東京駅から北陸新幹線で3時間強から4時間弱。敦賀市は福井県の中部で日本海の敦賀湾に面した、人口約6万人の港町。古代から大陸へ開かれた貿易港であり、明治時代には日本海側で初めて鉄道が通じ、今も港町の機能と雰囲気を備える。現在の駅弁屋は1903年から構内で営業、駅舎で棒寿司や押寿司などを販売する。1882(明治15)年3月10日開業、福井県敦賀市鉄輪町1丁目。
2024(令和6)年の1月に京王百貨店の駅弁大会で、2月に阪神百貨店の駅弁大会で販売。3月の現地で購入。2023年11月までに日本食料新聞社「ファベックス惣菜・べんとうグランプリ2024」へ応募され、12月に優秀賞のひとつに選定されたことが発表された。過去にも駅弁大会での敦賀駅弁で見たような木箱に、レンコダイの押寿しが6個、カニの押寿しが6個、正方形にカットされて、ぴったり収まる。敦賀駅の駅弁で、このカニ寿司は「越前かに寿し」で昭和時代からの、タイ寿司は「元祖鯛鮨」で明治時代からの、伝統の味。塩気のある身と飯と味の密度が高い、道中でも食べられるおいしい土産物。実は下記のとおり、2009年頃から2013年頃まで売られた駅弁または催事専用商品「日本海産小鯛かに寿し」の再登場。
※2024年5月補訂:写真を更新し解説文を手直し2010(平成22)年1月24日に購入した、敦賀駅弁の紙箱。上記の2024年のものと、商品名は異なるが、それ以外は同じ。2009年から2013年まで、駅でなく京王百貨店や阪神百貨店の駅弁大会など、遠隔地での駅弁催事で売られた模様。
北陸新幹線金沢敦賀間開業記念として、その半年前の2023(令和5)年10月に敦賀駅や東京駅で発売、同月からのJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2023」にエントリー。商品名と中身の写真を載せた掛紙を巻く細長い容器に、永平寺味噌炙りと直火炙りののどぐろを各1個と、ふくいサーモン3個で5個の握り寿司を並べ、醤油を添える。5年前から駅弁催事に出ている「炙りのどぐろ寿司とレアサーモン寿司」の、中身を半減して値段を7割にした感じ。駅舎の建て替えで存在感を失った、客が頑張って探さないと見つからない場所でしか買えなくなった敦賀駅弁は、新幹線で復活できるだろうか。
2024(令和6)年3月17日に購入した、敦賀駅弁の掛紙。上記の2023年のものと、まったく同じ。購入日の前日に北陸新幹線が無事に延伸開業して、掛紙で半年間先行した「北陸新幹線金沢敦賀間開業記念」が現実のものに。同時に敦賀駅の新幹線ホーム下の在来線改札内に、駅弁や土産物も売るコンビニができ、敦賀駅や北陸の駅弁が置かれるようになり、近年は現地ではいつも開店休業のようだった敦賀駅弁がいろいろ買えるようになった。
秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2022(令和4)年秋の新商品か。食品表示での商品名は「詰合せ寿司」と素っ気ない。細長い容器に、ます、鯛、穴子、炙ります、えびのバッテラと、鯛手鞠、ます手鞠の球をひとつずつと、ガリと醤油を並べる。「季節を彩るかわいいお寿しです。」の季節がどこにあるのかがよくわからなくても、あるいは敦賀か福井か北陸を感じなくても、見て食べて美しく、包装も値段もかわいらしい、きっとまた買おうと思ってくれるだろう駅弁。不思議なことに、値段が880円とも950円とも960円とも報告される。
秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2022(令和4)年秋の新商品か。食品表示での商品名は「詰合せ寿司」と素っ気ない。細長い容器に、ます、鯛、穴子、炙ります、えびのバッテラと、鯛手鞠、ます手鞠の球をひとつずつと、ガリと醤油を並べる。つまり、上記の駅弁「四季彩七色の味くらべ」と、まったく同じもの。こちらも値段が880円だったり1,050円だったりと一定しない。現地と催事で名前を変えるのか、両商品の使い分けは定かでない。
2010(平成22)年の秋から、様々な値段で断続的に販売か。中身のイメージ写真と明るい商品名を描いた黒い紙容器に、一人前の棒寿司を1本収める姿は変わらないようだ。酢飯に炙ったアトランティックサーモンを貼り付け、中にもサーモンと昆布を仕込み、プラ製の板に載せて笹の葉を巻く。薄く少ない身を炙りと脂の乗りでカバーした、お手軽においしいマス寿司。過去には身がこの何倍も厚く、値段も1,700円と高かったらしい。
「笹すし」という名では、1990年代までに発売か。正方形の板にした酢飯の、上と中にマスまたはタイの具を貼り、笹の葉で巻いて紙帯を締めた押寿司ないし笹寿司が、3個ずつ紙箱に収まり、ボール紙のパッケージに入る。具の少なさが見た目でも食べても上品に思える、駅弁では北陸地方にしかない姿。今となっては、内容量の割に容器が大きすぎるとは思う。
2020(令和2)年1月の発売か。現地でなく駅弁催事向けに出荷する商品である可能性がある。元祖鯛鮨と同じような正方形の押寿司が、サーモンが4個と炙りサーモンが4個、木箱の中に並べられる。「ふくいサーモン」は、福井県内で海面養殖されたトラウトサーモンつまりニジマスで、福井県庁と組合や企業が2014(平成26)年から研究を始めて2017(平成29)年から出荷されるブランド魚。鮭でなくサーモンの駅弁が、各地で徐々に出始めていると思う。価格は2020年の発売時や2022年の購入時で1,280円、2023年時点で1,300円。
※2023年11月補訂:値上げを追記2021(令和3)年1月17日に購入した、敦賀駅弁のボール紙。上記の翌年のものと、絵柄も中身も値段も変わらない。よく見比べると翌年のものは、食品表示のうち原材料名の書き方が変わり、2020年12月の文部科学省の日本食品標準成分表の改訂で栄養成分表示の数値が変わり、2020年9月の敦賀市の町名地番変更により調製元の所在地が変わっている。
秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2020(令和2)年秋の新商品か。長方形の容器に酢飯を詰め、カニほぐし身を少し置き、カレイの酢漬けと味噌漬けを2枚ずつ貼り、茎わかめ、甘酢生姜、玉子焼を添える。これは何の白身魚だろうかと考えながら、一瞬で食べ終わるコンパクトなお弁当。敦賀駅や北陸本線の主要駅では見られない、催事向けの商品かもしれない。
アナゴの棒寿司の駅弁。酢飯に煮アナゴを貼り、6切れにカットして、竹皮柄のボール紙で包んで密封し、中身の写真を使う紙箱に収める。見た目も中身も味も、シンプルでコンパクト。たっぷりとタレが染み込んだ穴子はレバーのような粒状感を持った柔らかさで、食感の楽しみは少ないが味や香りや酢飯との独特な一体感があった。価格は2017年の購入時で1,030円、2018年時点で1,100円。
※2021年3月補訂:値上げを追記2003(平成15)年3月22日に購入した、敦賀駅弁の紙箱。上記の駅弁「つるがあなごすし」と、柄が異なり、中身は同じ。
2015(平成27)年1月の京王百貨店の駅弁大会で販売。中身は敦賀駅の駅弁「鯛の舞」の、タイをカニ棒肉に置き換えた押寿司。かにみそをしっかり塗り込んで、なかなか渋い味が出ていた。現地や京王・阪神以外の駅弁大会での販売は、確認できていない。価格は2015年の購入時で1,100円、2016年も京王百貨店の駅弁大会で販売し1,200円、2020年は阪神百貨店の駅弁大会で販売し1,480円、2023年の阪神百貨店の駅弁大会では1,600円。
※2023年11月補訂:値上げを追記1990年頃か、それ以前の発売か。10月から5月まで販売されるカニ駅弁。少なくとも2013年までにはこの姿になった、赤いカニが賑やかな絵柄のボール紙パッケージの中に、昔は経木でできていたであろう厚紙と発泡材枠を貼り合わせた折箱を収め、その中に北陸独特のサイコロ寿司を12個置く。風味はとてもジューシーで、作り置きや輸送販売の駅弁にありがちな、酸味の強さやパサパサ感がない。そんな美味を台無しにしてしまうちゃちな折箱が、つくづく惜しいと思う。価格は2006年時点で1,000円、2011年時点で1,100円、2015年時点で1,150円、2016年時点で1,200円、2020年時点で1,300円、2023年時点で1,400円、11月の購入時で1,500円。
※2023年12月補訂:写真を更新し値上げを追記2006(平成18)年1月22日に購入した、敦賀駅弁のパッケージ。上記の2023年のものとはまるで異なる、昭和50年代かその前後のカニ駅弁らしい絵柄と色合い。容器と中身は変わらない。
駅弁としては2004(平成16)年5月1日の発売。土産物や通販商品としては、その数か月前から出ていた模様。商品そのものは、既存の敦賀駅弁「荘兵衛さんのえちぜんかにずし」と同じタイプ。そのズワイガニ棒肉の分量を1.5倍に増やしたという。おいしそうだが、贅沢なものを食べてしまうとその後は他のカニ寿司駅弁が食べられなくなってしまうのではと、不安には思う。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。価格は2004年の購入時で2,000円、2014年時点で2,100円、2019年時点で2,200円、2020年時点で2,600円、2023年時点で2,900円。10月か11月から5月までの販売。
※2023年11月補訂:値上げを追記敦賀駅弁の主力商品「荘兵衛さんの鯖街道さばずし」の、サバがカニに変わったもの。酢飯の上にカニの脚を敷いて、抗菌シートとともにラップで巻いてから笹の葉で包み、針金で止めて化粧箱に入れる。
見栄えは抜群でカニの分量もまずまずだが、押寿司として固結したタイプなので、駅弁大会の会場で実演販売のカニ海鮮丼が同じような価格で販売されていれば、おそらくそちらのほうが美味いかもしれない。通信販売対応商品。価格は2004年の購入時で1,500円、2019年時点で1,550円、2020年時点で1,900円、2023年時点で2,000円。
※2023年11月補訂:値上げを追記敦賀駅弁の主力商品「荘兵衛さんの鯖街道さばずし」の、サバがマスに変わったもの。酢飯の上にマスの身を敷き、さらに酢飯を載せてまたマスの身を敷いて、抗菌シートとともにラップで巻いてから笹の葉で包み針金で止めて化粧箱に入れる。酢飯に対するマスの分量の割合の多さは見所。高い価格を裏切らないとろけるような風味は、同封の通販ハガキによる全国配送で何度でも体験できるようになっている。価格は2003年の購入時で1,100円、2010年時点で1,500円、2019年時点で1,550円、2020年時点で1,700円、2023年時点で1,800円。
※2023年11月補訂:値上げを追記2024(令和6)年4月10日から5月10日まで、敦賀駅などで販売。駅弁の日に合わせ、日本鉄道構内営業中央会の会員のうち31社が各社おすすめ駅弁に共通ノベルティ「千社札風カード」を添付して期間限定で販売した駅弁の、敦賀駅バージョン。鱒、鯛、サーモン、穴子、海老、炙サーモンの押し寿司と炙鶏で7つの味を、細身な長方形の容器に並べ、その順番もちゃんと記す掛紙で包む。既存の「四季彩七色の味くらべ」=「日本海味自慢」と、ほとんど同じつくりをして価格を2割増した、期間限定の記念駅弁。
2023(令和5)年11月10日に敦賀駅で発売。日本鉄道構内営業中央会の「駅弁マーク」制定35周年を記念し、会員のうち29社が主に11月10日から期間限定で販売した31種類の記念駅弁のうち、敦賀駅の駅弁屋のもの。掛紙には大正時代か戦前昭和のものを思われる駅弁掛紙の絵柄を薄く並べ、商品名と少し大きな駅弁マークを載せた。中身は酢飯を使う焼き鯖とマスと高菜の小さなおむすびがひとつずつと、きんぴられんこん、生姜ときくらげの佃煮、名田庄漬、甘酢生姜の付合せ。
2020年4月の記念駅弁「135周年むすび寿司弁当」と同じ名前を持つ記念駅弁で、おむすびが主題の駅弁であることも共通なのに、中身には有意な差異がある。敦賀駅でのみ、改札外の駅弁売店でのみ、3週間だけ販売したようで、駅弁ファンがこの掛紙を入手することは大変だったと思う。11月10日から30日までの販売。
日本鉄道構内営業中央会が駅弁誕生135周年を記念して、会員のうち21社が2020(令和2)年4月10日から販売した、駅弁の原点であるおにぎりをメインとした記念弁当「駅弁誕生135周年おにぎり弁当」の、敦賀駅弁の塩荘バージョン。掛紙はだいぶ昔の敦賀駅弁の、掛紙の絵柄でできている。中身は「ちりめん入り高菜おにぎり」なる巨大なめはりずしと、「照り焼きさばのすしおにぎり」という焼サバを貼る型押し飯に、柴漬け、昆布、甘酢生姜。
ごく一部の駅弁催事にのみ出荷された商品かもしれない。2022年4月には駅弁の日に合わせ、日本鉄道構内営業中央会の会員のうち21社が、FMヨコハマのラジオ番組「FUTURESCAPE」とタイアップし、この年の4月10日から各社の駅売店などで販売した、駅弁の日記念のおにぎり駅弁の敦賀駅バージョンとして、掛紙から「135周年」の文字を除いて、850円で再販した。
※2023年4月補訂:再販を追記秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2018(平成30)年秋の新商品か。炙りのどぐろ寿司を4個、レアサーモン寿司を5個、しそ巻きを1個、甘酢生姜と醤油を、白いプラ製トレーのくぼみにひとつずつ収める。20年から30年くらい前には、横浜駅のシウマイや小田原駅の小鯵押寿司などで、こういう詰め方をしていたが、今では珍しいタイプだと思う。小粒な握り鮨の風味は固め。2022年春までの販売か。
※2023年11月補訂:終売を追記秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2017(平成29)年秋の新商品か。敦賀駅で買えるかどうかは不明。酢飯を錦糸卵で覆い、えび、さば、ます、いか、とびっ子を散らして覆う。写真のものは輸送の影響で具が偏ってしまったが、それを考慮しても具のボリュームに乏しく、「海鮮」や「宝箱」を名乗るには力不足。2012(平成24)年度にも同じ名前とスリーブの駅弁が売られ、当時の具はサイコロ状に刻まれていたようだ。このシーズンの春までの、あるいはこの駅弁大会でのみの販売か。
※2020年5月補訂:終売を追記2016(平成28)年1月の京王百貨店の駅弁大会でのみ輸送販売された疑義駅弁か。竹皮柄のボール紙製容器に、高菜めはり、サバ、サーモンの三角おにぎり、というより三角形に整形した押寿司を各1個と、ウメとゴボウと昆布巻を収める。駅弁発祥宇都宮説など明治10年代の駅弁とされる、竹皮に握り飯をイメージしたのだろうが、見て食べて懐かしい、あるいは古めかしい感じはしない。しかもこの駅弁大会には、本物の竹皮に本物の握り飯2個を包んだ宇都宮駅の再現商品も出てきていた。日本の歴史上、早期に鉄道が開通した敦賀駅にも、駅弁発祥地説がある。
正方形の容器に酢飯を敷き、刻み海苔と錦糸卵で覆い、ボイルえび、タコ、きゅうり、おかか、かまぼこ、グリーンピース、れんこん、高野豆腐、さくらんぼ、ガリで覆う。ネット通販や駅弁催事を賑わす敦賀駅弁とはまるで異なる、淡くかわいらしい絵柄の掛紙と、賑やかさと控えめさを併せ持つ中身。具のメインはカマボコという、ちらしずしらしからぬ姿も、錦糸卵と刻み海苔とおかかと酢飯だけで食が進められる、不思議とうまい味。価格は2014年の購入時で630円、2017年時点で670円、2020年時点で700円。調製元のカタログや市販の時刻表には2021年まで乗り続けたが、実質的には2016年頃までの販売か。
※2022年4月補訂:終売を追記2011(平成23)年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の放映にちなみ、同年の春までに発売か。竹皮柄を印刷したボール紙の容器を、商品名や大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」福井県推進協議会ロゴ・キャラクターなどを描いた朱色の掛紙で巻く。中身はエビとアナゴの手まり寿司が各1個、マスとサバのバッテラが各1個、マスとタイの笹寿司が各1個。ガリも柴漬けも添えない潔さに、良く言えば目新しさ、悪く言えばやっつけを感じた。風味は良好。
今回の大河の主役は、織田信長の親戚で、豊臣秀吉の親戚に嫁ぎ、後に徳川2代将軍の秀忠と再婚した江(ごう)こと崇源院(すうげんいん)。敦賀や福井と何が関係あるかというと、姉が小浜藩主の京極高次に嫁いだとか、福井市と小浜市でロケがあったとか、おそらくその程度。この駅弁も2011年限りか、名前を変えてどこかで使われるか。2013年時点で販売されていない模様。
※2014年12月補訂:終売を追記秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2006(平成18)年秋の発売か。この駅弁屋に共通するボール紙棒寿司容器の2辺を落として高級感を出す。中身は小さな棒寿司のシャリと昆布のすき間に、薄く薄く半透明の白い何かを挟むもの。生の白えびの値段を考えると、この価格と分量は仕方がない。そんな予備知識か、よほどの白えび好きでないと、味わいはないだろう。2008年頃までの販売か。
シロエビは富山湾、遠州灘、駿河湾、相模湾に生息する深海の小エビ。実際にたくさん獲れるのは富山湾内の3箇所のみで、しかも釜揚げや煮干しでないと日持ちがしなかったため、生は長らく富山限定の珍味であったが、最近にようやく冷凍保存の技術が確立し、富山湾から遠く離れた敦賀で駅弁になった。
※2015年9月補訂:終売を追記昭和(または大正)14年7月25日の調製と思われる、昔の敦賀駅弁の掛紙。安い駅弁の掛紙であるからとも思えるが、意匠に特徴がなく名所や注意書きをただ列記する内容は、物足りなく思える。
おそらく1920年代、大正時代末期か昭和時代初期のものと思われる、昔の敦賀駅弁の掛紙。上記の掛紙「御壽司」と、絵柄は異なるものの、描かれるものは同じにみえる。