旅の友「駅弁」。実際に食べた9,000個以上の駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
第2弾、「九州の駅弁」ランキング!の概要
JR九州が実施する、第2弾「九州の駅弁」ランキング!は、2005(平成17)年10月1日から2006年1月31日までの期間に、下記の50駅弁を対象とする人気投票「あなたが選ぶ、九州の駅弁ランキング!」、対象駅弁に付いているシールを集めると賞品が当たるシールラリー、対象駅弁の一部をローテーションで販売する博多駅特設売店「九州駅弁スタジアム」の三本立てで実施されました。
【大分県】
- 大分県・日豊本線大分駅「大分の味物語」(980円)
- 大分県・日豊本線大分駅「豊後小あじ寿司」(1,050円)
- 大分県・日豊本線大分駅「じゃこめし」(900円)
- 大分県・日豊本線大分駅「豊後さば寿司」(1,300円)
- 大分県・竹瓦温泉「別府湾弁当「たみこの夢」」(1,000円)※要予約
【福岡県】
- 福岡県・鹿児島本線博多駅「明太子付き弁当」(1,050円)
- 福岡県・鹿児島本線博多駅「焼き鯖高菜巻」(800円)
- 福岡県・鹿児島本線博多駅「鰹めし弁当」(650円)
- 福岡県・鹿児島本線博多駅「つばめ弁当」(1,000円)※新作
- 福岡県・特急ゆふいんの森車内「ゆふいんの森弁当」(1,200円)
- 福岡県・鹿児島本線大牟田駅「有明海の貝柱寿し」(800円)
- 福岡県・鹿児島本線久留米駅「香草物語」(850円)
- 福岡県・鹿児島本線小倉駅「明太子辨當」(1,050円)※新作
- 福岡県・鹿児島本線小倉駅「虹ます寿司」(1,200円)
- 福岡県・鹿児島本線小倉駅「あなごちらし寿しわさび飯」(1,050円)
- 福岡県・鹿児島本線折尾駅「玄界灘海の幸(押し寿司)」(1,000円)※新作 ※予約推奨
- 福岡県・鹿児島本線折尾駅「大名道中駕籠」(945円)
- 福岡県・鹿児島本線折尾駅「かしわめしおりお」(945円)
- 福岡県・日豊本線行橋駅「しゃこ寿司」(950円)
【佐賀県】
- 佐賀県・鹿児島本線鳥栖駅「牛鶏三昧」(800円)※新作
- 佐賀県・鹿児島本線鳥栖駅「長崎街道焼麦弁当」(850円)
- 佐賀県・長崎本線佐賀駅「佐賀名産ちらし寿司」(1,050円)
- 佐賀県・長崎本線佐賀駅「錦弁当」(940円)※新作
【長崎県】
- 長崎県・長崎本線長崎駅「卓袱弁当」(1,500円)※新作
- 長崎県・長崎本線長崎駅「長崎街道」(1,050円)※新作
- 長崎県・長崎本線長崎駅「角煮めし弁当」(750円)※新作
- 長崎県・長崎本線長崎駅「ながさき鯨カツ弁当」(750円)※新作
- 長崎県・佐世保線佐世保駅「元祖レモンステーキ弁当」(1,050円)※新作
- 長崎県・佐世保線佐世保駅「高菜べんとう」(1,050円)
- 長崎県・佐世保線佐世保駅「平戸南蛮あごめし」(700円)
【熊本県】
- 熊本県・九州新幹線新八代駅「阿蘇赤うし弁当」(1,000円)※新作
- 熊本県・九州新幹線新八代駅「このしろ寿司」(700円)※新作
- 熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
- 熊本県・鹿児島本線熊本駅「たこ壺めし」(940円)
- 熊本県・鹿児島本線熊本駅「あさりめし」(630円)
- 熊本県・肥薩線人吉駅「栗めし」(890円)※要予約
- 熊本県・肥薩線人吉駅「とろろ麦めし」(1,000円)※要予約
【宮崎県】
- 宮崎県・日豊本線西都城駅前「かしわめし」(720円)
- 宮崎県・日豊本線西都城駅前「盆地の牛めし」(840円)
- 宮崎県・日豊本線宮崎駅「椎茸めし」(720円)
- 宮崎県・日豊本線宮崎駅「日向鶏弁当」(650円)
【鹿児島県】
- 鹿児島県・九州新幹線出水駅「えびめし」(800円)
- 鹿児島県・九州新幹線出水駅「かごんま黒ぶた弁当」(1,050円)※新作
- 鹿児島県・鹿児島本線川内駅「炙り黒豚めし」(900円)※新作
- 鹿児島県・鹿児島本線川内駅「栗めし弁当」(920円)※新作 ※要予約
- 鹿児島県・鹿児島本線川内駅「特上うなぎ弁当」(1,300円)※要予約
- 鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「黒ぶためし」(1,000円)
- 鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「きびなご寿司」(840円)
- 鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「さつま風土記弁当」(1,000円)※新作
- 鹿児島県・肥薩線嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1,050円)※要予約引換
第2弾、「九州の駅弁」ランキング!の結果
「九州の駅弁ランキング!」には1,318名の応募があり、熊本県・鹿児島本線八代駅「鮎屋三代」が2年連続の一位を獲得しました。
(総合ランキング)
- 第1位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)※前年1位
- 第2位:鹿児島県・九州新幹線出水駅「えびめし」(800円)※前年3位
- 第3位:鹿児島県・肥薩線嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1,050円)※前年4位
- 第4位:熊本県・鹿児島本線熊本駅「たこ壺めし」(940円)※前年12位
- 第5位:福岡県・鹿児島本線折尾駅「大名道中駕籠」(945円)
- 第6位:大分県・竹瓦温泉「別府湾弁当「たみこの夢」」(1,000円)
- 第7位:佐賀県・長崎本線佐賀駅「佐賀名産ちらし寿司」(1,050円)※前年2位
- 第8位:熊本県・肥薩線人吉駅「栗めし」(890円)※前年7位
- 第9位:福岡県・鹿児島本線大牟田駅「有明海の貝柱寿し」(800円)
- 第10位:宮崎県・日豊本線西都城駅前「かしわめし」(720円)※前年ランク外
- 第11位:鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「黒ぶためし」(1,000円)※前年13位
- 第12位:佐賀県・鹿児島本線鳥栖駅「長崎街道焼麦弁当」(850円)※前年11位
- 第13位:福岡県・鹿児島本線久留米駅「香草物語」(850円)※前年5位
- 第14位:福岡県・鹿児島本線博多駅「つばめ弁当」(1,000円)
- 第15位:大分県・日豊本線大分駅「豊後さば寿司」(1,300円)
(味部門ランキング)
- 第1位:鹿児島県・九州新幹線出水駅「えびめし」(800円)
- 第2位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
- 第3位:宮崎県・日豊本線西都城駅前「かしわめし」(720円)
- 第4位:福岡県・鹿児島本線折尾駅「かしわめしおりお」(945円)
- 第5位:大分県・竹瓦温泉「別府湾弁当「たみこの夢」」(1,000円)
(こだわり部門ランキング)
- 第1位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
- 第2位:鹿児島県・肥薩線嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1,050円)
- 第3位:鹿児島県・鹿児島本線鹿児島中央駅「黒ぶためし」(1,000円)
- 第4位:宮崎県・日豊本線西都城駅前「かしわめし」(720円)
- 第5位:福岡県・鹿児島本線大牟田駅「有明海の貝柱寿し」(800円)
(見た目部門ランキング)
- 第1位:鹿児島県・九州新幹線出水駅「えびめし」(800円)
- 第2位:福岡県・鹿児島本線折尾駅「大名道中駕籠」(945円)
- 第3位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
- 第4位:福岡県・鹿児島本線久留米駅「香草物語」(850円)
- 第5位:鹿児島県・肥薩線嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1,050円)
(パッケージ部門ランキング)
- 第1位:熊本県・鹿児島本線熊本駅「たこ壺めし」(940円)
- 第2位:鹿児島県・肥薩線嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1,050円)
- 第3位:福岡県・鹿児島本線折尾駅「大名道中駕籠」(945円)
- 第4位:熊本県・肥薩線人吉駅「栗めし」(890円)
- 第5位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
(価格部門ランキング)
- 第1位:鹿児島県・九州新幹線出水駅「えびめし」(800円)
- 第2位:福岡県・鹿児島本線大牟田駅「有明海の貝柱寿し」(800円)
- 第3位:大分県・竹瓦温泉「別府湾弁当「たみこの夢」」(1,000円)
- 第4位:熊本県・九州新幹線新八代駅「鮎屋三代」(1,050円)
- 第5位:福岡県・鹿児島本線久留米駅「香草物語」(850円)
第2弾、「九州の駅弁」ランキング!の感想
今回初実施のシールラリーを中心に、当館の談話室(掲示板)では下記に挙げる問題点が報告されました。人気投票への応募者数が約千通も減少したことも気になります。ただ、このようなJRによる公式な駅弁キャンペーンが1回だけで終わらなかったことについては、評価すべきであると思います。
- 明らかに駅弁と呼べない商品が対象となっている。竹瓦温泉「別府湾弁当「たみこの夢」」は、購入2日前までにJR九州の駅の窓口で引換券を買い、購入当日は10〜14時に駅徒歩10分の観光施設へ行かなければ入手できない。しかも年末年始と月曜日は購入不可。
- 対象駅弁のうち1種は、駅での販売実態がないうえに予約購入も不可能で、しかし博多駅「九州駅弁スタジアム」や遠隔地を含めた駅弁催事で、堂々とその駅の駅弁を名乗って販売されている。
- 対象駅弁のうち1種は、キャンペーン期間中に発売を中止した。したがって、会期中盤や後半からのラリー挑戦者は「全制覇賞」が達成できなかったと思われる。なお、駅弁屋への予約電話で販売を強く求めた人には売った模様。
- 対象駅弁のうち要予約の1種は、5個以上での注文を要した。キャンペーン期間中に1個からでも予約可能へ改善された。
- 対象駅弁のうち1種は、公式サイトやチラシで要予約と案内しないまま、予約限定販売を実施していた。したがって、チラシに記された特急列車車内販売での取り扱いも、実際にはなかったと思われる。
- 対象駅弁のうち少なくとも5種は、公式サイトやチラシに紹介のないまま、キャンペーン期間中である年末年始に発売を休止した。これは例年どおりの措置である模様。
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