banner 汽車客車客車客車客車客車客車客車客車客車客車
 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 長崎(ながさき)駅 JR-Kyushu Nagasaki Station
2005年10月27日訪問 Googleマップ「長崎駅」

駅名標 駅舎 駅構内

博多から特急「かもめ号」で約二時間の、長崎本線の終着駅。長崎市は九州西部で東シナ海に面した、人口約41万人の港町。県庁所在地であり造船都市で、世界唯二の被爆都市。駅弁は日本食堂の支店からJR九州の子会社を経て、現在はJR九州の子会社売店が市内の料理店から弁当を仕入れて売る形態を取る。1905(明治38)年4月25日開業、長崎県長崎市尾上町。

長崎角煮めし(1,150円)Nagasaki Kakunimeshi
2020年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2019(令和元)年の夏までに発売か。もとは出水駅の駅弁屋で、鹿児島中央駅や熊本駅へ進出し、別会社で博多駅にも進出し、新大阪駅や東京駅でも駅弁が輸送販売される松栄軒が、この頃までに大分駅や長崎駅へも駅弁を送るようになった模様。掛紙には中身のイメージと長崎新地中華街を写真で掲載。中身は白飯を錦糸卵と豚角煮で覆い、紅生姜とサツマイモと高菜を添えるもので、そのつくりは鹿児島県内では黒豚で売られる商品にそっくり。豚角煮は薄めにスライスされており、角煮丼というよりはむしろ豚バラ丼であり、長崎で料理としても駅弁としても先輩である「坂本屋角煮めし」とは異なるものになっていた。

販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 http://shoeiken.com/

長崎大浜ハトシサンド(368円)Nagasaki Ohama Hadosi Sandwiches
2013年4月29日に長崎駅の改札外駅弁売り場で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 中身 中身 中身

長崎駅の駅弁売り場で買えたサンドイッチ。エビとタラのすり身をパンに挟み、パン粉で揚げたサンドイッチを、透明な容器に小さく3切れ収める要冷蔵商品。かすかにプリプリ、サクサクして、エビカツサンドをとても軽くヘルシーにしたような、不思議とクリーミーな、どこにでもありそうで、ここにしかない惣菜パン。

ハトシとは中華料理の一品だそうで、エビなどのすり身を食パンに挟み、油で揚げた料理。つまり名前に「サンド」を付けなくてもよいのだが、この杉蒲のハトシサンドが長崎名物あるいは駅売り名物として、ファンが少しずつ増えているようだ。

販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 長崎杉蒲 長崎県長崎市大浜町1592番地 095(865)3905 http://www.nagasaki-sugikama.co.jp/

大村名物角ずし(570円)Omura Meibutsu Kakuzushi
2009年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身

惣菜用の正方形の容器に、透明なふたをして輪ゴムでしばり、商品名を書いた緑色のボール紙の枠にはめる。中身は商品名のとおり、大村名物という角ずしが4ブロック入る。酢飯の上にシイタケやカンピョウやゴボウを細かく刻み、錦糸卵で覆う押寿司。おにぎりの代わりにおかずいらずでいただける、手軽な御飯物。価格は2009年の購入時で504円、2014年時点で570円。

文明6年(1474年)に島原の有馬氏に敗れて大村を明け渡した大村純伊(すみこれ)が、同12年(1480年)に大村を奪還した際に、喜んだ領民達が侍を迎えるにあたり、各家庭にあったもろぶたと呼ばれる木箱に御飯と錦糸卵とありあわせの材料を詰めて押し寿司をこしらえ、侍達がこれを脇差で縦横に切って食べたのが、大村寿司の由来だそうだ。だから押寿司なのに円形でも棒状でもなく、正方形の形をしている。

しかし大村で500年以上の歴史を刻む本来の大村寿司は、白身の魚の酢締めも入る2層構造であり、この商品のような魚のない1層構造ではないようだ。ただ、大村市街に店を構えるやまとの角ずしは評判が高く、これが長崎駅や長崎空港の売店ほか県内各地で販売され、県民に親しまれている。

※2020年5月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
有限会社 やまと 長崎県長崎市ダイヤランド1丁目29−24 095(879)2680 http://www.kakuzushi.jp/

坂本屋の角煮めし(850円)Sakamotoya no Kakuni Meshi
2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身

長崎駅弁の全面リニューアルに伴い、2005(平成17)年4月1日に駅弁デビュー。経木枠の長方形の容器に木目調のボール紙ふたをかけて、割箸とおしぼりを載せて、駅弁の名前や開港場の錦絵を描いた掛紙で包み、セロテープで留める。中身は餅米混じりの炊込御飯の上、サイコロ大の小さな豚角煮が少々振られるもの。どんぶり感覚で一気にかきこめる。「九州の駅弁ランキング第2弾」での駅弁の名前は「角煮めし弁当」。価格は2005年の購入時で750円、2014年時点で800円、2020年時点で850円。。

長崎で戦後長らく親しまれた教会風の大三角屋根の駅舎は、2000年4月の日蘭交流400周年を機に建て替えようとしたが、政府機関と見なされるJRの大型工事なのに国際入札を実施しなかったとアメリカがクレームを付け、再入札で日米韓の共同企業体が落札。それで完成が2000年9月にずれ込んでしまった。

※2020年6月補訂:値上げを追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 坂本屋 長崎県長崎市金屋町2−13 095(826)8211 http://www.sakamotoya.co.jp/

御料理(長崎街道弁当)(1,100円)Oryori (Nagasaki Kaido Bento)
2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身

九州の駅弁ランキング第2弾の実施に伴い、2005(平成17)年の秋頃に発売か。従前にも同じ名前の駅弁があったが、内容も調製元も異なる。折尾など他駅の駅弁でも見かける、駕籠型の二段重ねの黒い紙箱に、汎用の掛紙をかけて事務用輪ゴムでしばる。中身は下段に胡麻御飯、上段に豚角煮や揚げ海老団子やイカ焼売などのおかず多種を詰める。

味は単純にうまいが、これは街弁であり駅弁ではない。駅弁キャンペーンに名を連ねてはいるが、調製元も駅弁や駅弁屋を名乗らないし、商品外観も販売形態も駅弁らしくない。他駅も含め、九州では駅弁と街弁の境界が曖昧になりつつあると思う。価格は購入時で1,050円、2014年4月の消費税率改定により1,080円、2020年時点で1,100円。

長崎街道は小倉と長崎を、現在の鹿児島本線・筑豊本線・再び鹿児島本線・長崎本線・佐世保線・JRバス嬉野線・大村線・再び佐世保線のルートで結び、山陽道などを介して江戸や京都と唯一の開港場であった長崎を結んだ、江戸時代の九州最重要街道。折尾と鳥栖でも駅弁になっているが、街道は食材や料理ではないので、各調製元を代表する商品に見合う食材を詰めている。

※2020年6月補訂:値上げを追記
※2015年8月補訂:値上げを追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 いずや弁当 長崎県長崎市麹屋町4−4 095(824)7101 http://www.izuya-bentou.com/

【終売】御飯の鯛めし(850円)Gohan no Taimeshi (end of sales)
2006年1月17日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身

下記の駅弁「御飯の鯛めし」の、2006(平成18)年1月京王百貨店駅弁大会実演販売版。掛紙と容器を変えて、中身と価格は変わらず、そして全体的に駅弁らしくなった。今回は目玉商品扱いではなくなり、見た目に販売は苦戦していたが、一方で大量生産の弊害もなくなり、よりおいしくいただけた。

以後の京王百貨店駅弁大会に、この商品は来ていない。また、長崎駅での販売も、2010年より前には終えた模様。調製元の長崎市内の鯛飯屋での販売は続いており、百貨店の催事にも時々現れる模様。

※2017年8月補訂:現況を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
御飯 長崎県長崎市油屋町2−32 095(825)3600

【終売】御飯の鯛めし(850円)Gohan no Taimeshi (end of sales)
2005年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身

2005(平成17)年1月の京王百貨店駅弁大会で長崎駅弁として出品された、市内の鯛飯屋さんのお弁当。その店名が「御飯」なので、不思議な弁当名が付いている。市販のプラ製の惣菜容器に商品名と自社ロゴマークを記した掛紙をかけ、中身は焼いた鯛を混ぜて鯛の出し汁で炊いた御飯の上を、3切れの焼鯛と錦糸卵や高菜などで彩る鯛飯。これを出すのにえらく苦労したという白身魚の淡い風味が、常温の弁当で生きている。しかし購入時には実演販売での大量生産の影響か、魚のウロコがけっこう混じっていた。

長崎駅は国鉄時代に日本食堂の長崎営業所が駅弁も手掛けたため調製元が地元業者でなく、国鉄分割民営化で日本食堂も解体された後にもその状態が続く。駅弁販売というよりデパートやスーパーの弁当コーナーな状態なのか、都市の規模や観光地としての知名度と比較して駅弁の存在感が薄いのは、ここに原因があると思う。

販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
御飯 長崎県長崎市油屋町2−32 095(825)3600

【終売】長崎みそテキ弁当(800円)Nagasaki Misoteki Bento (end of sales)
2013年4月29日に長崎駅の改札外駅弁売り場で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

2012(平成24)年10月のJR九州「九州駅弁グランプリ(第9回)」へのエントリーまでに発売か。ホカ弁や屋台でも使われる容器に白御飯を詰め、高菜炒めと錦糸卵と紅生姜を敷き、天草梅肉ポークの肩ロースを使うピリ辛の豚肉味噌焼を載せて、根菜の煮物とダイコンなどの酢の物を添える。容器も内容も分量も価格も、遠慮せずモリモリとかきこめるタイプの駅弁。価格は購入時で780円、2014年時点で800円。2014年までの販売か。

天草梅肉ポークとは、熊本県上天草市で同じ名前を称する養豚会社のブランド豚。九州地区で初めてのSPF豚を、抗生物質ではなく地元の梅肉エキスを飲ませて育てる。2000年と2001年の熊本県農業コンクールで表彰されたり、養豚に留まらず自社で加工品の製造や販売を手掛けたり、畜産の成功事例として農林水産省の資料でも紹介されている。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
膳菜屋本店 長崎県長崎市丸尾町7−1 095(818)1800

【終売】ぶらぶら弁当(1,030円)Burabura Bento (end of sales)
2013年4月29日に長崎駅の改札外駅弁売り場で購入

掛紙 中身
掛紙 掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

九州新幹線全線開業記念駅弁22種のひとつとして、2011(平成23)年1月1日から8月31日まで販売。その後もこのとおり、販売が続いている。仕出し弁当向けの容器に、日の丸俵飯、太巻き、いなり、おこわで4種の御飯と、豚角煮、根菜の煮物、焼き魚、エビチリ、鶏肉、煮豆、高菜炒め、フルーツなど。

卓袱(しっぽく)料理風の駅弁ということだが、つまりいろいろ入っているということで、幕の内駅弁と同じように使える。長崎駅では昭和後期から「卓袱弁当」という駅弁が1,500円前後で断続的に出ていると思うが、これを千円でうまくまとめたという感じもする。価格は購入時で1,000円、2014年現在で1,030円。調製元の撤退により、2018年限りで終売か。

※2019年8月補訂:終売を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
膳菜屋本店 長崎県長崎市丸尾町7−1 095(818)1800

【終売】膳菜家トルコライス(840円)Zensaiya Torukoraisu (end of sales)
2012年3月30日に長崎駅商業施設内コンビニキヨスクで購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2005(平成17)年4月1日の長崎駅弁全面リニューアルに伴い発売。市販のボール紙製の仕出し弁当容器に、中身のイラストを描いた掛紙を置く。中身はピラフとスパゲティとトンカツに、ミニトマトとポテトサラダとオレンジと福神漬を添えるもの。由来を知らなければ、ジャンクフードの組合せに卒倒するだろう。調製元の撤退により、2018年限りで終売か。

長崎におけるトルコライスとは、この駅弁あるいはその掛紙のイラストのように、トンカツとピラフとスパゲティとサラダを一皿にまとめた郷土料理だそうな。他に大阪と神戸に内容が異なる同じ名前の料理があるそうな。名前の由来は「東洋の焼飯と西洋のパスタをカツでつなぐ」など諸説があるそうだが、トルコ料理とはほぼ無関係な模様。

※2019年8月補訂:終売を追記
※2012年12月補訂:写真の掲載と解説文の改訂
※2006年10月補訂:リニューアルの可能性を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 テイストサプライ社 膳菜や本店 長崎県長崎市丸尾町7−1みなと会館1階 095(818)1800

【終売】角煮パンセット(680円)Kakuni Pan Set (end of sales)
2012年3月30日に長崎駅商業施設内コンビニキヨスクで購入

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

JR九州の2011(平成23)年度の駅弁キャンペーン「第8回九州駅弁グランプリ」の実施に向けて、2011年10月1日までに発売か。中身のスナップ写真と商品名などを印刷した掛紙を巻くスーパー向けの食品トレーに、豚角煮を丸いパンで挟んだサンドイッチを2個詰め、野菜スティックとオレンジを添える。これが駅弁なのか、長崎なのかは微妙だが、豚角煮は中華街のある街ではおなじみの食材ではあるし、パンと考えると安くはない価格に見合う肉の分量がある。味はみたまんま。キャンペーン期間中のみの販売か。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社 テイストサプライ社 膳菜や本店 長崎県長崎市丸尾町7−1みなと会館1階 095(818)1800

【終売】龍馬とお龍のおしどり弁当(1,000円)Ryoma to Oryo no Oshidori Bento
2010年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 中身
掛紙 掛紙 外観 外観 外観 中身 中身 中身

2010(平成22)年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映を前に、2009(平成21)年9月下旬に発売。市販のボール紙製の弁当用容器に、お龍の顔写真を大きく印刷した掛紙をかける。9区画分のプラ製トレーに収まる中身は、日の丸御飯、赤飯、鶏飯、大村寿司(ちらし寿司)で4区画の御飯と、鶏照焼、豚角煮、焼き鮭、ハトシ(海老すり身の食パン揚げ)、竜眼(ゆで卵の魚すり身揚げ)、クジラの肉じゃがなどで4区画のおかずと、メロンとカステラで1区画のデザート。龍馬夫婦にちなんだ内容なのだという。2011年頃までの販売か。

坂本龍馬の妻であるお龍こと楢崎龍は、日本最初の新婚旅行と言われる慶応2年(1866年)3〜6月の旅行の後から、翌年2月まで長崎に滞在したという。龍馬自身も元治元年(1864年)に長崎を訪れ、薩摩藩の名義で外国から武器を買い長州へ横流しをしたり、慶応2年8月の訪問は海援隊の結成につながったそうな。1960年代に司馬遼太郎が小説に描いてから続き、2010年のNHK大河ドラマで再燃した龍馬ブームにより、こうやって長崎と結び付けられて、駅弁にもなった。

※2017年8月補訂:終売を追記
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
膳菜家(株式会社 テイストサプライ社)長崎県長崎市丸尾町7−1 095(821)4595

【終売】卓袱(しっぽく)弁当(1,500円)Shippoku Bento (end of sales)
2005年10月28日に長崎駅商業施設内弁当売店で購入

掛紙 中身
掛紙 外観 中身

以前の長崎駅で、ほぼ唯一の有名駅弁。かつては出島のような形状の容器を使用、長崎の高級料理「卓袱」をコンセプトにした中身は、鳥そぼろと玉子そぼろの御飯に、長崎天ぷらや豚角煮に焼き魚やクラゲ中華和えなど。これが全国駅弁紹介本に出たり、2004年の九州駅弁キャンペーンに出たりした。

しかしおそらく2005年4月1日のリニューアルにより、市内のパチンコ屋の仕出し部門がつくる、写真のような高級仕出し弁当に変更された。味や内容はともかく、特急のテーブルに収まらない特大容器が使われ、持ち運び時にうっかり傾けると汁物の汁がこぼれてくる弁当は、駅弁として不適当。旅行者に駅弁として認識されることは、なくなったと思う。現存しない模様。

卓袱料理とは、江戸時代に長崎で生まれた和洋中折衷の郷土料理。とはいえ最初に鯛のお吸い物が出る以外に食材や料理や作法の制約はなく、上座も下座もないひとつの円卓で大皿の料理をめいめいに自分の箸でじかにつつく、気取らない宴会料理のスタイルを表すものらしい。

なお、2006年10月時点の商品は、価格が1,300円に下がり、容器に掛紙が付き、中身も小変化した模様。調製元が変わったかどうかは不詳。

※2015年8月補訂:終売可能性を追記
※2006年10月補訂:リニューアルの可能性を追記
※2006年1月補訂:写真の掲載と解説文の一部改訂
※2005年12月補訂:旧調製元消滅を追記。
※2005年5月補訂:中身写真の掲載と解説文の一部追加
販売駅
長崎本線 長崎(ながさき)駅 1905(明治38)年4月25日開業 長崎県長崎市尾上町
調製元
株式会社ひぐち ひぐちフードサービス 長崎県長崎市赤迫1−1−11 095(814)0100