻度が数年に一度であれば記念になると思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 NRE大増 東京都荒川区西尾久7−48−1 03(3810)7551

【終売】平成十七年初夏の吹き寄せ弁当 青葉の宴(うたげ)(1,300円)2005年5月22日に新宿駅の駅弁売店で購入
Heisei 17-Nen Shoka no Fukiyose Bento Aobanoutage (end of sales)

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東京駅などの季節の高級駅弁について、2018年までは5〜6月の初夏バージョン「青葉の宴」があった。これは2005年の初夏版で、5月16日に発売。大きな正方形のふた付き容器に、青葉を描いた掛紙をかけて金色のゴムでしばる。中身は松花堂弁当のように四分割され、それぞれにしその実が載る茶飯、ナスやかぼちゃなどの煮物、赤魚白醤油焼にホッキ貝にゆば田楽など、鴨あられ揚げにハゼ天に川海老や鮎の唐揚など。掛紙に調製年が印刷されるので、旅の頻度が数年に一度であれば記念になると思う。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 東京都港区高輪2−19−13 03(5798)8075

【終売】冨有の華(ふゆのはな)(1,300円)2004年1月2日に上野駅の駅弁売店で購入
Fuyunohana (end of sales)

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季節の高級駅弁の2003年の冬版で、12月1日の発売。正方形の木目調容器に掛紙を巻いて、金色のゴムでしばる。中身は鮭いくら飯にカキ、イカ、ブリ、鴨、甘エビ、カニ、ふぐなど。うたい文句「贅沢な冬の味覚」そのままな、高価でおいしく味気もある、通常料金のきっぷやツアーに似合いそうな駅弁。「NRE大増」総料理長の朱印付きお品書きが入っている。

販売駅
東海道本線 東京(とうきょう)駅 1914(大正3)年12月20日開業 東京都千代田区丸の内1丁目
調製元
株式会社 日本レストランエンタプライズ 東京都港区高輪2−19−13 03(5798)8075