









旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
小鯵押寿司(1,280円)Koaji Oshizushi
2023年2月16日に新横浜駅の在来線改札内の売店「デリカステーション」で購入 Feb. 16, 2023
1903(明治36)年に国府津駅で誕生した伝統の駅弁。小アジの押し寿司8個と、しそ巻き寿司を2個、プラ製の白いトレーに並べ、甘酢生姜と醤油を添え、薄い容器に収めて、ボール紙のふたをする。このような駅弁は東隣の大船駅にもある。当時は相模湾でアジがふんだんに獲れ、これが沿岸の駅弁となったもの。こちらの駅弁は近年では紹介例が少ないが、昭和時代から変わらない内容と風味で、小田原駅や熱海駅などで売られている。価格は2019年の購入時で1,030円、2022年6月16日から1,100円、2023年6月から1,200円、2025年時点で1,280円。
※2025年2月補訂:値上げを追記
※2023年8月補訂:値上げを追記
※2023年6月補訂:写真を更新
※2022年6月補訂:値上げを追記
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/
炙り金目鯛と小鯵押寿司(1,480円)Aburi Kinmedai to Koaji Oshizushi
2024年4月6日に熱海駅の改札内の駅弁売店で購入 Apr. 6, 2024
2006(平成18)年7月の発売。伝統の駅弁「小鯵押寿司」と、2005年発売の「金目鯛炙り寿司」を4個ずつ入れて、しそ巻き御飯と広島菜巻き御飯も1個ずつ詰めて、おろししょうが、甘酢生姜、ねりわさび、醤油を添える。見栄えはおとなしいのに中身は盛りだくさん。風味は両者の評判どおり。価格は2011年時点で1,300円、2014年時点で1,350円、2022年6月16日から1,450円、2024年6月から1,480円。
※2025年2月補訂:値上げを追記
※2024年8月補訂:写真を更新
※2022年6月補訂:値上げを追記
※2015年9月補訂:値上げを追記
※2012年6月補訂:写真の更新
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/
小鯵押寿司&鯛めし(1,100円)Koaji Oshizushi & Taimeshi
2017年5月4日に小田原駅の駅弁売店で購入 May 4, 2017
2016(平成28)年の春までに発売か。駅弁の名前のとおり、小田原駅の伝統の駅弁「小鯵押寿司」と「鯛めし」のセットであり、小鯵押寿司4個としそ巻き1個、鯛めしとわさび漬けが入る。味は当然に、それらと同じ。下記の期間限定駅弁「特選小鯵押寿司&鯛めし」と、同じ姿をしている。価格は2017年の購入時で900円、後に850円、2022年1月15日から950円、同年中に880円、のちに950円、2024年5月11日から1,050円、2025年2月から1,100円。
※2025年2月補訂:値上げを追記
※2023年4月補訂:価格改定を追記
※2022年3月補訂:価格改定を追記
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186 http://www.toukaken.co.jp/
【終売】小鯵押寿司(1,030円)Koaji Oshizushi (end of sales)
2019年8月17日に湯河原駅のコンビニで購入 Aug. 17, 2019
2019(令和元)年8月17日に購入した、小田原駅弁のふた。上記の2023年のものと同じ。容器も中身も同じ。
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】炙り金目鯛と小鯵押寿司(1,300円)Aburi Kinmedai to Koaji Oshizushi (end of sales)
2011年12月16日に上野駅の駅弁売店「駅弁屋 匠」で購入 Dec. 16, 2011
2011(平成23)年12月16日に購入した、小田原駅弁のふた。絵柄や内容は、上記の2024年のものと変わらない。この当時は炙り金目鯛と小鯵押寿司が1個ずつ多く、そのため容器が縦に少し長い。
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】昆布〆小鯵押寿司(680円)Konbujime Koaji Oshizushi (end of sales)
2011年11月27日に箱根湯本駅の改札外コンコース弁当売店で購入 Nov. 27, 2011
2011(平成23)年1月の発売か。細長くとても小さな容器に、小田原駅弁の小鯵押寿司を6個詰める。食べるとなんとなく昆布のエキスが香る気がしたほか、いつも見た目にパサパサでバラバラな通常品と違い、これは魚の身が整っていた。シソ巻や菜巻きが入らない点も、個人的にうれしいところ。同年中に終売の模様。
※2016年10月補訂:終売を追記
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】特選小鯵押寿司(980円)Tokusen Koaji Oshizushi (end of sales)
2010年4月16日に国府津駅前の東華軒売店で予約購入 Apr. 16, 2010
小田原駅弁「小鯵押寿司」の、2010(平成22)年時点での姿。中身は昭和時代も令和時代も変わらないと思う。この駅弁は平成時代まで長らく、容器を掛紙というよりは包装紙に包んで売られていた。価格は2003年当時で900円、今回は980円、2015年時点で1,030円。
※2019年11月補訂:新版の収蔵で解説文を手直し
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】特選小鯵押寿司&鯛めし(800円)Tokusen Koaji Oshizushi & Taimeshi (end of sales)
2007年7月29日に小田原駅の自由通路の土産物店で購入 Jul. 29, 2007
東海道本線横浜・国府津間の開業120周年を記念して、2007(平成19)年7月14日から29日までの土休日に販売された記念駅弁。掛紙のデザインと中身は駅弁の名前どおり、小田原の名物駅弁「小鯵押寿司」と「鯛めし」が半分ずつ。風味も当然に、それらと同じ。
経木折のシウマイを復刻したり駅弁立売を実施した横浜や大船に比べれば、小田原の記念行事は寂しくても、なにもやらないよりはいい。なお、インクジェット印刷の掛紙に「東海道開業120周年記念」と印刷され、食品表示ラベルの商品名にもそう書いてあるが、東海道は徳川家康が宿駅伝馬制度を導入してから406年目なので、きっと「線」か「本線」が抜けたのだと思う。2010年まで販売か。
※2015年9月補訂:終売を追記
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】炙り金目鯛と小鯵押寿司(1,300円)Aburi Kinmedai to Koaji Oshizushi (end of sales)
2006年10月8日に日比谷公園の鉄道の日フェスティバルで購入 Oct. 8, 2006
2006(平成18)年10月8日に購入した、小田原駅弁の包装紙。当時は上記の2011年のものと違い、容器を包装紙で包んでいた。中身と価格は変わらない。
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1丁目3番地54号 0465(47)3171
【終売】小鯵押寿司M(1,050円)Koaji Oshizushi (end of sales)
2001年7月29日に平塚駅の駅弁売店で購入 Jul. 29, 2001
小田原駅弁「小鯵押寿司」は2001(平成13)年当時、現在の小鯵押寿司8個としそ巻き寿司2個のものに加えて、小鯵押寿司が2個多いものも併売されており、こちらを「M」、あちらを「S」と呼び分けていた。包装紙の絵柄は同じ。いつまで売られたかは分からない。
※2019年11月補訂:終売を追記し解説文を手直し
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186
【終売】吟選元祖小鯵押寿司(1,000円)Ginsen Ganso Koaji Oshizushi (end of sales)
2001年6月29日に東京駅の駅弁売店で購入 Jun. 29, 2001
小田原駅弁「小鯵押寿司」のうち、2001(平成13)年時点で販売されていた、平塚駅から熱海駅までの小田原駅弁の販売駅以外で買えたバージョン。通常版の包装紙とはまるで異なる絵柄の掛紙を巻き、小鯵押寿司8個としそ巻き寿司2個の中身は同じでも、その並べ方と並べるためのトレーの形状が異なっていた。いつからいつまで売られたかは分からない。
※2019年11月補訂:終売を追記し解説文を手直し
- 販売駅
- 東海道本線 小田原(おだわら)駅 1920(大正9)年10月21日開業 神奈川県小田原市栄町1丁目
- 調製元
- 株式会社 東華軒 神奈川県小田原市西酒匂1−3−54 0465(47)1186