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 旅の友「駅弁」。実際に食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。

JR東日本 いわき駅2019年9月15日訪問Googleマップ「いわき駅」
JR-East Iwaki Station

駅名標 駅舎 駅構内

東京駅から特急列車「ひたち」で約2時間半、常磐線が磐越東線を分ける駅。いわき市は福島県南東部で太平洋に面する、人口約34万人の工業都市。過去には石炭で栄え、現在は温泉やレジャー施設や漁港で観光客も集める。駅弁は明治時代からの駅弁屋が2005(平成17)年に廃業、茨城県内の駅弁屋が売店を構えたが2007(平成19)年に撤退、JR子会社の東京駅弁も撤退、今は2015(平成27)年参入の湯本駅の駅弁が買える。1897(明治30)年2月25日開業、福島県いわき市平字田町。

JR東日本 湯本駅2016年11月18日訪問Googleマップ
JR-East Yumoto Station

駅名標 駅舎 駅構内

上野駅から特急列車で2時間強。湯本は古くから温泉が湧き、明治時代から昭和中期まで炭鉱で栄え、今は閉山した炭鉱の湧水である温泉を活用したリゾートやホテルの町。1966(昭和41)年にいわき市の一部になるまで、単独で市制を敷いていた。駅弁は2015(平成27)年4月に初めて登場し、改札外駅舎内2階の土産店で販売。湯本駅弁は、いわき駅でも販売。1897(明治30)年2月25日開業、福島県いわき市常磐湯本町天王崎。

うにの貝焼き食べくらべ弁当(1,480円)2018年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
Uni Kaiyaki Tabekurabe Bento

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2018(平成30)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売でデビュー。正方形の容器に茶飯を詰め、蒸しウニ、イクラ、うに貝焼き、ガリで覆う。ウニを茶飯を覆う部分に加えて、貝焼きならぬ貝盛りで詰め、飯を余すくらい多量に入っていた。ウニの味そのものは大都会の催事場での苦みがあったので、現地で食べればどんな風味になるのか楽しみ。

うにの貝焼きとは、福島県の「浜通り」こと太平洋岸、特にいわき地方での郷土料理で、ホッキやハマグリの貝殻にウニを盛って蒸し焼きにしたもの。そのまま食べても、火であぶっても、オーブンやレンジで温めてもうまいという。

価格は発売時や購入時で1,380円。2018年10月にはJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2018」にエントリー。その際の価格は1,480円。キャンペーン後も湯本駅やいわき駅で販売されている模様。2020年時点で1,380円に戻り、2021年10月のJR東日本の駅弁キャンペーン「駅弁味の陣2021」エントリー時で再び1,480円。

※2021年10月補訂:値上げを追記
※2020年6月補訂:値下げを追記
※2019年8月補訂:値上げと現況を追記
販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 アクアマリンパークウェアハウス 福島県いわき市小名浜字辰巳町43−9 0246(54)3409 https://www.bishokuhotel.com/

いわき名産うに貝焼き弁当(1,000円)2016年8月27日に東京駅の駅弁売店「駅弁屋 祭」で購入
Iwaki Meisan Uni Kaiyaki Bento

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福島県観光キャンペーン2016「福が満開・福のしま」の実施に合わせて、2016(平成28)年4月1日にいわき駅と湯本駅で発売。前年10月発売の「浜街道 潮目の駅弁」と同じく、JR東日本水戸支社と調製元とのタイアップ。扇形の容器のふたを、セロハンテープでがっちり留めて、さらにシール構造の紙帯を厳重に巻く、なかなか開けにくい構造。

中身はウニ飯に蒸しウニを敷き詰め、ガリ、ホタテ、シイタケ、ニンジンを添えるもので、ほぼウニ飯ないしウニ丼。駅弁の名前である「うに貝焼き」の名に反して、貝殻は実物でもフェイクでもどこにも見当たらないが、駅弁としては適度に柔らかい、しっかり固めのウニと飯に、ウニの量と味と香りがたっぷり感じられる、強力なウニ駅弁。

販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 アクアマリンパークウェアハウス 福島県いわき市小名浜字辰巳町43−9 0246(54)3409 https://www.bishokuhotel.com/

【終売】小名浜ウニピラフ(1,380円)2020年1月12日に京王百貨店駅弁大会で購入
Onahama Uni Piraf (end of sales)

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2020(令和2)年1月の京王百貨店駅弁大会で実演販売。既存の駅弁「小名浜オムライス」と同じ容器にウニピラフ、ウニの混ぜ御飯の炒め物を、パプリカやホタテ、アワビの姿煮やウニの貝焼きで彩る。これは豪華でおいしく、地元の味も反映された洋風ウニ飯で、催事場でお客さんが少なかったことが意外だった。1か月ほどは現地でも売られたかもしれない。

※2021年3月補訂:終売を追記
販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 アクアマリンパークウェアハウス 福島県いわき市小名浜字辰巳町43−9 0246(54)3409

【終売】うに貝焼きあわび弁当(1,580円)2019年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
Uni Kaiyaki Awabi Bento (end of sales)

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2019(平成31)年1月の京王百貨店駅弁大会での実演販売でデビュー。円形の容器に白飯を詰め、カニとイクラと錦糸卵で覆い、中央にウニ貝焼きとアワビと大根桜漬を据える。小柄なのでペロリと消費。値段が高かったこともあり、催事場ではだいたいいつでも買える状態だった。この駅弁大会以外では売られなかったようだ。

販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 アクアマリンパークウェアハウス 福島県いわき市小名浜字辰巳町43−9 0246(54)3409

【終売】うにめし弁当(950円)2002年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
Unimeshi Bento (end of sales)

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1969(昭和44)年に当時の平駅で発売。黒くて固い井形のプラ容器いっぱいに白飯を敷き、貝焼き風かつそぼろ風にしたウニと、錦糸卵とタケノコ煮とシイタケ煮で覆い、グリーンピースと大根桜漬でアクセント。中身も外観も控えめで目立たない、基本だけをしっかり押さえた駅弁。それだけに暖かみを感じながらいただける。

福島県いわき市は、東京23区全体の2倍の面積を誇る。1966(昭和41)年10月に5市4町5村の合併で発足してから、2003(平成15)年4月に静岡県の静岡市が清水市と合併するまで長い間、日本一の面積を持つ市であった。

この駅弁はいわき駅前の再開発事業に伴う調製元の廃業により、2005(平成17)年5月22日限りで失われる予定であったが、最終営業が5月末に延伸されたうえに、水戸駅の駅弁屋である鈴木屋がレシピを引き継ぐことになった。今後にいわき駅のホーム上に、水戸と日立の駅弁とうにめしを売る駅弁売店が設置されるという。

※2005年5月補訂:存続見込みを追記
※2005年3月補訂:消滅見込み情報を追記
販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 住吉屋 福島県いわき市平字田町58−2 0246(23)4549

【終売】磯の香うにめし弁当(950円)2006年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
Iso no Kaori Unimeshi Bento (end of sales)

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いわき駅の駅弁屋の廃業により、2005(平成17)年6月に水戸駅の駅弁屋へ引き継がれた、いわき駅の名物駅弁。容器に白飯を敷き、ウニと錦糸卵とタケノコ煮とシイタケ煮で覆い、グリーンピースと大根桜漬を添える内容は、上記の駅弁「うにめし弁当」と同じ。しかしウニの粒状感や柔らかさや、中身のボリューム感は引き継がれなかった感じを受けた。また、外観やふたの記載内容にいわき駅や福島県浜通りを示すものがなく、調製元の名前だけが属地情報としてあり、これでは立派な水戸駅弁。

地元の駅弁が消えたいわき駅には、今までなかった駅弁売店がホーム上に新設され、そこで茨城県の水戸駅と日立駅の駅弁が販売されるようになったため、駅弁の入手はむしろ容易になった。しかしこの駅弁は2010年1月の調製元の倒産により失われた。それ以前にいわき駅での販売も、なくなっていたはず。

※2012年3月補訂:終売を追記
販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 鈴木屋 茨城県水戸市宮町1−4−4 029(221)2386

【終売】いわきウニピラフ弁当(1,000円)2007年7月22日にいわき駅常磐線上りホーム上駅弁売店で購入
Iwaki Uni Pilaf Bento (end of sales)

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東京で駅弁を売る日本レストランエンタプライズ(NRE)と、いわき市内のレストラン「メヒコ」との共同開発により、2007(平成19)年7月1日に発売。灯台とレストラン名と駅弁の名前を書いた、17×12×4センチと小さなボール紙の箱をラップで包む。電子レンジで加熱できそうなプラ製トレーに入った中身は、駅弁の名前どおりのウニピラフ。渋い色のウニ混じり御飯の上に、ウニのほぐしやそぼろが置かれる。見た目の分量以上に、濃厚なウニの風味が口の中に広がる印象。

メヒコのピラフは、いわきを含む福島県浜通りエリアでは誰もが知るシーフードレストランと、その名物料理。「福島県人はメヒコのピラフで育つ」とまで雑誌に書かれた、いわば郷土料理の駅弁への進出は、ただの新作ではない。将来的に富山駅弁「ますのすし」や宮島口駅弁「あなごめし」級の有名な駅弁になりうるポテンシャルを感じた。

なお、これらのウニとカニの駅弁は2011年3月の東日本大震災を機に、売られなくなった模様。2015年時点で、ホーム上のNREの駅弁売店そのものは健在である模様。

※2015年8月補訂:終売を追記
販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 エム・イーファクトリー 福島県いわき市小名浜島字高田町34 0120-85-9869

【終売】特製うに貝焼き弁当(1,150円)2005年5月7日にいわき駅前の調製元で購入
Tokusei Uni Kaiyaki Bento (end of sales)

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訪問時のいわき駅での最高額駅弁。正八角形の容器に、うにめしと意匠が同じボール紙のふたをかけて紙ひもでしばる。中身は日の丸御飯に海老と白身魚フライと蒲鉾と玉子焼と竹輪と煮物などを添える幕の内風弁当だが、中央にウニを満載した貝殻が添えられ、これがこの駅弁の最大の特徴であり商品名にもなっている。

注文調製な購入時には、冷蔵おかずとホカホカ御飯の組み合わせで、これは駅弁がたくさんは出ない駅でよくあるケース。これも調製元の廃業により2005年5月末までに失われるが、容器の不足で中旬にはもう買えなかったらしい。

販売駅
常磐線 いわき駅 1897(明治30)年2月25日開業 福島県いわき市平字田町
調製元
株式会社 住吉屋 福島県いわき市平字田町58−2 0246(23)4549