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 旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR九州 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 JR-Kyushu Kagoshima-chuo Station
2022(令和4)年12月訪問 GoogleMap「鹿児島中央駅」

駅名標 駅舎 駅構内

博多駅から九州新幹線で約1時間。鹿児島市は鹿児島県の中部で鹿児島湾に面する、人口約59万人の城下町で県庁所在地。活発な火山活動が続く桜島がシンボル。駅弁は明治時代からの鹿児島駅の駅弁屋が1943(昭和18)年に進出し、2006年頃に撤退、以後はキヨスクその他の駅売店で、主に出水駅の駅弁屋の商品が売られる。1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町。

鹿児島黒豚げんこつ黒豚角煮重(1,500円)Kagoshima Kurobuta Genkotsu Kurobuta Kakuniju
2024年1月13日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 13, 2024

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2024(令和6)年1月の京王百貨店の駅弁大会で実演販売。2月の阪神百貨店の駅弁大会でも実演販売。見栄え重視の惣菜容器に茶飯を詰め、「鹿児島黒豚げんこつ黒豚角煮」とする肉塊をどんと置き、煮玉子、花れんこん、菜の花、柴漬けを添える。催事場での注目と集客は控えめに見えたが、豪快なのに柔らかく食べやすい豚角煮は、鹿児島中央駅にあふれる黒豚駅弁のどれよりも、視覚と味覚に訴えてくると思う。人気投票にかければ高得点を期待できそう。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

黒豚とんかつ御膳(1,150円)Kurobuta Tonkatsu Gozen
2023年12月17日に鹿児島中央駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Dec. 17, 2023

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2010(平成22)年までに、鹿児島中央駅でなく博多駅で発売か。浅く平たい正方形のプラ容器に、日の丸御飯、黒豚とんかつ、かまぼこ、玉子焼、椎茸やタケノコなどの煮物、山菜ナムル、つぼ漬け、ソースとマスタードを詰める。鹿児島と書いてあっても日本全国の持ち帰り弁当店にありふれた中身を持つ、これは駅弁の掛紙をまとう惣菜弁当。旅の味でなく移動中の食事として活用できる。価格は2010年時点で1,050円、2014年4月の消費税率改定で1,080円、2023年時点で1,150円。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

鹿児島仕込厚切り黒豚角煮めし(1,280円)Kagoshima Jikomi Atsugiri Kurobuta Kakunimeshi
2022年12月9日に鹿児島中央駅の商業施設「鹿児島銘品蔵」で購入 Dec. 9, 2022

掛紙 中身
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秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2022(令和4)年秋の新商品か。10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第13回九州駅弁グランプリ」にエントリー。長方形の容器になぜか「とりめし」を詰め、黒豚の角煮ときんぴらごぼうで覆い、糸唐辛子を載せ、煮玉子、紅大福、山菜を添える。なぜこのような組合せにしたのか、疑問に思えるほど不思議だが、強いタレと脂で味を支配するのは豚肉なので、気になることはない。同じ駅と調製元で、紅大福を大根なますに置き換えただけの「厚切り黒豚角煮弁当」という、見た目に区別が付かないほど似た駅弁があり、どちらも全国各地のスーパーの駅弁大会で売られている。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

鹿児島黒豚黒豚炙り焼重(1,250円)Kagoshima Kurobuta Kurobuta Aburiyaki Ju
2022年12月9日に鹿児島中央駅の商業施設「鹿児島銘品蔵」で購入 Dec. 9, 2022

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秋冬の駅弁大会シーズンに向けた、2022(令和4)年秋の新商品か。10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第13回九州駅弁グランプリ」にエントリー。長方形の容器になぜか「とりめし」を詰め、海苔で覆い、黒豚炙り焼と表現する豚焼肉で覆い、紅生姜を添える。これとまったく同じ駅弁は過去に無いようだが、同じく思える内容には、上記や下記のとおり今まで度々出会ってきており、写真をよく見比べなければ違いが分からない。強いタレの味で茶飯を食べる、肉が豚でも牛でも鶏でも、違いが出ないかもしれない内容に感じた。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

武将弁当島津義弘鹿児島黒豚焼豚めし(1,500円)Busho Bento Shimazu Yoshihiro Kagoshima Kurobuta Yakibutameshi
2022年1月16日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 16, 2022

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2022(令和4)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、仙台駅の伊達政宗、新潟駅の上杉謙信、加賀温泉駅の前田利家、甲府駅の武田信玄、豊橋駅の徳川家康、名古屋駅の織田信長、城崎温泉駅の明智光秀、姫路駅の黒田官兵衛、広島駅の毛利元就、出水駅の島津義弘の10種類が各1,500円で一斉に発売、同月の阪神百貨店の駅弁大会でも販売。約20年前の疑義駅弁である日本古窯弁当シリーズと同じく、福井県の催事業者がプロデュースし、各地の駅弁業者が調製し、大規模な駅弁大会で販売する、各地の駅弁を名乗るが現地の駅では買えない商品だと思われる。調製元や鉄道会社などは、この駅弁とその発売に何も触れていない。

今回は黒いプラ容器が円錐状とボウル状で2種類あり、この島津義弘はボウル状のもの。これに島津家の家紋を入れ、日本古窯弁当と同じ半透明のふたをして、今回のシリーズで共通のしおりを置き、それらしき絵柄のスリーブで留める。中身は鶏飯を錦糸卵と黒豚のそぼろと焼豚で覆い、紅生姜を添えるもの。鹿児島名物の鹿児島黒豚をじっくりたれに漬込み焼き上げた焼豚とそぼろのお弁当とする。東京へ輸送される鹿児島の黒豚駅弁に共通する、濃いタレ味と固い食感とかすかな塩素臭があった。

島津義弘(しまづよしひろ)は、島津家の第17代当主として現在の鹿児島を治めたとされる戦国時代の武将。父の15代貴久(たかひさ)、兄の16代義久(よしひさ)、弟の家久(いえひさ)などとともに、鬼島津と恐れられた軍功で九州を支配した。豊臣秀吉に敗れ、島津家の領土は薩摩と大隅に戻るが、江戸時代を通して現在の鹿児島を治め沖縄を支配し、維新で江戸幕府を倒すことになる。島津を名乗る駅弁は、あまり見たことがない。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

鹿児島黒豚炙り角煮と炭火わっぱめし(1,500円)Kagoshima Kurobuta Aburi Kakuni to Sumibi Wappameshi
2022年1月14日に京王百貨店の駅弁大会で購入 Jan. 14, 2022

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2022(令和4)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、出水駅の駅弁として実演販売。同月の阪神百貨店の駅弁大会でも販売。経木のわっぱ容器と表現する長円形の容器に収めた黒いプラ容器に、茶飯を詰め、豚バラ肉と焼き鳥のような豚焼肉で覆い、煮玉子、ささがきごぼう、さつまいも、紅生姜を添える。これが出水駅や鹿児島中央駅で買えるかは分からないが、付合せを含めてこのような中身の駅弁は出水駅や鹿児島中央駅で十数年に渡り新作が次々に出るものなので、初めて食べた感じがしない、想定内の濃ゆい味付け。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

鹿児島黒豚極黒豚めし(1,180円)Kagoshima Kurobuta Kiwami Kurobuta Meshi
2018年10月7日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Oct. 7, 2018

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2006(平成18)年10月発売の駅弁「かごしま黒豚極黒豚めし」の、2018(平成30)年時点での姿。「新極黒豚めし」の名で、なんと同年10〜11月のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2018」にエントリーした。

中身は味付飯を黒豚たれ焼きで覆い、糸唐辛子で彩り、たたきごぼうと高菜漬を添えるもの。たしかにスリーブの絵柄を含め、12年前との差異はあるが、見た目の印象は変わらない。肉が厚めで弾力があり鶏肉のような臭みがあるものになっていて、角煮や薄切りがうまい他の鹿児島の黒豚駅弁とは異なるクセを持っていた。

価格は2018年の購入時で1,080円、2023年時点で1,130円、2024年時点で1,150円、9月のJR九州の駅弁キャンペーン「第15回九州駅弁グランプリ」へのエントリー時で1,180円

※2024年9月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

鹿児島極黒豚かつサンド(780円)Kagoshima Kiwami Kurobuta Cutlet Sandwiches
2017年2月5日に鶴屋百貨店の駅弁大会で購入 Feb. 5, 2017

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2017(平成29)年の発売か。ソース漬けにしたロースカツを塗ったパンに挟んで3切れ、マスタードやマヨネーズを別添し、白いプラ製トレーに詰め、商品名を描いた紙箱に収める。駅弁に限らずごく普通の、今風なカツサンド。2019年時点で博多松栄軒の博多駅弁になっている模様。

※2019年8月補訂:現況を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

黒豚横丁(1,200円)Kurobuta Yokocho
2023年12月17日に鹿児島中央駅の商業施設の駅弁売り場で購入 Dec. 17, 2023

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2016(平成28)年10月のJR九州の駅弁キャンペーン「第12回九州駅弁グランプリ」にエントリー。新作ともリニューアルともうたわれず、2015年に買ったものと名前も調製元も同じだが、中身がまったく違う。

真っ黒な正八角形の容器を4区画に仕切り、日の丸御飯、茶飯を豚そぼろと錦糸卵で覆うもの、黒豚のとんこつと炭火焼とトンカツ、煮物や酢の物やサツマイモなどを詰める。豚の料理や駅弁は各地に出ても、とんこつは鹿児島特有なので、もっとご当地駅弁に入れてほしいもの。値段は2016年時点で1,080円、2019年10月から1,150円、2023年時点で1,200円。

※2024年3月補訂:写真を更新し値上げを追記
※2020年1月補訂:値上げを追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617 https://shoeiken.com/

【掛紙】黒豚横丁(1,080円)Kurobuta Yokocho
2016年10月23日に鹿児島中央駅の駅弁売り場で購入 Oct. 23, 2016

掛紙 中身

2016(平成28)年10月23日に購入した、鹿児島中央駅弁の掛紙。上記の2023年のものと、絵柄も容器も中身も同じ。

販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617

鹿児島黒豚角煮弁当(1,080円)Kagoshima Kurobuta Kakuni Bento
2013年12月1日に鹿児島中央駅の改札外商業施設「みやげ横丁」で購入 Dec. 1, 2013

掛紙 中身
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百貨店催事に空弁に道弁にネット通販にと活躍する豚角煮弁当が、2011(平成23)年までに鹿児島中央駅にも進出。白御飯の上を、形がきれいでおいしそうで分厚い豚角煮で覆い、半熟卵と豚味噌を添え、高菜炒めと大根桜漬とマスタードを付ける。豚角煮と煮玉子はコテコテでトロトロで、豚味噌はお湯で溶けばとんこつラーメンの汁になりそうな、御飯を濃厚にいただく駅弁。これは駅弁大会に向きそう。価格は2013年の購入時で1,050円、2014年4月の消費税率改定で1,080円。2020年はこれが志布志駅の駅弁として、大手スーパーの駅弁大会で売られたらしい。

※2021年3月補訂:現況を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 萬來 鹿児島県志布志市志布志町安楽4623−5 099(472)3835

【終売】鹿児島黒豚炙り焼き重(1,250円)Kagoshima Kurobuta Aburiyaki Ju (end of sales)
2023年1月9日に京王百貨店の駅弁大会で予約購入 Jan. 9, 2023

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2023(令和5)年1月の京王百貨店の駅弁大会で、ひっそりと販売。株式会社DONUTSのウェブサイト「美少女図鑑」によると、「駅弁パッケージドラフトオーディション2023」として、美少女図鑑と京王百貨店と駅弁屋4社の協力で、2022年11月の公募と、ライブ配信&動画アプリ「ミクチャ」でのオーディションを経て決めたモデルをパッケージに使う駅弁を、京王百貨店の駅弁大会で予約販売し、その販売数に応じてグランプリを決め、2月以降に1日販売員として店頭販売するとのこと。12人のモデルを使う「甲州地鶏の親子丼」(1,500円)「鹿児島黒豚炙り焼き重」(1,250円)「東北美少女BOX」(1,500円)「常陸牛すき焼きと大洗名物あんこう弁当」(1,500円)の4種類が、ネット上で購入し店舗で受け取る、京王百貨店の駅弁大会の公式ネット通販で、特段の注記なく他の駅弁と併売された。

上半で「鹿児島黒豚炙り焼き重」、下半で「鹿児島黒豚黒豚炙り焼き重」、食品表示で「新鹿児島黒豚炙り焼き重」と、商品名が微妙に異なる掛紙には、中身の一部と女性3名の写真が使われる。中身は「とりめし」と表記された茶飯を、海苔と黒豚焼肉で覆い、紅生姜を添えた、豚焼肉丼。つまり2022年の秋の新商品「鹿児島黒豚黒豚炙り焼重」の、掛紙を替えたもの。東京や大阪や福岡や鹿児島の駅でおなじみの、安全な味といえる。

調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−3 0996(62)0617

【終売】黒豚角煮弁当(1,150円)Kurobuta Kakuni Bento (end of sales)
2018年2月4日に鶴屋百貨店の駅弁大会で購入 Feb. 4, 2018

掛紙 中身
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2017(平成29)年1月か、それ以前の発売か。真っ黒でシンプルなデザインの掛紙には、2018(平成30)年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に関する絵柄や承認済シールがあった。中身は白御飯を黒豚角煮4枚と錦糸卵と高菜で覆い、ゴボウとサツマイモと紅生姜を添えるもの。見た目どおりの強い味。東京駅でも輸送販売される。2018年までの販売か。

※2022年4月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617

【終売】黒豚横丁(1,130円)Kurobuta Yokocho (end of sales)
2015年7月18日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入 Jul. 18, 2015

掛紙 中身
掛紙 外観 外観 中身 中身 中身

JR九州の観光キャンペーン「鹿児島スイッチ」とのタイアップ商品として、2007(平成19)年10月に発売。ただし、購入したものの中身は、2種の御飯に多種のおかずを詰めた当時の内容とはまるで異なる。白御飯の上にささがきごぼうを敷き、掛紙に書かれるとおり黒豚のステーキ、そぼろ、焼肉で覆い、さつまいもレモン煮とごぼうを添える。

この内容へのリニューアルは、2015年の出来事か、今回の東京駅に限ったことか。こんな豚肉駅弁は東京駅にないので、選ばれやすいと思う。ただし、掛紙の強い絵柄も含め、上品ではない見た目ときつい味は、南九州の旅でこそ味わえるのではないかとは思った。その翌年に同じ名前で中身が異なる駅弁が出現したことから、これは売られなくなったと思われる。

※2020年1月補訂:終売を追記
販売駅
鹿児島本線 鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅 1913(大正2)年10月11日開業 鹿児島県鹿児島市中央町
調製元
株式会社 松栄軒 鹿児島県出水市上鯖渕532−5 0996(62)0617